イルベロWii
タイトル概要
中央値: 57 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 0 難易度 3.00 mk2レビュー数 1ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: UMBRA レビュー日: 2008-11-15
アーケードSTGゲーム「イルベロ(イルマティック・エンベロープ)」の移植作。
過去3作品のマイルSTGのサブウェポン、ソードは敵に近接して斬りまくるという使い道でしたが、
今作ではドール(オプションのようなもの)がサブウェポンになり
自機から切り離して単独でショットを撃つ・敵に重ねてショットを撃ち込む、
ドールでシールドの撃ち返し弾を放ち敵を殲滅、といった新たな攻略法が生まれました。
この辺りの新要素はGJと思います。
被弾→復帰に時間がかかるようになったのはもどかしいですが(苦笑)
前作品「カラスWii」では、おまけとしてカオスフィールド・ラジルギの素移植(隠し要素)と
3作のサウンドテストが収録されていましたが、
今作品では初心者向けに調整したイージーモードと上級者向けのハードモード、
隠し面のみで構成されたスペシャルモードがWii版のおまけとなります。
移植度としては、一部の移植ミス以外特にアーケード版と違いは感じられませんでした。
強いて言えば一部のシーンで処理落ちが軽減されていると感じることでしょうか。
隠し面から抜けるときやボス撃破時が最も分かりやすいですね。
ステージ間のロードはカラスWiiより若干長めで、
青鍵ステージでは面が切り替わるときにほんのわずか読み込みが入りますが
特に気になるレベルではありません。
そして移植ミスというのは、
・バッドエンド時に流れる効果音(「ボヨヨーン」という感じのコミカルな音)
・真ボス戦に入る前の演出による効果音(「ピーピーピーピー」と鳴る警告音)
この2つが逆になってしまっているところです。
ともに画と音が合っていないものになってしまい、
後者は、いよいよ真ボスという雰囲気ぶち壊しなため特に残念です。
……これだけであれば☆4つなんですがこのWii版イルベロ、かなり痛いミスがあります。
それは、キーコンフィグでA・B・C・X・Y・Zボタン以外の設定ができない、ということ。
Wiiリモコン+ヌンチャクの場合はリモコン側にショット・ドール操作を、
ヌンチャク側にメガロファズ(ボムにあたるもの)を割り当てるといったことが可能ですが
正直アナログスティックでの操作は、2DSTGではかなり厳しいところだと思います。
GCコントローラーの場合、Zボタンは変更可能なのでそれにメガロファズを割り当てることは可能ですが、
やはりこれもコントローラーそのものがネックになるため操作性は今ひとつでしょう。
クラシックコントローラーは、前述の仕様によりa・b・x・yの4ボタンで操作を行うことになり
緊急回避として人差し指にメガロファズを、といった設定ができなくなりました。
このような残念な仕様によりほぼスティック必須となるでしょう。
GCのソウルキャリバーIIスティックは問題なく使用できましたが、
Wii用として発売されているスティックだとクラコン扱いになるかと思われるため、
a・b・x・yのどれか3つが上に並んでいないと
どのみちアーケードと同じボタン配置にはできないかもしれません。
見た目や世界観は人を選ぶかもしれませんが、中々よくできたSTGなだけに実に惜しい。
次回作も期待しているから移植が決まった暁は頼むぞマイルストーン!
過去3作品のマイルSTGのサブウェポン、ソードは敵に近接して斬りまくるという使い道でしたが、
今作ではドール(オプションのようなもの)がサブウェポンになり
自機から切り離して単独でショットを撃つ・敵に重ねてショットを撃ち込む、
ドールでシールドの撃ち返し弾を放ち敵を殲滅、といった新たな攻略法が生まれました。
この辺りの新要素はGJと思います。
被弾→復帰に時間がかかるようになったのはもどかしいですが(苦笑)
前作品「カラスWii」では、おまけとしてカオスフィールド・ラジルギの素移植(隠し要素)と
3作のサウンドテストが収録されていましたが、
今作品では初心者向けに調整したイージーモードと上級者向けのハードモード、
隠し面のみで構成されたスペシャルモードがWii版のおまけとなります。
移植度としては、一部の移植ミス以外特にアーケード版と違いは感じられませんでした。
強いて言えば一部のシーンで処理落ちが軽減されていると感じることでしょうか。
隠し面から抜けるときやボス撃破時が最も分かりやすいですね。
ステージ間のロードはカラスWiiより若干長めで、
青鍵ステージでは面が切り替わるときにほんのわずか読み込みが入りますが
特に気になるレベルではありません。
そして移植ミスというのは、
・バッドエンド時に流れる効果音(「ボヨヨーン」という感じのコミカルな音)
・真ボス戦に入る前の演出による効果音(「ピーピーピーピー」と鳴る警告音)
この2つが逆になってしまっているところです。
ともに画と音が合っていないものになってしまい、
後者は、いよいよ真ボスという雰囲気ぶち壊しなため特に残念です。
……これだけであれば☆4つなんですがこのWii版イルベロ、かなり痛いミスがあります。
それは、キーコンフィグでA・B・C・X・Y・Zボタン以外の設定ができない、ということ。
Wiiリモコン+ヌンチャクの場合はリモコン側にショット・ドール操作を、
ヌンチャク側にメガロファズ(ボムにあたるもの)を割り当てるといったことが可能ですが
正直アナログスティックでの操作は、2DSTGではかなり厳しいところだと思います。
GCコントローラーの場合、Zボタンは変更可能なのでそれにメガロファズを割り当てることは可能ですが、
やはりこれもコントローラーそのものがネックになるため操作性は今ひとつでしょう。
クラシックコントローラーは、前述の仕様によりa・b・x・yの4ボタンで操作を行うことになり
緊急回避として人差し指にメガロファズを、といった設定ができなくなりました。
このような残念な仕様によりほぼスティック必須となるでしょう。
GCのソウルキャリバーIIスティックは問題なく使用できましたが、
Wii用として発売されているスティックだとクラコン扱いになるかと思われるため、
a・b・x・yのどれか3つが上に並んでいないと
どのみちアーケードと同じボタン配置にはできないかもしれません。
見た目や世界観は人を選ぶかもしれませんが、中々よくできたSTGなだけに実に惜しい。
次回作も期待しているから移植が決まった暁は頼むぞマイルストーン!
アクセスランキング
-
ウイニングイレブン プレーメーカー2009
スポーツ(サッカー) / 1〜4人用 クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2009-05-14
-
大乱闘スマッシュブラザーズX
アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2008-01-31
-
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応
■価格:6800
■発売日:2006-12-02
-
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
響き合う心を信じるRPG / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-26
-
モンスターハンター3(トライ)
ハンティングアクション / 1〜2人用
■価格:7340
■発売日:2009-08-01
-
マリオカートWii
アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応
■価格:5800
■発売日:2008-04-10
-
ファイアーエムブレム 暁の女神
ロールプレイングシミュレーション / 1人用 クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2007-02-22
-
不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
ダンジョンRPG / 1人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-05
-
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
体感アクションRPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2007-07-12
-
バイオハザード4 Wii edition
サバイバルホラー / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:5040
■発売日:2007-05-31
GOOD!
・アーケードの移植度。それなりに良好で安心してプレイできることが出来ます。
・オプションドールを駆使した攻略。ありそうで無かったプレイ感覚で、ドールを手足のように使えるようになると攻防が非常に楽しくなります。
・追加難易度の充実。オリジナル版の他にイージー版とハード版があり、イージーは高火力による爽快感を手軽に楽しむことができ、ハードは歯ごたえのある弾幕で挑むことが出来ます。
・カッコイイBGM。繰り返し聞いても聞き飽きないテクノサウンドで、異様とも思えるゲームの雰囲気に対して違和感を感じさせません。
BAD/REQUEST
・ボリューム不足。追加モード、スペシャルモードは原型のアーケード版から抜粋、アレンジしたものなので目新しさややりこみ要素は殆どありません。またサウンドモードが無く非常に勿体無いと感じました。
・ステージ間におけるロード時間の長さ。慣れてしまえば問題ないですが、アーケード版と比較するとやはり長さが目立ちます。(ただし、アーケードでは一瞬しか見ることが出来なかったステージ間のカットインを長く見ることができるので、悪いだけとはいえません。)
・キーコンフィングの幅の狭さ。クラシックコントローラーとヌンチャクでプレイしたが、各コントローラーを変えるたびに設定する必要がある。また、設定多能なボタンも少ない。
・メッセージが見づらい。縦画面なら問題ないかもしれませんが、家庭用のテレビの大半が横画面の中、メッセージの見辛さは不親切といわざるを得ません。メッセージの拡大機能等があれば大きく改善されると思います。
COMMENT
アーケードでプレイしたこともあり、購入しました。
「移植作」としては及第点、しかしおまけを含めた「家庭用」となるとボリュームの低さと不親切さが目立ってしまいます。
しかし、このゲームのキモは「成長と謎解き」なので何度も挑んで効率的なレベルアップとキーアイテム取得の攻略法を組み立てる意味では家庭用向けのSTGともいえます。
マイルストーンシューティング全体に言える事なのですが、グラフィックと演出はよく言えば「ポップかつ斬新」悪く言えば「異様かつ意味不明」といえます。そういった面では好みが分かれるSTGですので、動画などで雰囲気を見ることを薦めます。