龍が如く1&2 HD for Wii U
タイトル概要
中央値: 84 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 0.5 難易度 2.00 mk2レビュー数 2Amazonレビュー
レビュー者: ミン㌧ レビュー日: 2014-10-17アクセスランキング
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この作品は元々PS2でリリースされたゲームのHDエディション版であり、
その続編は現在PS3、PS4でリリース、シリーズ展開されています。
それら続編のグラフィックに慣れてしまうとHD化されているとは言え、
元がPS2のゲームという事もあり、今見るとどうしても物足りなく感じてしまいますし、
カメラアングルも後のシリーズに慣れていると非常に不便です。
更にアクションやミニゲーム、他お遊び要素も後のシリーズに比べると少ないです(特に1)。
ではこのゲームは今更もうやる価値がないのでしょうか?
そんな事はありません。
1と2の魅力は上記の不満点全てを補って余りあるメインストーリーにあり、シリーズが5まで出ている現在でも
1と2どちらかのシナリオを最高傑作として挙げる龍が如くファンは少なくありません。
暴力表現も多いですし、ヤクザを題材とした作品に拒否反応を起こす方も少なくなさそうですが、
人情や友情、葛藤など誰にでも共感、感情移入できるシナリオで、
ミステリー、サスペンス要素をふんだんに含み、裏切りや駆け引きによってストーリーが二転三転し、
どんでん返しの連続である起承転転転結型の物語にはぐいぐい引き込まれます。
キャラクターに関しても1、2のキャラクターはシリーズ通しても魅力的なキャラが多く、
個人的には郷田龍司、狭山薫、チンピラ時代の堂島大吾、堂島弥生など魅力的なキャラ満載で
ストーリーも最高な2が(メインシナリオに限定して言えば)最高傑作だと思っています。
PS3版と比較した際のメリットとして、ゲームパッドにサブ情報を表示したり、
室内限定ではありますが擬似携帯機として楽な姿勢でプレイできるというものがあります。
前者に関しては、私の場合ですが元がPS2のゲームだという事もあり、
このゲームに限って言えばゲームパッド側を全く見る必要がないと感じたので
途中からPROコントローラーでプレイしていました。
逆にPS3版と比較して残念な点はトロフィーシステムがない事です。
元々WiiUというハードには実績やトロフィーに該当するシステムはないのですが、
ソフト内で擬似的に実績トロフィーに該当するシステムを組み込んでいたり(ゼルダ無双、ベヨネッタ2など)、
マリオ3Dワールドやマリオカート8のように何かを達成したご褒美にmiiverseで使えるハンコを獲得できる等、
実績トロフィーに類するシステムが用意されていたので、
本作にもそれ採用してほしかったというのが本音です。
このWiiU版はシリーズのプロデューサーである名越稔洋氏が
「WiiUというハードにどれだけ龍が如く需要があるか実験する為に出した」と明言しています。
その結果はかなり厳しいものでした。
おそらく、3以降の移植や新作のマルチなどはもう望めないでしょう。
私は龍が如くファンですのでPS3、PS4も所持していますが、
それでも龍が如くが広がる可能性のあった場が一つ減ってしまった事と
これだけの名作が受け入れられなかった事は残念でなりません。