アークライズ ファンタジア
中央値: 75 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 5pt | 1pt | 1pt | 4pt | 5pt |
49pt
GOOD!
・ロード時間の短さ
マップ切り換えも、セーブも気にならないほど快適です。
・アームフォース(武器の性能をカスタマイズ)
攻撃力UPなど、戦闘を有利にする要素を
テトリスのようなピースで組み立てていきます。
戦略がいろいろ練れてます。
・戦闘のテンポ
無駄なラグがなくサクサクと進みます。キャラの掛け合いボイスも沢山あって面白いです。
オート戦闘もあり、オート内でも魔法中心とかたたかう中心とか切り替えられます。
レベル上げには最適です。
・音楽
良い意味で耳に残るBGMが結構あります。町ごとにBGMも違うので、
それぞれの雰囲気が味わえます。
・グラフィック
背景もキャラもなかなかキレイなグラフィックで見てて癒されます。
戦闘でよく動くのですがブレないところが良いです。
・キャラ、声優
キャラものが好きな人はオススメです。声優も有名な人を起用しています。
仲間キャラクターが芯があって、感情移入しやすいです。
主人公はカッコよく(チートキャラというわけでもなく、無難に主人公していますｗ)
ヒロインは可愛く、それでいて健気に立っているので、テンプレではありますが、
万人受けすると思います。もちろん腋を固めるキャラもしっかり作られています。
フルではないですが、ほとんどのイベントに声が入っています。
パーティートーク(テイルズでいうスキット)もあるので、
骨休めに聞くと楽しいです。
BAD/REQUEST
・難易度調整がない
最近のゲームは難易度調整がよくあったのですが、これはないです。
下に書きましたが、特にボス戦が難しいので、ゲーム開始時に難易度選択がほしかったです。
・ボス戦
とにかくボスが強い…いや、これは強い弱いという次元ではなく…、
ゲームバランスが悪いといった方がいいかも。
まず、ほとんどのボスが無駄にHPが高い、攻撃回数が多い。
おおまかなボス戦の流れとして普通に攻撃する→必殺技がくる→防御する→回復する
この防御→回復を仲間達で頻繁にやらなきゃいけないのが非常にめんどくさいです。
かなり押したかと思ったらまだ半分しかHP減ってなくて間延びします。
ドラクエやFFのような王道をやってると、始めのうちに戸惑います。
相手の行動回数の多さがなかなか把握できません。
画面に行動順や行動マーク(魔法とか攻撃とか)がでるので、
慣れていくと、戦略が練れるので、慣れていくしかありません。
まぁボス戦前にセーブポイントが設けられているので、すぐにやり直しがききますが。
ちなみにリトライはありません。
・シナリオ
序盤・中盤は満足。終盤が残念。
序盤は世界観とか主人公・ヒロインのボーイミーツガール感があり、
すんなりと物語の世界に入れると思います。
中盤もキャラクターがほどよい加減で加入していき、
作品世界の現状やみんなの置かれた立場が徐々に明らかにされていく所も
「はやく続きがやりたい!」という気持ちにさせてくれます。
・・・しかし、中盤から終盤への流れがグダグダすぎます。
なるべくネタバレをおさえて書きますが、
とあるキャラが突然裏切る→主人公にチート能力で立ちはだかる→目的を見失う
そのキャラがまた始め良いキャラだけあって実に惜しいです。
しかも敵に成り上がったら、やることなすこと小物すぎます。
主人公の行く所にしゃしゃり出て邪魔ばっかりします。
しかも、こちらが苦労して開拓したルートを「ごくろうさん」と言わんばかりに
突然出てきて先を行きます。例えるならバイキン○ンレベルの小物さ。
それを取り巻く敵の仲間も小物すぎる。
終盤になってその敵に聞くんですよ「何で俺たちの前に立ちはだかるんだ」
「自分でもわからない」「意地でやってるんじゃないのか?」「そうかもしれない…」
この流れの会話を聞いたときもう失望しました。
こっち(プレイヤー)は一体何の為に冒険してるか疑いたくなってきました。
ただし、小物小物言ってますが、もちろんその敵も無駄にHPが高いです。
・・・脱線しますが、このゲームにはログレスという召喚獣みたいなものがあります。
1召喚獣は各当地の精霊みたいなもので、厳格な契約、もしくは長い戦闘をして
ようやく手に入るものなのです。
で、その裏切った主犯格が最後の最後に
「ゴメン、今までの召喚獣、全部返すよ!」って
あっさり主人公に渡します。もちろん主人公の持ち物ではないのですが。
その表現の仕方もさっと手渡しで行われるので、プレイしてて思わず
「ポケ○ンかよ!」ってつっこんでしまいました。
いまでのログレス(召喚獣)の厳格さやありがたみがそれで台無しです。
あと、その前に裏切ったもう一方の奴と戦闘になるのですが、
2，3回戦います。これが実にいやらしい攻撃をしてくるので面倒臭いです。
同じ戦闘をするなら、新しいボスを入れた方がモチベーションが上がると
自分は思うのですが、何でこういう仕様にしたのかさっぱりわかりません…。
このようなグダグダなストーリー＆ボス戦のせいで、
終盤は惰性でプレイしていました。おもに次にやるゲーム何にしようとか考えながら…。
COMMENT
クラシックコントローラー プレイ時間80時間
まず自分が言いたいのは、何でこのゲームが
「みんなのオススメセレクション」なのかが分かりません。
自分は友達には絶対おすすめしません。
仮にやってる友達がいたとしたら、
「悪い事は言わない…中盤でやめとけ」といいます。
システムもシナリオも中盤までは本当に評価します。
製作サイド・スタッフが変わったのか、〆切に追われたのか…そう疑ってしまうほど
中盤→終盤は残念な仕上がりになっています。
救済策ではないですが、
GOODにも書いたとおり、豪華声優のみなさん、戦闘のサクサク感(ザコ戦)は良いので、
暇つぶしに戦闘やろう→会話トーク面白い、これを楽しみたい人はやってみてはいかがでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者： riou レビュー日： 2009-07-15■ロード
時間がありえないくらい短い！ていうか、ほとんど無い。セーブですら2秒くらいで終わります。
■戦闘
雑魚敵は「お任せ」でもキチンと必殺技とか連携を組み合わせて手際よくやってくれるから、Lv上げがあんまり苦じゃないですね。のわりに、ボスとかはしっかり作戦立てないと勝てなかったりで、バランスがいいです。
戦闘での連携技なども、序盤の戦闘で一気に詰め込む感じではなく、少しずつ新しいことが出来るようになっていくので、理解しやすいし楽しい。少しずつバトルの幅が広がっていくことによって、バトルに対する飽きも来ないですし、考えながら戦闘出来るのはいいですね。
武器はカスタマイズして特殊効果を持たせるのですが、これが後半になるほど重要になってきます。カスタマイズを怠るとボス戦はツライ。ピースを集めて、いかに効果的な組み合わせを考えて戦闘に臨むか、というのも楽しいやり込み要素の一つです。
■グラフィック
グラフィックはwiiなのでxbox360やPS3に比べちゃうと粗いですけど、wiiの中で考えたらすごく綺麗。慣れれば愛着わきます。インターフェースも見やすいし、特に感心したのはキャラの表情かな。アニメ顔なのに、時々どきっとするくらい目の動きで感情表現したりして、人間味が感じられます。
■シナリオ
ストーリーは厚みがあって、ボリュームたっぷりです。王道を地で行ってるんですけど、テンポが良く、長く遊べるのにダラけないところが巧妙ですね。シリアスと明るい場面の配分も丁度いいです。
仲間だったキャラが敵になったり、敵キャラと共闘したり、やっぱり仲間になったり、ゲストキャラが入ったりとパーティメンバーが変則的に変わるせいか、意表を突いてくる演出もあって楽しめました。
■その他
気になった点を挙げるとしたら、ダンジョン内のカメラアングルをいじれないこと、ドレス変更してもポリゴンに反映されないことですかね。といっても、そんなに気にならないレベルなので、敢えて言うならの程度ですが。
音楽もいいし、イベントはフルボイスです。会話イベントもキャラ同士の関係性や繋がりが垣間見れて面白い。
ＲＰＧをよくやりますが、こんなに充実感を味わえたのは久しぶりです。最近のグラフィックばかり凝り過ぎてるＲＰＧやシナリオの薄いＲＰＧには物足りなさを感じていたので、王道をガツンとやってくれたのが逆に良かったのかな。RPG好きにはオススメです。
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GOOD!
戦闘システム
このゲームの面白さは最近のＪＲＰＧが失いつつあったボス戦の「恐怖」
徹底的な準備と対策がなければ勝てません
それを試行錯誤して実践する楽しみは
グラフィックやストーリー重視のＪＲＰＧでは味わえない
ストーリー
ダメ出しが多いですが終始次が気になる展開で
ゲームを進める原動力になります
伏線もしっかり回収して、しかも意外にシビアな物語のため
ご都合主義的な安易さがなく不快感はありませんでした
音楽
名曲はないですがＢＧＭとしては秀逸だと思います
単体で聞くほどではないですが
BAD/REQUEST
フィールド移動
街移動がとにかく面倒
しかも物語の進行上おつかいで何度もその移動を強要させられる
スキップがあればよかった
カメラワーク
シンボルエンカウントのこのゲームだが
カメラが操作できないため、極端にマップが見にくくなり
エンカウントすることが多々あった
これは時代遅れ
キャラ
キャラはそこそこ数がいるが
話し方、ジョークのパターンが非常にしつこく
所詮２次オタ向けに作っている（ないしは制作者のコミュニケーション能力不足）
というのがはっきりわかる
しゃべる量を減らすかもう少しマトモにしゃべるシーンを増やしてほしい
COMMENT
絵もキャラもテイルズをおとなしくしたような見た目で
いわゆるＪＲＰＧと思われがちだが
中身はメガテンもびっくりな硬派なバトルゲー
先が気になるストーリー、先に進むために戦う理不尽な強さのボス
これほどＲＰＧの王道を行くゲームも珍しい
シリーズものに倦怠感を感じたら
是非やってほしい名作です