Xenoblade(ゼノブレイド)

中央値: 90 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
94pt
GOOD!
・グラフィックス
美しさは解像度が問題じゃない。そう考えさせられるものがあります。フィールドの作り込みがハンパ無く、まるで風景画のように美しいのが特徴です。フィールドを歩きつつ、途中で止まってあたりを見渡してみる。そうするとさりげない場所が案外絶景ポイントなんてことがあります。新しいフィールドに着くと「まず一通り見てみるか」って思わせてくれました。
・音楽
後で振り返ってみると良い曲だった!と思わせるものが多い。つまりステージやイベントとうまく合っている。音楽が世界観やストーリーを際立たせている。そういうことでしょうね。最高の「ゲーム音楽」です。だから自分はサントラを買いたいと思ってますが、誰かに聞かせて「良い曲だろ?」なんて聞くようなことはできません。あたりまえですかね…
・熱中度
ハマりました。
特におもしろいのは戦闘です。戦闘時の操作は単純なのですが、スキルやアーツ(技)はなかなか多く技の特殊効果はとても細かいため最初は説明を読みませんでした。勝てない敵にぶち当たって初めてスキルとアーツについて考えました。戦略を練って勝てた時の気分は最高です(もちろんレベルをあげてごり押しでも勝てますので、難易度の調整は簡単です)。強い敵であるほど技を1つ変えただけで戦況がずいぶん変わりますから本当にいろいろと試しがいがあります。使用キャラを変えればまた戦術も難易度も変わってくるんで飽きません。
・満足度
プレーしてると自然と「嬉しい」「悲しい」「やばい」って思ってしまう。もうゼノブレイドの世界に自分が入り込んでしまっていたなって思います。先述したように、戦闘が面白いので2回目はレベルをあまり上げずにプレイをしています。
BAD/REQUEST
・サブクエスト
多い!かなり多い!そして単純作業のようなものも多い。一度引き受けたクエストはしっかりとクリアしないとスッキリしない人にとってはこなすのが苦痛になる場合もあると思います。所詮はサブだから、またやりたくなったらやるというスタンスがいいでしょう。
COMMENT
どこにでも、どこまでも自由に行ける。だからこそどっぷりと世界観に浸れるんでしょう。
実はゼノブレイドは7年ぶり?のゲームでした。今はwiiの別のRPGをやっているんですが、ちょっと物足りなさを感じてしまいますね。それだけゼノブレイドが作り込まれているってことだとおもいます。
Amazonレビュー
レビュー者: コローニャ レビュー日: 2017-01-20ネタバレはありませんが、どうしても長くなりました。
RPGに必要な要素ってなんでしょう?
広大な世界を巡る冒険? 胸躍る熱いストーリー? 物語を彩る美しいBGM?
魅力的な仲間たちとの絆? 手に汗握る戦闘? 思わずやっちゃうやり込み要素?
・・・ゼノブレイドは、全部ありまぁす!
はるか昔に滅んでしまった、超!巨大な巨神と機神が舞台です。
ここで実験。ちょっとその場に立ってみてください。右足を一歩、前に出しましょう。
そのまましゃがむように腰を落とします。はい!あなたは巨神になりました。
あなたの右太ももの上を、ノミが歩いています。それが主人公たちです!
いかがです?どれだけスケールが壮大か、おわかりでしょう。
主人公の目線になると、遠景には向かい合って立つ機神が、頭上にはその大剣が見えます。
切り立った崖や大きく隆起した地面など、高低差のある立体的な箱庭感が、実にすばらしいんです!
そんな広大なフィールドを、メインストーリーそっちのけで探索!
次はどんなところなんだろう?と、新しい場所に行くたびにワクワクです。
とりわけ落ちた腕ですとか、その最たるものでしょう!
指の先端から風景を見ていると、気の遠くなるような長い年月を感じさせてある種、感動すら覚えます。
フィールドはそれぞれ朝~昼~夜とリアルタイムで変化していますが、
昼と夜とでまったく違う雰囲気になる場所も存在します。
例えば夜のザトール、枯れた木々に光芒が一斉に灯った景色に、僕は一瞬で心を奪われました。
フィールドによっては夕焼けや、雷雨に浮かび上がる機神、幻想的な光芒を包む霧、
橋から望む大瀑布にかかる虹、金色の水晶にふぶく雪といった、ファンタスティックな光景も見られます。
とくにエルト海の流星雨!なんと美しいことでしょう。ぼんやり眺めて気が付いたら朝になっていました!
PS3等でフォトリアルなオープンワールドゲームもプレイしましたが、
ゼノブレイドは現実ではありえない、幻想的な世界を冒険することに、おもしろみがあるわけです。
巨神と機神が作り出す、圧倒的な世界観を。
僕もプレイ中、あちらの世界に行ってみたいと、何度も思いました。
SD解像度だからとか、今さら古いとか言って、プレイしないなんてもったいない!
あなたがRPG好きを自負するなら、ぜひプレイしておくべきです。すばらしい世界が待っています。
え?Wii持ってない?買いましょう! よかった、これで解決ですね。
RPG、特に和製のRPGといえば、ストーリーは非常に大きな要素だと思います。
わかりやすく一言でいいますと、週刊少年うんぬんの漫画のような、熱血ものです。
展開もわかりやすく、それでいて二転三転する物語に、興奮すること間違いなし!
固有名詞乱立でプレイヤーおいてけぼりや、クリアしても謎だらけで考察必至など野暮なことはありません。
ストーリーは監督とアニメ作家の共同執筆で、任天堂スタッフのアドバイスが入るという形が取られています。
また、イベントシーンはその漫画をアニメ化しました、といった感じで、演出が本当に熱い!
一番好きなシーンはやはり、ヴァラク雪山でのダンバンさんの対決と、その後の展開でしょうか。
曲と映像が完璧にシンクロする演出で、これはもう何度見ても飽きません!
ほかにも見どころがたくさんあり、僕は最後まで興奮が抑えられませんでした。
さらにキャラクターグラフィックはマンボ…いえ、ローポリゴンでもじゅうぶん表情豊か。
ストレートなセリフに声優さんのすばらしい熱演もあり、より一層感情移入できます。
テーマは旅立ち、そして巣立ち。古臭く感じるかもしれませんが、世代を超えて普遍的なものでしょう。
高校生や大学生など、親元を離れたり新しい環境へ独り立ちしていく若者向けと思います。
でもオッサンでも大丈夫!
冒険心をかき立てる広大なフィールド探索や、魅力的なキャラクターが織りなす熱いストーリーに、
まるで少年の心を取り戻したかのような、童心にかえった気持ちでプレイできます!
かくいう僕も、ドラゴンクエスト3やクロノトリガーを、
マップすげえ!ストーリーすげえ!音楽すげえ!とプレイしていた当時の自分に、確実に戻っていました。
実はこれが一番、嬉しかったことです。
もうひとつ、ゼノブレイドの大きな魅力に、BGMを挙げたいと思います!
ガウル平原では視界が開けるのと同時に高揚感のあるサウンドが、
燐光の地ザトールではコーラスの入った美しいメロディーが、
エルト海ではその広大な海を思わせるゆったりした曲が、などなど実にバラエティ豊か。
それぞれ昼、夜でも曲調が変わりますし、静かな曲や落ち着いた曲が多いのも個人的にはうれしい。
ギターなどの弦楽器や、ピアノがお好きでしたら、きっとお気に召すでしょう!
とくに帝都アグニラータのBGMは、音楽が感情を持ったかように、心に強く響いてきます。
バイオリンの音色が訴えるように胸に深く入り込んでくるといいましょうか、
ゲームのBGMでこんな気持ちになったのは初めてです。
作曲のみなさんは、RPGのお約束のようなサウンドを崩したかった、とのことです。
どうやら監督から相当なプレッシャーを受けたそうで、彼ら彼女らが本当に心血を注いだ曲だからこそ、
多くの人の心を惹きつけるのだと思います。
フイールドの端まで探索したり、いわゆる絶景スポットを探すのが楽しいのも、このBGMがあればこそ。
一方、戦闘シーンはエレキギターで大白熱&大熱戦です! 穏やかじゃないですね。
主人公のシュルクはお人よしの優等生タイプ、でも熱血漢。
いきなり強いわけではありません。当初の目的は幼なじみの仇討ちですから、それこそ人間らしい。
幾多の苦難の中、運命を変えようと前を向いて進んでいく姿に、多くの方が共感できるでしょう。
それに、仲間みんなに感情移入して、好きになったゲームもめずらしい!
ダンバンさんは格好いいし、カルナは頼れるし、メリアちゃんは凛々しいし。
リキは癒しだし、フィオルンは一途だし、ラインはワイルドダウンだし。
ところで、操作キャラを変えられるのが非常にうれしいところです!
操作キャラを変えるとガラリと戦略が変わりますし、自分で動かせると愛着がわきます。
例えば、ラインなら体力を生かして前線で敵の注意を引き、
メリアちゃんなら補助系のアーツで支援しながら戦況を見る、など。
強い敵と戦うために、キャラの組み合わせや連携を考えながらアーツを組み立てるのも、
時間を忘れるくらいおもしろいのです。
長くていい加減、読むのに疲れてきたと思いますので、そろそろ終わりにします。
イベントごとに街の住人のセリフが毎回変わる、住人にはすべて名前が付いて生活している、
クエストをこなすと住人同士のキズナが広がっていく、選択によって分岐するキズナもある、
ランドマークにジャンプできるので移動が楽、特定の時間だけ光る湖などの細かい演出、
ザコ敵はエンカウントしない、全滅してもペナルティなし、ラスボスより強い敵がゴロゴロ、
戦闘中のキャラの掛け合いが賑やか、キズナトークで仲間の意外な一面が見られる、
悪役がすがすがしいほど悪役、サブキャラクターや敵側にも魅力がある、メリアちゃんカワイイ、
ふつうにプレイしてもクリアまで70~80時間くらい、やり込むと余裕で200時間オーバー、
イベント中以外はいつでもセーブ可能で気軽にプレイできる、2週目は強くてニューゲーム。
なんでこんな世界が、こんな薄っぺらい円盤に入ってるんだ?と、ゲームディスクを眺めてしまう。
作り込みが凄すぎて、もはや書ききれません。
有名なRPGや高評価のRPG、果ては変わり種まで、今まで色々なRPGをプレイしてきました。
しかし社会人ともなると、まともにRPGをする時間なんか取れません。
だから、これが僕がプレイする最後のRPGになってもいい、とさえ思った。
最後に。僕が少年だったら、きっとこう言うでしょう。
ゼノブレイドすげえ!なにがすごいかってとにかくぜんぶすげえ!ゼノブレイドすげえ!
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GOOD!
一人用RPGの到達点
オフライン専用でじっくりストーリーを楽しみたい 昔ながらのRPGファンにはぜひやっていただきたい!
【オリジナリティ5】
未来が見えるというシステム これが戦闘にもシナリオにも大きく関わってくる。無駄に画期的で消化不良なシステムが無い分安心して遊べる。
【グラフィック5】
美しい!変にクリアな画像ではない 魅力的なキャラを引き立てるアニメとリアルのあいだの感じ。全キャラクター好きだ! バカでかいキャラや壮大なフィールド ムービーの見せ方もすばらしい!
【音楽5】
マザーとドラキュラ以来のサントラ買いました。すさまじいボリュームとクオリティの音楽が詰まってます。
【熱中度5】
仕事終わって家に帰るとつづきを始める の繰り返し 充実した時間でした!
【満足感5】
この作品で満足できないなら他のRPGやっても満足なんかできないですよ・・ 5000円で買ったけど、このゲームの為に本体と一緒に買っても損したとは思えない。クリアー時間も平均60〜70時間でしょうか ボリュームもあり手抜きも無く、任天堂とモノリスソフトというブランドに驚愕しました。
【快適さ5】
ロードも気にならずサクサクプレイできました。インターフェイスも扱いやすく、もちろん初めての事柄には丁寧な説明が入るのでステップを踏んで覚えれる。ドラクエ程度しかやったことないRPG知識でも楽しめます。
BAD/REQUEST
やらなくてもクリアー可能ですが、サブイベントの出現条件が解りずらい&おつかいばかりで魅力が無かったりする。
敵とのレベル差が大きいとまず勝てない。
拾えるアイテムが多すぎ!
(減点するほどの悪い要素では無いです。)
COMMENT
リモコン&ヌンチャク ブラウン管TVでプレイ 文字が潰れるなどは無かったです。
みなさん高評価の為 わざわざレビューする必要ないかもしれませんが・・ とにかく至福の時間をすごせました!開発者のみなさまとこのサイトに感謝の言葉を送りたいです。
RPGの良い所を集めたような作品 難しすぎず、敷居も広く万人がワクワクするような良質な出来です。
ストーリーも説教臭くなく、それでいて現代の戦争感や宗教感へのアンチテーゼになっているのではないでしょうか。「自分と違う他人を認めること」「人間の自由意思の素晴らしさ」など考えさせられました。
「後日談」や「続編」を希望したいですが、このEDで満足で、着けたしは全てが蛇足になるくらい綺麗に終わったと思ってます。
2012年11月 今ならまだ手に入りやすいので全てのRPGファンにおススメします。
大好きなゲームを「神ゲー」と一言でかたずけるのはもったいないのでレビューさせてもらいました。