ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt |
68pt
GOOD!
■オリジナリティ
Wii自体の入力デバイスの特異性によるところも大きいが
その点を差し引いても独創的なシステムだと思う。
実際のサッカーを点と線でうまく記号化し、
現時点では、自身のイメージをほぼ完璧に
(CPUの判断に左右される場合もあるが)
表現できる唯一のゲームであると言っても過言ではない。
様々なメディア、レビュー等での既報の通り、
このゲームは
「ウイイレ」にあって「ウイイレ」にあらずと痛感する。
■グラフィックス
客観的に見て、プレイ意欲に差し支えるほど
荒いということもない。(S端子接続)
とはいえ、PS3やXbox360と比較すれば…という
話にもなるが、この項目での比較は
もはや無意味であると個人的には考えている。
ぶっちゃけ「Wiiならこんなもんじゃね?」という感じ(笑)
■熱中度
まずはCPUレベルを最弱から始めて、
操作に慣れてきたらCPUを強くしていくのが
基本的ながら一番しっくりくる
プレイスタイルかもしれない。
個人差はあるが、その大きな壁を乗り越えた後には
従来のものとは一線を画すファンタジックなサッカーが
待っている(…はず)。
■満足感
某サッカー漫画の『トリプルカウンター』や
『フラッシュパス』といった妙技が
”なんとなく”ではなく”意識的”に
展開できるところには、思わずニヤリとしてしまう。
■快適さ
ロード時間はさほど気にならない。
快適な部類に入るだろう。
■難易度
強すぎず弱すぎず。
プレイ当初はCPUよりも自分の操作に
腹が立つことしばしば。
BAD/REQUEST
■音楽
BGMは可もなく不可もなく。
冠が『ウイイレ2008』なのでしょうがないのかも
しれないが実況は使いまわし。
ゲームシステムだけでなくこの部分でも
他プラットフォーム作品との差別化を望む。
■熱中度
シリーズ未経験者でもOK!のようなふれこみは
間違いではないが、人を選ぶことは確か。
自分の思い通りに試合を作れるようになるには
それなりの修練が必要で
段階的なチュートリアルは用意されているものの、
それが即モチベーション維持につながるかは
微妙なところ。
■満足感
PS時代からの「ウイイレ」経験者ということで
たかをくくって☆3レベルから始めたところ、
何をどうしてもグダグダなプレーしかできない
自分自身に立腹し、購入翌日にショップに
売りに出そうか真剣に考えた経緯あり…(-_-;)
オリジナリティの項目にも記入した通り、
このゲームは「ウイイレ」とは別物として
考えたほうが無駄にイライラしなくて済む。
■快適さ
リモコンでのポイントがプレイの軸のため、
長時間のプレイは腕が疲れる。
また、基本的に選手個人をポイントすることに
なるため、敵味方が入り乱れてくると
任意の選手をポイントしづらくなる。
ゲームシステム上、オフェンスが超優位。
それはもう色々と好き勝手なプレイができる。
その分、フィニッシュがCPU任せというのが
なんとも帳尻合わせ的。
それでも攻撃側の確固たる優位性にゆらぎはない。
ディフェンスは思うようにいかないことがしばしば。
攻めのチュートリアルはたくさんあるのに
守りはマンマーク(プレス)、スライディング、
オフサイドトラップくらい。
このあたりはもう少しCPU側での補正が効いても
いいのではないか?と思う。
自陣ペナルティエリア前で選手棒立ちとか
正直勘弁して欲しい。
次回作では従来版ウイイレの『作戦』をうまく導入し、
より組織的な守備ができるようになると攻め込まれても
楽しいのだが。
COMMENT
新しいシステムの導入初作品としては
まずまずの出来栄えではないかと思う。
あとは次回作以降の改善に期待。
Amazonレビュー
レビュー者: ともてつ レビュー日: 2008-02-28実際のサッカーではドリブルで抜くという動作、特にプレッシャーの中をドリブルで抜けることはまれです。
現代でのドリブルは、ドリブルを発揮させるためのスペースを作る動き、あるいはドリブラーをフリーにさせるか、
相手DFと1vs1にさせることがが重要であり、スペースがないとドリブルを発揮できない状況になっています。
ですが何故か従来のウイイレはドリブルに偏重しており様々なフェイント、テクニック、キック操作を
10個近くのボタンの様々な組み合わせで行い、それらを習得しないと相手陣内にすら攻め込めないという状態になっており
ゲームを楽しむ前に練習を強いられるという敷居の高さがありました。
ところが今回はパスを出したい人にポインタしてBボタンを押すだけで確実にパスがつながり、パスと味方を走らせるフリーランだけで
相手陣内でのプレーも初期段階からできるようになっています。従来ではそのパスですら練習しなければまともにつなげなかったのですから。
ゲームを楽しみながらプレーの感覚も自然と見に付き、ゲーム前に練習する必要がなく楽しみながら覚えられる。
そのため敷居が非常に低くなっています。
ただし相手レベルが上がってくるともちろんそれだけでは勝てなくなり、フェイントやワンツーパス、スルーパス、
守備時のインターセプト、プレスのタイミング、オフサイドトラップなど、様々な操作方法を覚える必要が出てきます。
ところがこの壁にぶつかる頃にはパスと、味方を望みの位置に走らせるフリーランの動きが身に付いており、
上級操作方法のほとんどがこのパスとフリーランが基礎になっているため覚えるのが難しく無くなっています。
はじめの頃、上級テクニックを覚えようとしたとき「こいつは無理だ」とあきらめていたのですが、
このゲームに馴れたころに壁にぶつかってその操作を覚える必要に迫られたとき、はじめの頃の戸惑いが嘘のように
無理なく覚えられるようになるのです。これは驚きでした。
パスコースを消して相手の選択肢を狭めて、相手がボールを持って右往左往しているときプレッシャーをかけて奪い
一気のカウンターから味方をスペースに走らせ、最後はゴール前に二人以上フリーの選手を作り、余裕綽々で点を獲る。
この快感は何事にも代え難いものです。
基本はスペースを見つけるか作る、フリーの味方を見つけるか作る、そしてパスをつなぐ。
守備ではその逆でスペースを塞ぎ、相手をフリーにしない。
それだけで奥の深い様々な戦い方ができるのです。
従来のウイイレが70年代までの騎士道サッカーだとすると、今回のウイイレはクライフのトータルフットボールへと変化したといえるでしょう。
難しいテクニックを披露し合うサッカーから、全員が無駄なく状況判断に優れた効率のよいプレーをするサッカーへと。
もちろん欠点もあります。
・GKとの1vs1が常識的に考えても決まらなさすぎるが、シュートが自動なのでどうすることもできない。
・クリアボールが味方にほとんどつながらない。普通はこぼれ球を拾いに行く味方の方向にクリアするものなのだが、自動で方向が決まるためそれが再現されてない。
普通背の高いDFが背の低いFWとヘッドで競り合ったとき余裕で味方にパスするようにクリアできるものなのだが。
逆に相手のクリアボールはつながるためどうしても目立ってしまう。
・CKのときに空中戦に強いDFを最初から参加させられない等、攻撃守備共にセットプレー時のデフォルトのフォーメーションが設定できない。
プレーしているとかなり目立つ欠点であり、これは次回是非改善して欲しいです。
それ以外はほぼ不満無しで☆4つとします。
アクセスランキング
-
-
大乱闘スマッシュブラザーズX
アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2008-01-31
-
-
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応
■価格:6800
■発売日:2006-12-02
-
-
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
響き合う心を信じるRPG / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-26
-
-
マリオカートWii
アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応
■価格:5800
■発売日:2008-04-10
-
-
モンスターハンター3(トライ)
ハンティングアクション / 1〜2人用
■価格:7340
■発売日:2009-08-01
-
-
Xenoblade(ゼノブレイド)
RPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2010-06-10
-
-
ファイアーエムブレム 暁の女神
ロールプレイングシミュレーション / 1人用 クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2007-02-22
-
-
スーパーマリオギャラクシー
3Dアクション / 1〜2人用 ヌンチャク 対応
■価格:5800
■発売日:2007-11-01
-
-
不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
ダンジョンRPG / 1人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-05
-
-
Wii Sports
スポーツ / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:4800
■発売日:2006-12-02
GOOD!
やはり従来のウイイレにはできなかった
全ての選手を、フリーランやスペースパスで
好きなだけ、好きなタイミングで動かせるのには感激。
より戦略性が増し、対人戦でも非常に駆け引きが生まれます。
今まで誰もがウイイレでやりたかった事が実現できるシステムです。
操作も、新作が出るごとにできる事が増え、複雑化していった
ウイイレから一新、できる事は減ってしまいましたが、
これで初心者も説明書を見ても迷う事なく遊べると思います。
新モード「チャンピオンズロード」も、
従来のマスターリーグやDSのワールドツアーとは違った面白さ。
複雑さ、難しさは
マスターリーグ>チャンピオンズロード>ワールドツアー
といった感じ。スキル取得やミッション、カードによる選手獲得などがあり、
やりこみ要素も充分です。
ロード時間がほとんど無く短い。
今までのウイイレからは考えられないほど、ロードが短いです。
ここはやはり任天堂ハードの強みでしょうか。非常に快適です。
Miiが使える。
WiFiで対戦できる。
BAD/REQUEST
セットプレーが単純。
直接狙うとなると操作はヌンチャク振るのみ。
コースや力加減も何も無く、運任せなので
フリーキックが好きな人にはガッカリなのでは。
エディット機能が充実していない。
変更できるのは選手名やチーム名などのみ。
やっぱり丸々一人の選手を作ったり、
エンブレムを作れるようにして欲しかったです。
まぁまだ一作目なので今後に期待。
他機種の2008にもありましたが、まだバグがあるようです…。
試合中選手のモーションが時々止まったり。
COMMENT
従来のウイイレには従来ウイイレの良い所があり、
プレイメーカーにはプレイメーカーの良い所があるので
一概に「どちらが面白いか?」とは言えないと思います。
2つは見た目こそ似ているが、全くの別物。自分に合う方を選んでは。
ただ従来ウイイレの操作に限界を感じていたり、飽きてしまったという人には
このプレイメーカーはまさに最適のサッカーゲームになると思います。
とにかく、言葉や動画などではこのゲームは伝わらない。
実際にやってみるしか。
従来ウイイレに慣れていればそれだけ
最初操作に戸惑いますが、それはやはり慣れで。
チュートリアルをやって、数回試合をこなしていけば問題は無いかと。