ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
タイトル概要
中央値: 70 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 0 難易度 3.00 mk2レビュー数 1Amazonレビュー
レビュー者: やむちゃ レビュー日: 2017-05-30アクセスランキング
-
マリオカート8
アクションレースゲーム / 1~4人用
■価格:6156
■発売日:2014-05-29
-
幻影異聞録♯FE
RPG / 1人用
■価格:7236
■発売日:2015-12-26
-
ゼノブレイドクロス
RPG / 1人用
■価格:7700
■発売日:2015-04-29
-
Splatoon(スプラトゥーン)
アクションシューティング / 1~2人用
■価格:6156
■発売日:2015-05-28
-
バットマン:アーカム・ビギンズ
アクション / 1人用
■価格:7980
■発売日:2013-12-05
-
マリオパーティ10
パーティゲーム / 1~5人用
■価格:5200
■発売日:2015-03-12
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
オープンエアアドベンチャー / 1人用
■価格:7538
■発売日:2017-03-03
-
ピクミン3
AIアクション / 1〜2人用
■価格:5985
■発売日:2013-07-13
-
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
アクション / 1~8人用
■価格:7776
■発売日:2014-12-06
-
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT
ポケモンアクションバトル / 1~2人用
■価格:7776
■発売日:2016-03-18
TVゲームをやりはじめて、かれこれ30年ちょっとになります。
歴だけは長いですが、最近ゲームは年に2~3本、その中でエンディングまでたどり着くのは1本有るか無いかのぬるいゲーマーです。
二十数年前、スーパーファミコンの「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」と出会い、その面白さに嵌り、繰り返し遊びました。
当時私は社会人になったばかりでした。
子供の頃のように無邪気にという訳ではありませんでしたが、若くて体力もあり、さらに独身で自由な時間もたっぷりあったので、仕事や海外旅行、夜遊びの合間にゲームを楽しんでいました。
あの頃は、この先いくつになっても変わらず楽しい時間が過ごせると思っていました。
やがて、周りの仲間たちは結婚していき、私も三十代後半と遅いタイミングでしたが結婚し、子供にも恵まれました。
以前は働くということは、自分の生活のため、好きなことを楽しむためであったものが、いつの間にか家族を守るため、養うためになっていました。
それはそれでやりがいのあることですし、仕事で疲れて帰っても、すやすや眠る子供の顔を見ると、幸せを感じて心が温かくなり、明日も頑張ろうと思えました。
しかし、歳を重ねるにつれ、仕事では中間管理職という責任を伴うポジションを担うようになりました。体力も落ち、昔のように無理がきかないようになってきました。毎日毎日、疲れを感じながら仕事に行き、さらに疲れて家路につく。家族のためとはわかっているつもりでも、俺は何をしているんだろう、この日々はいつまで続くんだろうと考えてしまうことが増えてきました。
そんな時に、ネットニュースでゼルダの新作が出るということを知りました。
最初はふーんと思っただけでした。というのも実はゼルダを遊んだのは「神々のトライフォース」と64の「時のオカリナ」の2本だけで、ゼルダが面白いのは知ってるけれど、必ず遊ぶというほど熱心なファンではありませんでしたし、生活に疲れてゲームに割く時間がほぼ無い状況でしたので、何が何でも欲しいとは思いませんでした。Switch専用だと思っていたので、本体を買ってまでは…とも思っていました。
しかし、ふとしたことからWiiUでも出ることを、というか本来はWiiU用として開発されていたことを知りました。
子供と遊ぶために買ったWiiUも、最近は一緒に遊ぶことが少なくなり、子供専用機になっていました。最後の大物ソフトとの噂も聞こえてきたので、最後にWiiUで遊んでみるかと軽い気持ちで買ってみました。
ディスクを入れ本体を起動しました。
シンプルなタイトルの後、ゲームが始まりました。
最低限の服を着込んだリンクで草原に立ちました。
驚きました。
風を感じました。
春先に吹く、少し強めでちょっと肌寒さを感じる風でした。
ゲームでこんな体験をするなんて…。
気がつくと、少しの時間でもゲームを起動してハイラルの地を冒険する自分がいました。
仕事から帰って寝るまでの間に、休みの日に少しだけ夜更かしして、逆に少し早起きして…。
体力は落ちました。仕事は忙しくなりました。でも少しだけ時間や予定をやりくりすれば、
ワクワクする冒険に戻って来られることに気がつきました。
そしてそれはゲームに限ったことではなく、疲れた、しんどいと思ってやめてしまった趣味、遊び、学び、すべてのことに言えることです。
自分で自分を老け込ませず、まだまだ楽しめるやん俺!と気づかせてくれた、このゲームに、またこのゲームを作った方々に感謝したいと思います。