零 〜月蝕の仮面〜
中央値: 75 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 11.1 難易度 2.12 mk2レビュー数 41ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
69pt
GOOD!
過去作品も全部やりこんだ零マニアです。
・ハイレベルのグラフィックと臨場感あふれる音楽は文句のつけようがありません。過去の記載物から真実を考察していくというシナリオの進め方も健在で、何よりシナリオも洗練されているのでやりがいも十分です。
・難易度Nomalは新規ユーザーにも古参ユーザーにもちょうどいいレベルだと思います。
目的地は十分な(ちょっとあからさますぎな気もするけど)ヒントが出るのでほとんど一直線に進むことが出来ます。また、前作(刺青の聲)のラスボスは鬼のように強く何度も何度もやり直しているうちに緊張感が切れてイベントに対する熱も冷めてしまった、という人も多いでしょうが、そこらへんも改善されています。
・個人的に一番気に入ってるのが、ストーリーが章ごとにわけられていることです。
前作でも何らかの形で章分けはされていたのですが、今作では一つの章が終わってから次の章に移行するまでの間にセーブをさせてもらえるうえに、章の始まりで前回のあらすじも表示してくれます。このおかげでやりすぎることもなく連続ドラマの様に少しずつ進めていくことが出来ます。面白いゲームや小説は一気に進めてしまいがちなだけでにこの気遣いは嬉しいです。
BAD/REQUEST
・細い廊下で鬼灯人形(各部屋のどこかに隠されている被写体)を探すときの操作性に若干イライラする。
(以下は零シリーズ経験者にのみ感じるであろう欠点。新規さんは読み飛ばしOKです。)
・序盤の演出が残念。零シリーズといえばあとから来るじわじわ感じる恐怖演出が魅力だったのに、いわゆるびっくり系(オバケ屋敷でワッ!と驚かしてくるような)の演出が多い。確かにびっくりはしましたけど、恐怖を売りにしていると考えたらちょっとシラケます。終盤になると零シリーズらしい演出も増えてくるのでここで過去作品との違和感を感じてもお気になさらずに。
・未プレイヤーの楽しみを奪ってしまうので詳しくは伏せますが、シナリオのメインテーマがあの過去作品の二番煎じなこと。もちろんアレンジはされていますが、同シリーズで同じテーマを二回もやるのはどうかと思います。
・強化レンズ使用時に画面が一時停止(=写真現像)すること。刺青の時はノンストップで爽快だっただけにここを退化させる理由がわかりません。
・過去作品ではフェイタルフレーム時に木材みたいなものををカン!カン!カン!と叩く演出があったんですけど、本作でこれが実装されていなかった知ったときはショックでした。あの演出はカットしちゃいけなかったと思います。
・美咲(主人公の一人)と三作目主人公がドッペルゲンガー状態。目でも髪でももう少し変える余地はあったと思う。
COMMENT
シナリオ的に前作とほとんど繋がりがないので零シリーズ初めての方でも楽しめます。
(ちなみに1作目2作目3作目はかなりストーリー的な繋がりが濃いので……)
過去作品経験者だけが感じる欠点を除けばほぼ完璧な出来だと思うし、過去作品経験者に薦めれないほど強い理由でもありません。
「Wiiでストーリーがいい作品は何?」と聞かれたらとりあえずこれですね。
ストーリーor演出重視のゲームがしたいなら買って損はしないと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: B レビュー日: 2016-02-23まだ2章初めぐらいしか遊んでいませんが面白いです
操作方法の変更はこれまでの作品をそこまでやりこんでいないせいか
全く違和感なく快適に遊んでいます
センサーとの距離のせいかたまに反応が鈍い時がありますが
結構バグが多いとのことですが、今では回避方法も調べた方々がネットで公開しているので気を付ければ何とかなるかと
個人的にはたまにある処理落ちが気になりました
この辺はWiiではなくuでやっているからなのかもしれませんが
Wiiというハードならではの要素も多数あるのでJホラー独特の精神的に来る恐怖感が好きな方にはお勧めします
ビックリ要素も多数ですけどね
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GOOD!
*零は全作品プレイ済み(EDも全て見ています)
音楽がとても良いです。何が良いかというと天野月子さんの曲は言うまでもなく、このゲームとマッチしていて素晴らしく、「月守の歌」のきれいだけど哀愁あるピアノの旋律がとても耳に残りました。ピアノで実際に弾きたくなったほどです。よくこんなきれいな曲が作れたな、と思いました。
楽譜があったら弾きたいと思った人もいるのでは??(ゲーム中ではこの曲に悩まされた人もいるかもしれませんが…)
舞台が良い。人がほとんどいない島で、しかも病院や館といったあまり行きたくない場所。
背景のグラフィックは大変きれいです。終盤の浜辺とかよかった。
零石灯は賛否両論分かれますが、月の光を利用するという新鮮さが良かった。
ストーリー自体は過去の作品と似ているところがあってまずまずなのですが、EDが良かった。グラフィックが良いし、何よりとても切ないです。映画化しても悪くないでしょう。
でも、どちらかというとホラーよりサスペンスに近い感じがしました。
どこに行けばよいかわかりやすいので、ほとんど迷うことがない。
浮遊霊を撮影しやすくなった。
あと、長四郎の声、渋くて良いですね。
BAD/REQUEST
女性キャラの見分けがつかない。似たような顔、似たような髪型…。個性がなさすぎる。しかも、80年代の設定なのにあの洋服はないでしょう。世界観がまるでなし。
処理落ち。ひどすぎです。イライラしました。
ロードする度にディスクがひどくガコンガコンいってるし、そうでなくてもプレイ中のディスクの回転する音がでかくて気になります。Wiiで出したのには無理があったのでは??
マップやアイテムメニューなどを閉じたあと、プレイ画面に戻る遅さにもイライラ。
あと、走るのが遅いのにも疲れました。怨霊が迫ってるのになんであんなにチンタラ走ってるの??
アイテム拾うのも面倒くさいし…
自分にとって一番期待を裏切られたのが、登場人物、殊に朔夜に感情移入できない。霧絵のような悲壮感がないのでガッカリしました。
零はやっぱり人物関係や背景が大事なゲームなんだなと思わせられました。
長四郎のときは戦闘霊がウヨウヨ出すぎて、何かバイオみたいでした…
COMMENT
零シリーズをやりつくしているせいか、怖くなかったです。(「見たのか!?」にはビックリしましたが。)
霊が綺麗すぎて不気味さがなかったです。一番最初の零に出てきた目をつぶされた女や首を吊った女といった不気味な霊はもう出てこないのでしょうか。
難易度もこれまでの零に比べると簡単です。簡単だと思う人は、TVの画面設定を暗くしてみると難易度が上がります。(アイテム拾えない、敵が見えない・・・)
酷評が続きましたが、「月」という神秘的なものがテーマになっているところは気に入っています。少なくとも前回の零よりは世界観も良いし、面白いです。
*ピアノを弾くイベントですが、上手くいかない場合はセンサーバーの位置を変えたり、TVの距離の取り方を工夫したり、立ってリモコンを向けたりして試行錯誤しているとコツが掴めますよ。