ゼノブレイドクロス
中央値: 59 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 18.5 難易度 2.86 mk2レビュー数 22ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 0pt | 2pt | 0pt | 1pt | 3pt |
28pt
GOOD!
オリジナリティー
フィールドの広さやそこを自由に走り回れるのは楽しいです。
ドール入手後、フライトユニット搭載後はその移動の楽しさが際立ちます。
このドールでマップをスイスイ移動できるのは他にない強みです。
ユニークな異星人
沢山の異星人が出てきますがかなりキャラが立っていて面白いです。サブクエストはマノンやオルフェなどと関わり、価値観の違いの中で問題解決をするので楽しい点です。
逆に言うとこの点くらいしか楽しい場面がありません。
BAD/REQUEST
音楽
ゲーム音楽として最低の出来です。
まず、戦闘BGMが酷いです。リニアに戦闘が開始するこのゲームで、戦闘BGMのイントロが非常に弱いため、戦闘への没入感が全くないです。またサビで自然に盛り上げることも出来てなく歌で無理やり盛り上げようとしています。そのため、戦闘中は非常に不愉快です。
イベント中もシリアスな音楽を出そうとしてますが歌のせいでぶち壊しです。
音量調整も出来ません。
ここまで酷いゲーム音楽は初めて出会ったレベルです。澤野さんの担当するゲームが出ても一生買いたくないです。
メインストーリー
まず未完です。
そして主人公は終始蚊帳の外です。不快な味方が内輪もめをして、勝手に解決していきます。敵組織も居ますが特に大きな理由もなく襲ってきて撃退して終わりです。大きな野望がありそうですがそれがわからず終わります。
ストーリーは虚無です。とにかく掘り下げがありません。
フィールド
広く、ドールで移動できるのはいい点ですが、ただ広くだけです。
置いてあるオブジェクトは意味のありそうなものばかりですが特に深掘りはありません。期待させて落とされます。
最初の数時間は移動が楽しめますが、以降は何も感じなく不満が募ります。
戦闘
ヒーラーや盾役というのが厳しく前作のような戦略性はなく全てごり押しです。また、アバターがなんでもできるので仲間キャラの選択性はほぼありません。メインは固定なのでそれ以前の話ですが。
有料DLC
様々なクラス、武器、アビリティがあるのにそれに自由にBP(経験値)を振るにはこのDLCを買うのが前提です。DLCがない場合、所得できる経験値の上限がほぼ決まっており満足に遊ぶことはできません。
また、メインストーリー最後にラスダン突入シーンがありますがそこにDLCキャラ4人がメインのキャラの如く登場します。
これも不快感を助長させます。
COMMENT
前作のファンだったので発売日に購入しましたが、稚拙すぎるゲーム音楽とストーリーに叩きのめされた気分です。
前作ファンは絶対に買わないでください。後悔します。
ただ、初めの20時間くらいは世界の広さを楽しめるのでその程度のプレイで辞めるならオススメできます。やればやるほど出来の悪さに不満が募りマイナスまで振り切ります。
Amazonレビュー
レビュー者: ax レビュー日: 2016-12-14今作はダウンロード版を購入しました
良かった点
・世界観と絶景の景色。地球離れした風景を探検できます。これがこのゲームの一番の魅力でした。
・物語後半はドールというロボットに乗って自由に飛び回れ、しかも着陸不能な場所は海以外ほぼないのがスゴイ
・そのドールの武器も8箇所変更可能で体のパーツも5箇所変更可能でカスタマイズしている感があって楽しいです
・前作ゼノブレイドからの改善点として今回はお店で売られている防具を試着することが出来るのでウィンドウショッピングやコーディネイトを楽しみやすくなりました。また、装備の見た目だけ変更できるファッション装備機能もあるため、より一層冒険が楽しくなる機能が増えたのもGOOD。※DLCを購入するかゲームクリアすることでその機能は解放されます。
・また数十種類のクラス(職業)があり、マスターすることで他のクラスでも武器やアーツを装備できるようになったりとファイナルファンタジー5のジョブシステムのような育成要素もあり楽しかったです。(ゼノクロの監督はFF5製作スタッフの一員でもあります)
・別途読み込み速度高速パックをダウンロードすると最初と建物に入るとき以外ほぼ読み込み時間がなく快適にプレイできるところ
・オンラインプレイで友達や知らない人とも共闘できること プレイヤー間で連携プレイする楽しさが戦闘にあってよく練られています。
・かなりの数のクエストが用意されていてクリア後も長く世界観を楽しむことができます。
・澤野弘之さんが監修する音楽。これはとてもいいです。英語の歌が入ってるのが多いので合わない人も居るかもしれませんが。
・クリア後でもそのままプレイ可能でクエストも増えるのでボリュームは満点。200時間プレイした程度では終わりません。
悪かった点
・最大レベルが60なところ。200時間遊んでもクエスト終わりきってないぐらいのボリュームにしては上限が低すぎる。
・システムメッセージの文字が小さすぎる。手元画面だけでプレイするとなると想像以上にとても読みづらいです。
・いらない装備品などをまとめて売れない事。一個ずつしか売れません。
・アイテムソート機能が弱い 装備品の所持数が膨大になりやすいゲームなので装備についてる能力別に検索できるシステムが欲しかった
・パーティキャラが全然蘇生してくれないため、結局一人で倒すことになる場合が多い。システム上NPCは蘇生できるゲージがたまりにくいのが原因
・SEボイスBGM別に音量調節ができない事。イベントシーンでセリフの音量が足らずBGMがうるさくて聞き取れないシーンがあります※字幕は一応ある
・メインストーリーで主人公が活躍しなさすぎる。居ても居なくても結果は変わらなかったほどに存在感がありません。
・メインストーリーが短いです。
・イベントの大半が棒立ちしながらの会話。カッコイイシーンはカメラアングルや演出がいいだけに、この差が僕にとってはものすごく残念。
攻め込まれてるのに会議室で立ちながら話してるだけみたいな動きのないイベントシーンで緊迫感が伝わってこなかったんです。
前作ゼノブレイドの気合の入ったカメラワークのイベントシーンを経験してしまってるともっといい演出ができたのにと思ってしまいました。
・ゲームクリアしたけど解き明かされてない謎が多数残る事。クリア後に更に謎が深まるぐらい。クリア後のクエストでも一切語られない。
・今後登場するであろう人物が何人もいるのに、結局一度も出ない等
総評
悪い点を多く上げましたが良い点が150点、悪い点で-70点ぐらいで総合80点ぐらいの良作だと思います。
悪い点がこれだけあっても400時間はプレイしちゃってるほどにやっていて楽しいんです。
まずは公式PVをみてやりたいと思ったらやって問題ないでしょう。ロボットに乗ってオープンワールド走り回れるのなんてゼノブレイドクロスしかないですしね。これが今作の大きな魅力です。物語の序盤ではロボットに乗れないのでそこに辿りつく前にやめてしまうプレイヤーもいそうですが是非乗り回してみて欲しいです!
また、RPGが好きな人でクリア後に謎がさらに深まるという展開でも許せる人にはオススメできるかと思います。
そうじゃない人は買わない方がいいと思います。
僕にとっては買ってよかった作品でした!
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GOOD!
<サブクエスト関連>
・非常に膨大な数のクエスト量で、やりごたえ十分。
・サブクエストは、バッドエンド的な話しもあるが、凝った内容のものが多く、ボルザッカやディフィニアなど面白い異星人や登場人物も多い。
・前作のゼノブレイドでは、クエストの受注や報告するためのNPCの場所が分かりづらかったが、今回はGamePadを上手く使い、地図上である程度分かるように改善。
<探索、収集>
・今作の一番の売り。
・プレイスタイルにもよるが、序盤からデータプローブの設置やトレジャーを探すためにアチコチ回りだすと、ストーリーそっちのけでプレイ時間がどんどん増える。
・メインストーリー後は、アフィックス付き装備のドロップや素材集めといった要素も充実。
<音楽>
・ボーカル付きの音楽や澤野色の強い音楽は、賛否両論あると思うが、こうした新しいチャレンジは評価したい。
・特にボーカル付きの音楽は、今後の他のゲームで増えていくと感じられ、更なる進化にも期待したい。
<戦闘>
・回復職を無くし、娯楽性の高い攻撃職に特化した戦闘システム。
・戦闘中の声のやり取りが、ソウルボイスとして前作から進化し、パーティメンバーとの共闘感が増した。
<ドール>
・「ロボットをRPGで使う」という形を高いレベルで達成した印象。
・おまけ要素ではなく、移動と戦闘の両方で使うゲーム上必要な要素として、きちんと昇華されてる。
・ドールの戦闘は、ロボットなのでこのくらい大味でも良いが、更なる進化にも期待したい。
<フィールド>
・高低差や洞窟など、非常によく作り込まれている。
<デザイン関連>
・モンスター、異星人、ドールなどデザインのクオリティが非常に高い。
・前作では装備品がゴテゴテしたデザインで今一つだったが、今作では装備品のデザインもかなり改善している。
<金策>
・データプローブを設置していくと、自動でお金が溜まっていく仕組みとなっており、煩わしい金策から解放。
BAD/REQUEST
<メインストーリー>
・今後追加シナリオで補完されるかもしれないが、12章まででは消化不良のまま終了。
・主人公が話さなくても構わないが、ドラクエのように「魔王を倒す勇者」のようなきちんとした設定が必要。「記憶喪失のよくわからない登場人物」のままで終わってしまっては感情移入できない。今後、追加シナリオで謎が明かされるのかもしれないが、少なくとも物語中盤あたりで「実は主人公が行方不明だった英雄」みたいな展開が必要と感じた。今回のシナリオでは、主人公はエルマであって、自キャラの必要性をまったく感じなかった。
・「社長が訊く」では、今作は横軸(サブクエや探索、収集)に力を入れたようだが、改めて縦軸(メインストーリー)がしっかりしていなければ、感情移入度含め満足度は下がると認識させられた。
<ユーザインタフェース>
・アイテムのフィルタリングが使いづらい、デバイス(前作ではジェム)の取り付け、取り外しが面倒など、前作の問題点が改善されていない。(改善されたのは、アイテム溢れ防止のために所持数が999になったくらい)
・大量のアイテムを所持することになるのに、アイテムを売るのが面倒。最低限、選択しての纏め売りや、貴重品はロックできるようにするなど配慮が必要。
・デバイススロットを追加する際、リストには装備名しか表示されないため、何のアフィックスが付いているのか区別できない。
・装備を変えようとしてリストを表示している際などに、オンラインのレポートが被って見えなくなり非常にストレス。
・戦闘中に表示される情報が多すぎて見づらい、分かりづらい。
・戦闘中のバフ、デバフの効果がアイコンで表示されるが、一目見ても何の効果か分かりづらい。そもそも戦闘中にはアーツのリキャスト、ソウルボイスのボタン、位置取りなど見るところが多く、「分からなくてもいいから、とりあえずアイコンを表示しとけ」的な開発側の投げやりを感じる。
などなど、ユーザインタフェース周りは、1度プレイすれば気づくような問題点ばかりで、書ききれないくらいに多い。
これは、前作から引き続きクオリティの低いポイント。
厳しい言い方をすれば、担当者を変えた方がよい。
<アフィックスや装備品の性能が分かりづらい>
・分からなくても、色々と調べることに面白味を感じるレベルであればよいが、ストレスを感じる方が多かった。
・アフィックス効果の説明がデバイス作成のところしか無く、装備品の表示だけみても何の効果があるのか分からないものが多い。
・デバイスを付けた武器にしか効果が無いものもあり、更に分かりにくい。
・ドール武器は、ダメージ性能だけではなく、ヒット数(装弾の数ではなく)も関係するため使ってみないと強さが分かりづらい。(特に超兵器)
・ドールの装備名やアフィックス名は、全て英語表記となっていて、特に分かりづらい。おそらく、海外版のローカライズの作業量を減らすための措置と思われるが、開発側の「分かりづらくてもいい」という傲慢さを感じる。
<キズナトーク>
・キズナ値が一定値溜まると、メンバーチェンジの場所から突然いなくなり不快。
・キズナトークという登場人物の深堀要素に、いなくなったメンバーを探すという余計な探索要素まで加えてしまい、「面白さが分かりづらい遊び」になってしまった。
・面白さよりもストレスの方が大きくなり、せっかくの要素が台無し。
<メンバーチェンジ>
・キズナトークの仕様とも絡んでるのかもしれないが、メンバーチェンジの度にメンバーのところへ移動するのが面倒。
<天候>
・天候自体に種類があるのは構わないが、熱雨など天候でダメージを受ける要素は、ストレスだけで面白味を感じず、必要性を感じない。
・結局、天候が変わるまでスキップトラベルするだけで面倒な要素が増えただけ。
<オンライン要素>
・オンラインでのレポートのやり取り(情報交換)が、ほとんど機能していない。
・不用意にレポートすると、大量に推薦され晒されることもある。
・オンライン上に共用の地図を作り、一定数以上の人が見つけた情報が自動で地図に書き込まれるとか、ゲームシステム側での配慮が必要と感じた。
<戦闘、育成関連>
・前作は、タイプの異なった仲間キャラを戦闘で使え、色々な戦闘スタイルが楽しめた。今作では、主人公が全クラスをマスターできるようになり自由度が高まったように思えるが、仲間キャラを操作する必要性が無くなり、一部の有用な武器やアーツに偏りやすくなる弊害が生まれた。
・仲間キャラは1クラスのみのため、早期に全アーツ・スキルを覚えてしまい、仲間キャラ育成の愉しみが薄い。
<キャラクターデザイン>
・異星人やモンスターのデザインは凝っているものの、人間キャラ(アバター含む)のデザインは数段レベルが落ちる。
<図鑑関連>
・モンスターやコレペディアに関しては、生息地やドロップ場所などの情報も載せて欲しかった。
・オンラインでのレポートによる情報交換を意識したと思われるが、現状ほとんど機能していないことからも、必要だったと思われる。
<開けられないトレジャー>
・トレジャーにレベル制限があり開けられないこと自体は構わないが、見つけたトレジャーは自動で地図やリストに記録されるなど配慮が欲しかった。せっかく苦労して見つけても、開けられなければがっかり感が強く、どこにあったか覚えてもいられないため、再度探すのも面倒。
<クエストでの敵配置>
・クエストの討伐対象(低レベルの敵)の周りに高レベルの敵が配置されているような場合がある。せっかく見つからずに戦闘を開始しても、索敵がシビアなため、すぐに周囲の高レベルの敵が絡んでくる。
・討伐対象さえ倒せば、その後全滅してもクエストはクリアになるとはいえ、特に隠密行動をする内容のクエストでは配慮が必要と感じた。
<絶景や秘境>
・全体的なフィールドのクオリティが上がったせいなのか、絶景や秘境と他のフィールド部分との差をあまり感じられなかった。秘境にしても、ただ見つけづらいところにあるだけではなく、もう少し周囲と異質な感じの雰囲気が欲しかった。
COMMENT
テレビCMをまったくやらなかったことからも、自らゲームの情報を集め、がっつりプレイする、かなりのコアユーザを対象にしていると思われます。
クリア後のクエストも消化し、全体的な達成率は80%以上。
サブクエストを結構やりながらメインストーリーを進めたため、ストーリー上の敵はほとんど瞬殺でした。
サブクエストや探索などの寄り道をどの程度やりながらプレイするかで、ゲームの印象がかなり変わると思います。
不満点を多く書きましたが、100時間以上は熱中して遊べる内容であり、ゲーム全体の娯楽性は非常に高いと思います。
また、今後発売されるRPGのハードルをゼノブレイドに続いて、また更に上げたとも思います。
しかし、今回はメインストーリーの消化不良感や、色々と分かりづらい部分(調べる面白味よりもストレスが大きい部分)など、多くのユーザから突っ込みが入ると分かるような要素が多かったことが残念でした。
ドール装備関連の英語表記だったり、白鯨にUnited Statesが書かれているのを見ると、売上の少ない日本はメイン購買層からは外されてるのかな?とも感じました。