F1 2009
タイトル概要
中央値: - Amazon点数: 3.0
スコアーボード
標準偏差 0 難易度 - mk2レビュー数 0Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2017-06-30アクセスランキング
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ウイニングイレブン プレーメーカー2009
スポーツ(サッカー) / 1〜4人用 クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2009-05-14
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大乱闘スマッシュブラザーズX
アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2008-01-31
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ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応
■価格:6800
■発売日:2006-12-02
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モンスターハンター3(トライ)
ハンティングアクション / 1〜2人用
■価格:7340
■発売日:2009-08-01
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テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
響き合う心を信じるRPG / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-26
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マリオカートWii
アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応
■価格:5800
■発売日:2008-04-10
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ファイアーエムブレム 暁の女神
ロールプレイングシミュレーション / 1人用 クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2007-02-22
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不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
ダンジョンRPG / 1人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-05
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ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
体感アクションRPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2007-07-12
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バイオハザード4 Wii edition
サバイバルホラー / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:5040
■発売日:2007-05-31
レース中の給油が可能だった最後のF1シーズンを基にしたゲーム。しかし、その出来栄えはお世辞にも良いとは言えないものだった。
まずF1で重量なピットストップ中の作業時間がやたらと遅く、リアルでは8秒~9秒で終えるピットストップが、11秒・12秒かかることはざらにあり、更に理解できないのは、給油ホースを抜いてピット作業が終わったにも関わらず、ピット作業と一緒にストップ&ゴーペナルティでもやってんのか?と言いたいぐらいロリポップが上がるまで時間がかかる。(3秒~4秒ぐらいの余計なストップが強いられる。しかも毎回)
そのくせ、ストップ&ゴーペナルティは正確な時間でロリポップが上がるという謎仕様。
次に、プレイヤーが操縦した場合どこのチームのマシンを駆ろうが、各チームの性能差が全く発生しておらず、プレイヤーがこの年のコンストラクターズチャンピオンだったブラウンGPを駆ろうが、コンストラクターズ9位のフォースインディアを駆ろうが、ほぼ同タイムで走行することが可能であった。また、実際にはフェラーリ・マクラーレン・BMWザウバー・ルノーしか搭載していなかったKERSが、全車に標準搭載されており、実際のシーズンのマシン成績を反映した上で制作したとはとても思えない仕様となっている。
これに関連して、Q3に進出した場合、セッション開始前に、決勝で走る際に最初に搭載する燃料量及びピット戦略を決めることになるのだが、Q3進出者はQ3で出した最速タイム時のタイヤを装着し、決勝をスタートすることが実際のシーズンでは義務付けられてる。
・・・が、予選でソフトタイヤを使用してタイムを出した場合でも決勝をハード側のタイヤでスタートすることができるようになっており、レギュレーションの反映も完全に行うことができていない。
また、AIがあまりにもおバカであり、その最たる例が、ハンガリーを実際の周回数で走らせていた時に、フロントタイヤが両輪とも摩耗しきって完全に逝ってしまい、ピットレーン速度どころか徐行運転レベルの速度しか、出すことができないほどの低速でしか走れない自車を、AI車は全く抜こうとすらせず、気が付けば、連休中の大渋滞のような渋滞が、自車の後ろで発生していた。勿論、AIが他のAIを抜こうとすらしないのは言うまでもなく、自車がのろのろとピットレーンにたどり着くまでこの渋滞は続いた。因みにこれはAIのレベルが最も高いモードで起きた話である。(余談だが、ピットレーンの自動操縦モードに切り替わった瞬間、自車の速度がピットレーン速度の上限まで達していた。)
更に、リタイア条件が自車、AI共に突然発生するエンジンの破損か、黒旗による失格の二つしか存在せず、クラッシュによるリタイアは絶対に発生しない。極端な例を出せば壁に接触してフロントタイヤのサスペンションが折れようが、リアウイングが破損しようが、エンジンから煙が上がるほど損傷してパフォーマンスが大幅に落ちようがリタイヤすることはない。(因みにフロントサスペンションが折れた場合、ピットに入るだけでサスペンションが元に戻る。おそらくプログラム上ではサスペンションの破損=タイヤが完全に摩耗しきってしまった状態になっているのだろう)
そして御多忙に漏れずバグも複数種存在するのを確認した。
①予選時にAI車がある特定のセクターを絶対にありえないタイムで通過するバグが発生した。状況としては、メルボルンの予選Q3でAIのある1台が、セクター3を5秒台で通過したことになっており、どのようなテクニックをもってしても絶対にそのタイムを上回ることができず、そのAIがポールポジションを獲得する結果となった。
➁鈴鹿とインテルラゴスにおいて、ピットストップをするつもりだったであろうAI車が、何らかの理由でピットエントリーすることができなかったのか、ウォールに引っかかった状態に陥っているのを複数回目撃。
先述の問題点も含めて推定すると、このゲームではよほどのことが起きない限り、AIは列車の軌道のように決まった走行ラインでしか走ることができないようになっているようだ。
➂これが最も致命的なバグ、グラベルをある一定以上の速度で走り続けると突然フリーズしてしまう現象が複数回発生した。
しかも厄介なことにWii本体をフリーズさせてしまうようで、こうなってしまってはWii本体の電源を落とすしか対処方法はない。(他のゲームではこのようなことは一切起きていないことからソフト側の問題であることはほぼ間違いない。)
問題点ばかりのこのゲームであるが、評価できる点はあり、Wiiハンドルを使うことでまるで本当に自分がステアリングを切ってマシンを操っている感覚が覚えられる、任天堂のハードで発売されたF1関係のゲームでは唯一の作品であること。wiiでマリオカートのようなパーティー系のレースゲームではなく、それなりに本格的なレースゲームがやりたい方にはいいかもしれない。
・・・ただし、これをやるならPS4の最新のF1ゲームをやったほうがいいとは思うが