ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
79pt
GOOD!
言葉を作ってマス目を埋めていく、とっつき易さと奥深さが同居した良作パズル。
近年のナムコでは数少ない、ナムコットの精神が感じられるゲームの一つだ。
続編だけにオリジナリティは評価できないにせよ、初登場時は非常に斬新だった。
マイナーチェンジとはいえ、辞書の収録語数はDS版から大幅に増加。
一過性の流行り言葉やゲームのタイトルなども含まれており、
「まさかこんな言葉入ってないよな?」的単語を探すのも一興。
本作の目玉はシリーズ初搭載となるWifi対戦。
これが熱過ぎるくらい熱い。
「あの言葉に気付くな…あーやっぱりきたかぁ」と相手の手強さに感心したり、
「ちょっと!○○の付く単語ないかな!4文字で!」と周りの人を巻き込んだり、
「この女のMii、下品な単語作ってきたぞ」と時には笑える展開があったり…。
このゲームがネット対戦とここまで相性が良いとは正直思わなかった。
実力と運のバランス、ガチと気楽さのバランスが絶妙なのだ。
徹底した実力勝負になりがちなドクマリよりこちらの方が好みだ。
BAD/REQUEST
基本的に完成されているゲームの続編なので粗が見当たらない。
強いて不満点を挙げるなら操作性か。
リモコンのポインタ操作はDS版のタッチペンほど使い易くなかった。
リモコンの縦持ち横持ちだけでなく、クラコンにも対応して欲しかった。
COMMENT
多くのハードで発売済のゲームだけに、またかよ感は否めない。
だが、面白いものは面白い。
FFCC、ドクマリ、ピンポン、本作と4本落としたWiiWareロンチの中では最も満足している。
パッケージで出しても良いくらい内容は充実している。
満足感の5点は、超優秀なコストパフォーマンスを含めての評価だ。
シリーズ未経験者はとりあえず落として損は無し。
経験者でもWifi対戦の熱さを一度は味わってみてほしい。
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GOOD!
○オリジナリティ
50音から1文字を選んで「ことば」を作り、それをパズルゲームにするというアイデアは秀逸。
単純で奥が深い。
○グラフィックス
オタに媚びるワケでもなく、不必要にシンプルにするワケでもなく、万人がすんなり受け入れられるバランスの取れたキャラクターと世界観。
○音楽
一部狙い過ぎな感のある曲もあるが、耳に残り易く且つゲーム進行を妨げることも無い曲ばかり。
○熱中度
「ことば」を考えるという日常生活ではほとんど無いことに脳を使うため、流行の「脳トレ系」の要素も含めつつ、「そんなことばもあったのか」と勉強にもなり、熱中度はハンパじゃない。
○満足感
1000円という価格でこれだけ長く遊べるゲームは類を見ない。
Wiiならではの通信対戦が可能な部分も素晴らしい。
○快適さ
DSのタッチペンに比べると若干快適さは失われているが、それ程問題にならない。
○難易度
ただクリアーするのと、ハイスコア更新や連鎖などを狙うのとで、同じステージでも難易度が変わる。
難しいと思っても「ことば」を考えるだけだし、意図しない連鎖も起こりやすいので、難易度はちょうど良いレベル。
BAD/REQUEST
全く見当たらない。
1000円という価格でこの内容は有り得ない程。
しいて挙げるなら通信対戦のオプション(相手を探している待ち時間の遊び要素、難易度別の相手選択、ステージ選択など)の充実と、登録単語の増加をして欲しかったが、それはあまりにも贅沢過ぎるか。
COMMENT
このシリーズはアーケード、PS2、DSとプレイ済みだが、下手に内容をいじることをせず、オマケ的要素を若干追加するだけに留まっている点が素晴らしい。
ウケを狙って、ストーリーを持たせたりムービーを挿入したりなどの無意味な追加をしそうなものだが、それをしていない点にはスタッフに感謝する。
店頭などで購入出来るソフトの中には、価格だけ一人前で内容は凡庸なものが多いのが昨今のゲームだが、その中で1000円という価格でこれだけ充実したゲームを配信限定で発表したことは素晴らしい。
内容だけでなく販売方法に至るまで、このゲームに関すること全てにおいて文句の付けようが無い。
これだけ手放しで絶賛出来るゲームは珍しい。