戦国ＢＡＳＡＲＡ３宴を購入して早速プレイしてみました。
一通りプレイして思ったことをいくつか書かせていただきます。
なお、今までのＢＡＳＡＲＡシリーズと比べてしまっている部分があることはご了承ください。

【良かった点】
・今までのＢＡＳＡＲＡ的ギャグ要素が復活
　ＢＡＳＡＲＡ３でいうシリアスな部分がほとんどではなく、ネタ要素が増えました。
　ＢＡＳＡＲＡはギャグが無くちゃ面白くない！と思ってた自分にとっては色々な所で突っ込みどころ満載な台詞を見ながら
　面白おかしくやってます。

・モードが増加
　ストーリー、天下統一、日本遊戯、決戦、自由合戦と新しいモードが増えたことにより前回のように天下統一をひたすらやるのではなく、
　他の楽しさが増えたと思います。
　今回の天下統一は３の頃とは違って、２のように自分の陣地の周りを徐々に攻めて天下統一を目指すものと、
　戦国ドリームチャンスというお金をかけてどの敵軍勢が　最後に立ちはだかるか？というギャンブル系の2種類のモードがあります。

・資金の使い道が増加
　お楽しみ武器等がお店で買えるようになりました。また、武器につける装具もお店で売ってますし
　２の頃にあったくじ引きが復活しているので、お金に困っていてもくじを引いて大吉が出れば無料で1個買える！
　という楽しみも復活しました。

・固有技の改良
　今までのＢＡＳＡＲＡは地上でひたすら叩く、空中戦に持ち込むといったら風魔小太郎くらいだったと思いますが
　今回は固有技が空中でも出せる技が増えました。また、攻撃ボタンの長押しでまた新しい技が出るようになった為、
　ただひたすら地上で敵の周りをグルグル回って叩くのではなく、空中戦に持ち込み戦うことで戦いのバリエーションが増えました。

【悪かった点】
・一部のキャラにはストーリーが無い
　１人のストーリーは大体３章くらいで終わり。さくっと終われる分には特にそれほど気になったりはしません。
　ただし、今回の追加キャラは合計１４名、内８名にストーリーがあります。
　つまり、ストーリーをクリアした後に追加される残りの６名にストーリーはありません。
　２の猛将伝でもそうでしたが、折角増やしたのならストーリー作ってほしいという希望があります。

・３で出た武将全てが出る訳ではない
　南部晴政や姉小路頼綱等、３で出たキャラ全員が使えるかと言ったらそうではありません。
　３でのキャラの少なさから今回１４名と増量したとはいえ、何か後味が悪い感じです。
　中には３でこのキャラ使ってみたいと思ってた人もいたのでは・・・？
　でも宴で出ないとわかってがっかりって人もいるのではないかと思います。

・新キャラの固有奥義はひとつしかない、武器の見た目が大して変わらない、第二衣装がない
　３では固有奥義が３つあるのに対して今回の新キャラの固有奥義は１つの為、選ぶという選択肢はありません。
　常に決まった固有奥義というのはどうなんだろうなぁと感じます。
　また、新キャラの武器の名称は違えど殆ど見た目に変化が見られない為、強い武器を取ったとしても
　最初に装備している武器を装備してるのと一緒みたいな感じです。
　衣装もないという時点で扱いが雑って思いました。

あとはこれは良いのか悪いのかというのをいくつか挙げておきたいと思います。　

・３とのデータの同期が可能
　３での天下統一が長くて飽きるという人にとって宴を買おうか悩む人はいるかと思います、むしろ自分もその一人です。
　今回は、３宴と３との同期が出来るお陰で３宴で鍛えた分、３でもそのデータが継続出来ます。
　また、逆に３で鍛えた分、３宴に引き継ぐことも可能となりました。
　途中で飽きてしまった人にとってはありがたいものかもしれません。
　しかし、逆を言うと３を一生懸命頑張って鍛えた人にとっての苦労は水の泡とは言わずとも
　納得のいかない話なのではないかと思います。
　
　今回は難易度に「婆娑羅」というのが加わり、難易度「究極」以上の難易度が増えた分、努力が無駄にはならないかもなので
　その人の考え方次第になるのかなと思います。

・武器が実績報酬により成長する
　今回の武器は、コンボを多く繋げたり、ノーダメージでクリア等をすることによって防御力増加やブーストゲージ増加量増加等
　やり込み要素が増えました。
　ただし、作業ゲーになりうる可能性が高くなります。一人一人成長するってなったらどれくらい時間が必要なのか。
　

最終的にやはり新キャラを増やすのは全然いいけど中途半端な気がしてなりません。
勿論、良い点は他にもいっぱいあるのですが、折角追加したんだから３とのシステムバランスをもう少し
考えるべきだったんじゃないかなって思ってます。
しかし、BASARAとしてのネタが復活したという点では個人的には楽しんでやっていますので
どれだけ自分が前向きにゲームを楽しめるか、が大事なのかなと感じました。
楽しさはあるものの、総合的には中途半端な結果となったなと思ってしまったので面白さ☆４、全体評価は☆３としました。

最後に、文章が長くなりましたことをお詫び申し上げます。ご閲覧ありがとうございました。