428 〜封鎖された渋谷で〜
中央値: 83 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 14.76 難易度 2.04 mk2レビュー数 80ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
95pt
GOOD!
【音楽】
次回予告の曲、各キャラクターのメインテーマが良かった。
また、緊張感のある場面やコメディシーンの場面にも合う曲が流れていた。
【熱中度】
午前まではそれほどでもないのだが、午後(特に15:00以降)は目が離せない展開になって行く。
1時間毎に挟まれる次回予告や、主人公達以外のキャラの活躍に読み進める手が止まらなくなってしまった。
【満足感】
マルチエンディングではないサウンドノベルは、一度クリアしてしまえばストーリー的にはもう終わりである。
実際に私も20時間未満でクリア出来たのだが、満足感・達成感は半端なかった。
この20時間のために定価分払った価値はあった。
【快適さ】
リモコン一つで寝転がりながら読めるというのは、これほどまでに快適だったのか。
一度Wiiでサウンドノベルを体験してしまうと、少なくとも他機種でのコントローラを握ったプレイをしたいとは思わなくなる。
サウンドノベルと非常に相性の良い操作方法であった。
BAD/REQUEST
【TIPS】
TIPSは街からあった要素だが、本作ではTIPSの内容が真面目なものが多い。
また種類自体も少なく、少々物足りない要素となってしまっていた。
【ボーナスシナリオ2】
アニメ調のボーナスシナリオ。
本編とは打って変わって専門用語の多い文となり、好き嫌いが分かれると思われる。
【隠し要素が分かり辛い】
一部の隠し要素を出すのに、攻略サイトを見ないでプレイしている人の殆どが分からないんじゃないかというものがある。
もう少し単純に出せるようにして欲しかった。
COMMENT
久々に終わらせるのが勿体無いとまで思った傑作。
マルチエンディングではないので、一度クリアしてしまえば本編は終わりなのだが、それでもサウンドノベル好きならきっと満足できると思う。
特に街が好きだった人には、是非ともプレイして貰いたい。
街のストーリーが別々の主人公達のそれぞれのストーリーだとすると、428は別々の主人公達が一本の結末に向かって協力して行く絆のストーリーである。
なので街の続編とは言い難いかも知れないが、システムや実写サウンドノベルの雰囲気は街ファンにはきっと合うことだろう。
Amazonレビュー
レビュー者: pikachuu2 レビュー日: 2008-12-04アクセスランキング
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GOOD!
オリジナリティ:街の続編的な位置づけなので4点にしました。しかしそのシステムは独特。一度味わうと、「こういうカンジのアドベンチャーないの!?」と探したくなるくらい。でも残念、こういうザッピング系は「街」とこの「428」だけなんですねー。
グラフィック:すごく雰囲気があるスチールがカッコイイ。ついでにこれ関係ないけど役者さんたちがカッコイイ&かわいい!これは大事ですね。実写系は。
音楽:ぴったりと画面とフィットしていました。特に大沢編は画面も独特で、それに付随して音楽もすごく耳に残ります。泣かせる所はしんみり系。ついつい泣いてしまうくらい。
熱中度:これはヤバイ。気づいたら朝になっているくらい。早く次が早く次が、となって、終わってしまえば「もう少しじっくりやっとけばなー」というジレンマが発生します。
満足感:プレイ時間=満足度ではないということを証明してます。確かにもっとボリューム、最低でも30時間は、という人もいるかも知れませんが、シナリオとしてもこれ以上は間延びになってしまいますし、そんなことを気にもさせない充実した20時間。恐れ入ります。
快適さ:フローチャートの効果もあって快適そのもの。「街」に慣れている人(特にSS体験者)にとっては少し物足りなささえ感じるくらいのコンビニエンス。
BAD/REQUEST
ボリューム:満足感の所と矛盾するかも知れませんが…もっと「428」の世界を満喫したかった!今回は「街」と違い、一つの事件を中心に人物全員が動いていくことになるので、バラエティの豊富さがあまりなかった。一つぐらい、まったく関係のないシナリオが紛れ込んでいてもそれはそれで面白いのでは?まあ贅沢な悩みです。
ボーナスシナリオ:というか、シナリオ1は我孫子武丸じゃなくてもいいのでは?ってくらい先が読めるストーリーで正直がっかり。我孫子さんといえば、ミステリー、推理系を期待しちゃうのが往年のファンの心理じゃないですか?それがまったくなかった。残念。シナリオ2は、んー、私は初めて出会う奈須さんの文章。独特な文体は作者本人のスタイルなのか、主人公の能力上そういう描写にしているのか判断に迷うところでしたが、別に批判されるほどのものでもないような気がします。ただ、「428」のシナリオである以上は渋谷と絡めていただきたかった。ボーナスシナリオは二つとも、悪い言葉で言うと「期待はずれ」でした。まあボーナス、なんで期待する方が筋違いなのかも知れませんが…
COMMENT
とにかくおすすめの一本です。今年は私と相性のいいソフトが発売されまくりましてホント幸せでござんした。その締めくくりにふさわしい一本になりました。アドベンチャーやらサウンドノベルやらやり尽くした人もやったことのない人も、とりあえずやるべし!買う金がなければ借りてでもやるべし!それくらいの価値はありますよ。40点満点をたたき出したときは、「なんかやな予感がするなー」と不安になりましたが、確かにその評価に違わぬ出来。これをやると、無性に渋谷に行きたくなります(そういう宣伝ゲームではない)。もう言葉では説明しづらいゲームなので、とりあえず触れてみてくださいな、ゼヒゼヒ!