アナザーコード:R 記憶の扉
中央値: 62 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 4.62 難易度 2.60 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
65pt
GOOD!
■グラフィックは斬新。高精細という訳ではありませんが、2Dと3Dポリゴンが適度に融合されていて、独自の雰囲気を醸し出しています。人物の表情や仕草もとても豊かでした。
■キャラクターも小説の挿絵のようなタッチでリアリティがありました。
■DSで発表された前作でも思いましたが、ハード特性を活かした謎解きが上手に盛り込まれています。こういうセンスはシングならではの持ち味ですね。
■謎解きには柔軟な思考力が要求され、頭の固い私には難度が高めでしたが、解けたときの達成感は味わえました。
■ボリュームは全9章。ゆっくりプレイして20時間前後。適度な長さでした。
BAD/REQUEST
■水準以上のレベルを保った良作ですが、傑作とは言いきれません。 シナリオはシングならではの手堅さですが先が読めてしまう展開でひねりが不足気味と感じました。
特に結末は主人公と行動を共にする男の子の抱える問題との交錯を期待していたので拍子抜けしました。
■セリフが長く、かつオウム返しの問答が多いため、やや冗長に感じました。シングとしての処女作であるPS2ソフト「玻璃の薔薇」でも同様でしたので伝統的な悪癖だと思います。
■ボイスが無いのは評価が分かれるところだと思います。説明的な台詞が多いので避けたのかもしれませんが、表情が豊かで、リアルな仕草の登場人物が一切喋らないのは不自然な気がします。
■演出面でもエンディング曲が主人公の演奏なんていう趣向があれば、もっと良かったかも。
■調べられる箇所が非常に多いのも、作りこまれていると評価すべきか、面倒な作業を付加して水増ししただけと捉えるか悩むところです。個人的にはかえってテンポが悪くなった気がします。
COMMENT
■リバーヒルソフト時代から「刑事ハロルドシリーズ」を制作していたチームの作品なので、手堅い仕事ぷりですが、傑作と言い切るには何か足りない気がします。
とはいえ、この世界観はシングならではの得難い持ち味。アドベンチャー好きなら買って損はないと思います。
■DSで発売された前作をプレイしていたほうが、より世界観を理解できると思いますが、大まかな経緯は説明してくれるので必須ではありません。
■音楽はその場の雰囲気に良くマッチしていますが、特に印象に残る曲はありませんでした。それだけ環境音楽に徹しているとも言えますが、物足りなくも感じます。
■余談ですがアメリカの片田舎で起こる事件、リアルな登場人物など、どことなく1998年に発売されたPSソフト「ミザーナフォールズ」を思い起こさせる作品でした。
※32型液晶ハイビジョンテレビ。3回ほどネットの攻略法を見てプレイ。
Amazonレビュー
レビュー者: kuma レビュー日: 2009-02-25私は何も考えずにこの記憶の扉からプレイして失敗しました。面白かったらDS版買おうなんて考えは甘いです。思いっきりネタバレあります。泣きたい。
公式HPの情報も少ないので、DS版やらなくても楽しめると勝手に勘違いしちゃいました。
良い点
・アシュレイかわいい。
・キャラクターの動きと表情がアメリカンでなんか良い。
・リモコンでの謎解きが驚きの連続。脳トレになる。
悪い点
・次に何をすればよいか、どこに行けばいいのかのヒントが少ない。
(謎解き好きな人には良い点かも。私は攻略情報を見ないとクリアできなかったです)
・CVありの方がキャラクターの動きや表情が楽しめた。
・やりこみ要素がない。
魔王を倒す!みたいに1つの目的に向かって謎解きをするタイプではなく、なんだかよくわからないけど1つの謎が終わったら次の謎が出てきちゃった、という感じでプレイしてました。
なんかこう書くと微妙そうですが、家族愛っていいな〜と思うゲームなので、2つの記憶をプレイした方にはオススメです。
私はこれからDS版やってみます。
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GOOD!
ラスとダスというどこかで見たことがあるような機械を駆使して
謎を解いていくというのがこのゲームの醍醐味でしょう。
この2つの機械をフルに使わなくては解けない謎もあり、
いろいろと楽しませてくれます。
難易度的に、アドベンチャーゲームを遊んだことがない人には
少し厳しいかもしれませんが、解けた時の充実感はかなりのもの。
いろいろと工夫を凝らしていることもあり、オリジナリティは4点。
グラフィックはそれなりに頑張っています。
アニメ調とも実写調ともいえない独特の雰囲気があります。
したがって4点。
ボリュームもアドベンチャーゲームとしてはなかなかで、
何よりも膨大なテキスト量に驚かされます。
最初からどうでもいい?お土産の話まで延々とテキストに書かれているのは
苦笑いに近いものがありましたけど。
BAD/REQUEST
操作性がちょっと・・・
リモコンのみという操作性は、今まで良かったためしがありません。
とある謎解きで、十字キー使用なら一度で解けるようなものでも、
リモコンの微妙な反応で何度もやり直していうこともありました。
したがって、快適さは2点と評価を下げました。
移動にヌンチャクを使用とかできなかったのかな?
ストーリーに関して言えば、最後まで遊んでこれほどすっきりしない
結末を迎えたゲームも珍しいというくらいラストがお粗末でした。
序盤あれほど冗長的なほどにテキストを費やしていたのに、
肝心の謎に関する部分がかなりおざなりという印象。
少なくとも自分にとっては、2つの大きな謎が未解決です。
?第3、4章頃に機械を使って調べていた事件の真相
?第6章まで一緒に行動していた男の子の追っていた手がかり、の2つ。
?に関して言えば、一応真実はわかるのですが、
誰がどのようなことをしていたから、このような事になったという
部分の説明がありません。
○○の会社に罪をなすりつけた人物も特定されない上、
加害者側の責任者が知らなかったというのも不思議な話です。
数学でいえば、答えだけ教えてもらって、途中計算式の説明がないんです。
そんなの納得できるでしょうか?
?に関して言えば、メインのストーリーの次位に大事な謎。
結局なにも手掛かりを得られないままエンディングを迎えます。
そのエンディングで、さらっと一言だけ語られて終わり。
私はメインの事件がかたずいたあとに一日くらいかけて
また手がかりを探すものだと思っていただけに拍子ぬけでした。
いや、開発者の適当さに怒りすら感じます。
COMMENT
ともかく、最後あたりのストーリーさえしっかりしていれば
もっと名作になりえた作品。
実は書かなかったけど、もっと未解決の細かい部分もあります。
RPGとかならプレイヤーの想像にとかでもある程度納得できますが、
これはアドベンチャーゲームです。
そういう部分を一番重要視すべきじゃないんでしょうか?
しかも、序盤のどうでもいい部分の説明が長いだけに
削るならどうでもいい部分を削れと言いたくなります。
あと悪くはないのですが、キャラクターの動きが少し不自然。
トミーなどは、会話をするときにやたら首や手を動かします。
「こいつは病気か?病気なのか?」って本気で思うくらいですよ。
かなり厳しいことを書きましたが、このゲームは昔のアドベンチャーの
正当進化系です。
80年後半〜90年代のアドベンチャーが好きだった人には
懐かしくもあり、かつ新しさを十分味わってもらえると思います。
自分は昔からアドベンチャーゲームが好きだったので、
現在も良質なアドベンチャーに出会えたことをうれしく感じます。
それだけにストーリー部分が残念、そんな作品でした。