ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 2pt |
44pt
GOOD!
素手で敵地に乗り込み、見つからないように闇に溶け込んで敵を仕留めながら目的地を目指すというシステムは、今までの天誅では再現できなかった、Wiiだからこそできたものだと思う。
火を息で吹き消して闇を作り、軒下や梁の上などに隠れ、息を殺して近づく楽しさを味わえる。
失敗してもやり直しが利くため、一度失敗した場所を続けて失敗するようなことは起きにくい。
やはりロード時間の短縮は嬉しい。また、起動時の会社のロゴなどが鬱陶しい場合は、設定で非表示にできる。
ヌンチャクを振れば180°クイックターンも可能で、必殺技も応用次第で様々な状態から出せる。今まではくノ一なのに際どい格好をしておきながらそれで敵を欺くようなことをしなかった彩女が、今作では女性の武器(お色気)を使う表現があるのも面白い。
隠れる場所のアイデアは実に多彩で、見つかる直前に隠れることが可能な救済措置も助かる。
「心眼」システムはかなり頼れる。スニーキングゲームとしては最も理想的な主人公能力であると思える。発覚覚悟で特攻するような安直なプレイを許さない、しっかりした作りのゲームだと思う。
BAD/REQUEST
今までのシリーズの性能に、更にオリジナル要素を付け加えてもっとボリュームを出すというのなら文句は無いが、今までのシリーズで出来たことを今作でできなくするのは納得いかない。
鍵縄が無くなったのは何か理由があるのだろうか。
アイテムの所持数の表示が分かりにくい。手裏剣などの消耗品なら良いが、刀やカスガイ、忍布などは、使ったからといってなぜ数が減るのか。おまけにステージクリア後に忍具の補充が無いので、一回アイテムを惜しまず使ってクリアしたりすると、その後のステージはもう続かない。
ストーリーに関しても、今までの勧善懲悪をなぜやめたのか。付き合いの長い力丸と彩女が、やすやすと裏切ったと、なぜそう簡単に信じられるのか。どうして「あいつがそんなことをする筈がない!」といったように疑わないのか…。
マップピースを集めてクリアしても、ハッピーエンドになるわけではない。全体的にストーリーが暗すぎである。正義の忍者としての爽快感はゼロに等しい。
敵の女忍者は要らない。プレイヤーの同情心を誘おうとするような敵は天誅には不要である。過去のトラウマとか、そういったものが何一つ無い、純粋悪の敵だけにしてほしかった。
声優やキャラデザインを無理に一新する必要はあったのか。
今までの天誅が、いくら自社の開発でなかったからといって、今までの設定を蔑ろにして、それでファンが納得するのか。天誅初プレイの人には関係ない?じゃあ初プレイの人にはワケのわからないストーリーを適当に流し読みしろと言うのか?
そもそも天誅参から一年しか経っていないはずなのに、この変わり様はおかしい。郷田城は過去作品の面影を失っており、菊姫は一年で気持ち悪いくらいに急成長。力丸も彩女も、オッサンオバサン臭い顔立ちへと変貌してしまい、服装まで無理やり変えられている。
彩女を「お姉ちゃん」と呼んでいた菊姫が、突然「彩女」と名指しで呼ぶようになるのは、従来の天誅ユーザーにとっては違和感ありすぎ。力丸も、忍者のくせに人殺しで悩むな!
チャンバラ。これもできが酷い。
ポーズ画面にして敵の刀の向きを確認し、向きを合わせて戦う通称「ザ・ワールド戦法」が流行っているが、そんなものを使わなければクリアできない時点で、正当なクリアができないということを認めていることと同じ。ゲームとして、それは失格ではなかろうか。
一撃で死んでしまう主人公には、リアルさを求めたのであろうが、でも、所詮はゲームである。リアルさを追求し過ぎたがゆえに面白さを著しく損ねてしまうのであれば、むしろそんなリアルさは追及しない方が良い。
力丸も彩女も、ムービーの中ではやけに強い。そして、いざ、本編が始まると、小学生児童にも劣る身体能力と、小回りの利かない操作性の悪さによる間抜けな行動、愚かな判断を見せてくれる。台無しである。
前作の冥王については、影も形も無くなってしまったが、どうするつもりなのだろうか。まさか「無かったこと」にするわけではないと思うが…。
猫が刀や爆弾を銜えてにゃあにゃあ鳴きながら歩く様を見て誰も怪しまないのは不自然ではないのか。これが本当にリアル忍者ゲームなのだろうか。
もちろん、システム面で苦心して開発したであろう様々な追加点があるから、楽しめる部分もちゃんとある。しかし、あまりに天誅シリーズとしての原型を失いすぎである。
COMMENT
文句たらたらなレビューとなってしまったが、自分は天誅シリーズが大好きなので、だからこそどうしても今回の作品「天誅4」は納得いかなかった。正直、(ハードにケチをつけるのは良くないが)Wiiで発売と聞いたその瞬間から、すでに多少の失望感はあった。しかしそれでも、熱意に燃える製作スタッフのコメントなどを開発サイトを見て確認し、期待をしていた。だから、今作のできはどうしても全面的には受け入れられないのである。もっと過去の作品の反省点を取り入れて、昔ながらの天誅の味を失わないような新作を作ってほしい。次回作を心から期待している。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2009-05-16壁にも屋根にも上れませんし鉤爪もありません。
敵に2度発見されるとゲームオーバーですが
自由度が極端に低くほぼ一本道ですので
単に作業をしているだけでストレスが溜まります。
アクワイヤが制作に復帰したそうですがどうしちゃったんでしょうか?
アクセスランキング
-
-
大乱闘スマッシュブラザーズX
アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2008-01-31
-
-
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応
■価格:6800
■発売日:2006-12-02
-
-
マリオカートWii
アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応
■価格:5800
■発売日:2008-04-10
-
-
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
体感アクションRPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2007-07-12
-
-
ファイアーエムブレム 暁の女神
ロールプレイングシミュレーション / 1人用 クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2007-02-22
-
-
Xenoblade(ゼノブレイド)
RPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2010-06-10
-
-
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
響き合う心を信じるRPG / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-26
-
-
バイオハザード4 Wii edition
サバイバルホラー / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:5040
■発売日:2007-05-31
-
-
THE LAST STORY [ラストストーリー]
RPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2011-01-27
-
-
スーパーマリオギャラクシー
3Dアクション / 1〜2人用 ヌンチャク 対応
■価格:5800
■発売日:2007-11-01
GOOD!
まだやり始めたばかりですが単純におもしろいですよ。
MGSやスプリンターセルみたいなスニーキングアクションで
なかなかの忍者らしさを感じました。
天の声?とか心眼で迷うこともないですし
PS2のときにやってみたかった梁にぶら下がったまま必殺とか
池に引きずり込む必殺なんかも、必殺バリエーションふえて面白かったです。
現地調達の刀を装備?するとすごくさびてて刃こぼれしてる
リアルさも好感度持てます。
そうですよね、そこにほかってあったんですから。
BAD/REQUEST
なぜ、天誅のブランドを使ったのでしょう?
天誅+アクワイヤ=箱庭天誅+新システムと従来の天誅ファンは
絶対思ってしまうと思います。
それよりか、「あのアクワイヤが放つ新忍者アクション登場」とか言って
新ブランドで出せば、みんな素直に楽しんでくれると思うのですが…。
それをのぞいての気になる部分を少々
ヘタレゲーマーには激ムズ。いままでに何回力丸が死んでることか
出てくる屈強の敵浪人がどうしても外国人に見えてくる。
必殺のとき刀が敵に刺さってなくても死んでる(次世代機でもか)。
ちゃんばら……もういいですよね。
本編では、箱に登らないと垣根も登れないのに
ムービーの時は一瞬で屋根裏に登れるほどのボテンシャルの違い
彩女の声が変わってませんか?ショック。参と紅の彩女さんの声がすごく好きでした。
ここが一番大事です。彩女の声が聞きたくてソフト買いました。
COMMENT
とにかく面白いです。
光を消して闇から闇へ…
やっぱり忍者はこうでなくてはいけない気がします。
これがまだ3部作の序章なので、かなり複雑な気がしますが
多分、後の2部作も購入すると思います。(チャンバラで力つきなければ
この作品は、ある意味「天誅4(トライ)」かも知れませんね(^^;。