ゴールデンアイ 007
中央値: 65 Amazon点数: 3.5
スコアーボード
標準偏差 14.16 難易度 2.90 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
65pt
GOOD!
★最低難易度で一周した時点での感想です。
■FPSが少ないWii向けに発売された、完成度の高いFPS。
Wiiリモコン+ヌンチャク、Wiiザッパー、クラシックコントローラ、ゲームキューブコントローラと、対応しているコントローラも非常に多い。
クラシックコントローラの操作(デフォルト)では、ZLでサイト使用、ZRで攻撃となっているが、これはクラシックコントローラPRO向けであって、ZL、ZRボタンが小さい旧型のクラシックコントローラではやりにくい。しかし、ここも配慮され、Lでサイト使用、Rで攻撃という、旧型クラシックコントローラ向けの操作方法まで用意されている。
■【最初のステージだけは】64版に似た構造で、懐かしい。
■HPは自動で回復する方式だが、64版のようなHP制も、難易度:007クラシックとして用意されている。
■映画「ゴールデンアイ」にあったが、64版には無かったシーンがあったり、64版では映画と異なる表現がされていた箇所が、映画に近くなっている。
飛行機をバイクで追いかけ、乗り移るシーン、ヘリに閉じ込められるシーン、戦車で列車を脱線させる設定(64版では脱線させていない)、ゼニアが墜落するヘリに引っ張られていく設定(64版では銃撃戦で倒した)など。
■セントリーガンはハッキングして味方にできる
BAD/REQUEST
★64版のリメイクというより、映画自体のリメイクに近い。
マップはほとんど新規、スマートフォンの登場、ボンドがダニエル・クレイグ、終盤の舞台がキューバではなくなった・・・など多数の設定変更。それなのに、「世界で800万本以上をセールスしたFPSが復活!」というキャッチコピー。ゲームはとても良い出来なのだが、誤解の原因になる。
■敵に見つかったあとに、すぐ隠れても「気のせいか・・・」といった事がなく、必ず増援を要請される。
■007のあの音楽が使われている箇所が、公式サイトとスタッフロール位しか無かった。・・・なんで戦車面で使わなかったのだろう・・・。
COMMENT
私は以前、アクティビジョンが開発した海外版DS「GOLDENEYE 007」をプレイして、「面白いけど、これは同じ映画を題材にした、別のゲームだな」と思った事があったので、このWii版もあまり期待していませんでした。
このWii版もやはり、「同じ映画を題材にした別のゲーム」という感がかなりしましたが、完成度は非常に高く、楽しめるものでした。
64版を懐かしんでプレイできるのは、最初のダムだけで、後は映画「ゴールデンアイ」を今風にリメイクした雰囲気を楽しむ。という事になると思います。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2016-03-01アクセスランキング
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GOOD!
グラフィックが美しくなり、最近のFPSと比較しても遜色ないものとして生まれ変わっています。
それに伴い64版の頃よりも多様なアクションを求められるようになりますが、慣れれば華麗にアクション出来ます。
正直、声が出るようになってうれしいです。64版の頃は声なんてなかったので字を読むのが辛かった。
オンラインでのプレイを重視していますが、オフラインでも十分なプレイが可能。
持っていて損はしないFPS。というよりも、かゆいところにはだいたい届いているFPS。
しかし、詰めの甘さは否めない。(後述)
様々なルール設定ができるので長く遊べる。
原作のシナリオが面白いのでゴールデンアイ恒例のダム潜入シーンや戦車シーンやライバルとの対決シーンなどエキサイティングな展開が楽しい。
しゃがんでおとなしくしていれば回復したりとある程度リアリティのある設定もグッドです。
戦闘中に落ちている防弾チョッキを拾ったりと非現実的すぎてますからね。
BAD/REQUEST
キーコンフィグの不便さ
このゲームは非常に多彩なアクションが可能です。
それに求められるのは多くのボタンなどの入力方法。
ポインタで照準はグッドですが、リロード・近接攻撃やサイト使用・しゃがみなどどちらかを立てればどちらかが立たずという状況です。
それを自分で割り振り出来ればいいのですが、キーコンフィグはある一定の割り振りのスタイル以外は受け付けません。ザッパーを振ってリロード・ヌンチャクを振って近接等プレイスタイルを変えたいのに…出来ないみたいです。
これの解決方法は…慣れです。
ほかの方も書いていらっしゃるようですが、確かに見つかりやすいです。
潜入しづらいですが、敵のCPUも意外とお馬鹿で自分の後方10m近くにいる同僚が「ウッ」とか言って死んでしまったのにも気づかなかったりと…極端です。
アドバイスとしては監視カメラなどに気をつけながら(意外と見つかる)、ヘッドショットや無力化を駆使して華麗にキメてください。見つかるとひどい銃撃戦に見舞われますから。
後、特定のステージ(ゴールデンアイをアレする時)のクリア判定は微妙です。何故か結構苦戦しました。
また、オフラインでの対戦において使用できるウェポンが限られており、ほかの作品のようにマップ上に落ちているものを拾っていくことができません。倒した相手の武器と交換は可能です。
まぁ、キルされて復活した瞬間丸腰でまた即座にキルされるというのもつらいですが。
CPUが対戦に加えることができないのが残念です。ナイトファイヤではCPUが参加できましたが…
まぁ、64版にも参加できなかったし、正直ナイトファイヤみたいに壁にダッシュしまくるお馬鹿なCPUも萎えますが。
個人的に…金髪の007はイヤでした。…昔の濃い007が良かった。
COMMENT
FPSはかつてはパソコンなどでよく見かけるゲームでしたが、日本ではあまり親しまれないものでした。
普及しているゲームハードのボタン数の少ないなかで操作を割り振るのが困難であったからです。
PS/SS/N64などの世代になるとポリゴンを駆使した立体的な空間でのゲームを表現することが可能になり、N64のコントローラーを皮切りにアナログコントローラーなどが発売され、立体的な空間でのアクションに対応できるようになっていきましたが、N64版007は日本でFPSを広めた秀逸な作品です。
それは誰もが認める事実であるし、多くのユーザーを楽しませた実績はあります。
しかし、時代はそれより10年以上経過し、世界観やゲームハードの性能向上や技術の進歩によりそれに合うようにリメイクされてしまうのは仕方のないことかもしれません。
特に007自体が半世紀ほど前のスパイ小説が原作ですから、それをそのまま持って来られても、世界観や作品内のテクノロジーの低さで失笑されてしまうでしょうから、仕方がないでしょう。
それでも原作のストーリーを大まかに沿って、近年のFPSに劣らないような自由さと007らしさを追求した結果だと思います。
よくN64版007と比較する方がいらっしゃいますが、今プレイしてもきっと懐かしさはあっても、初めてプレイしていたころのような喜びは感じることができないでしょう。
当時はしゃがむ等のアクションもなければ物陰に隠れるということも難しく、荒いポリゴンの中を歩きまわり撃ち合うだけ。ダッシュも出来ませんでした。
当時、わくわくプレイしていた美しい記憶が美化して比較してしまっているのではないかと思います。
FPSとしてはオフライン・オンラインもあり、グラフィックもそこまで悪くなく、ストーリーも原作(小説や映画の大まかなもの)に沿ったものでもありますし、対戦ツールとしても問題ない出来です。
Wiiでヌンチャク・クラコンPRO・ザッパーでプレイしてみましたが、クラコンPROが一番無理の少ないボタン設定ですね。
ヌンチャク・ザッパー等はポインタ機能をはじめ、??ボタンや十字キー、果ては+−ボタンなどもフルに使わなくてはならないので結構大変です。なれれば問題ないですが。
対戦もたくさんのルール設定などができるので共にプレイする仲間が多い方は買って損はないと思います。
最近の技術を駆使してプレイの幅が広がった新しいゴールデンアイをお楽しみください。