アークライズ ファンタジア
中央値: 75 Amazon点数: 4.3
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
78pt
GOOD!
ここのレビューを見て買いました。
買った時は既に新作ではなかったし、グラフィックも期待していなかった割には良かったです。
クリアしての感想は一言でいうと「おもしろい物語」
いやー久々にストーリーの良いＲＰＧに出会えました。
私は３０歳のおっさんですが、主人公がよくある純粋熱血漢で失敗をしながら成長〜
ではなく、ある程度賢いです。物分かりも良いほうです。
なので、おっさんでもキャラに苛々せず楽しめます。
そこが一番かな。
内容については、シナリオとキャラがかなりいいです。誰が味方で誰が敵なのか、真実とはなにか。
世界観も王道中世ヨーロッパ風ファンタジーで、クリアするまでの８０時間たっぷり楽しめました。
戦闘システムはコマンド式で、組み合わせで頭を使います。
（ＦＦ７のマテリア的な感じかな）
新作の割にはかゆいところまで手のとどくゲームです。
BAD/REQUEST
許せないのは、戦闘。
理不尽です。
ボスは最後のほうになると平気で１時間かかります。
で、内容はというと「一撃死→アイテムで復活」を３０回以上は繰り返します。
戦闘のターンの流れは
攻撃・瀕死・回復・死亡・復活・瀕死・回復・防御・必殺技・瀕死・死亡・復活・・・
を１時間繰り返します。
気を抜く（回復を怠る）と即全滅です。
自分のＨＰが３０００あるなら、敵は４ターンに一度は２７００ほどのダメージを与えてきます。
はっきり言ってこの消耗戦は社会人にはきつい。
おかげでやる気がうせたりで、クリアまで１０カ月かかりました。
COMMENT
長い間かかっても親切な次の指示で、時間が空いても次の目的がわかりやすかったので
最後までできました。
世界観がしっかりしてるので、是非続編を期待したいです。
続編がでて過去キャラがでるとなると即買います。
ただ、戦闘の消耗戦だけは改善しておいて！
Amazonレビュー
レビュー者： riou レビュー日： 2009-07-15■ロード
時間がありえないくらい短い！ていうか、ほとんど無い。セーブですら2秒くらいで終わります。
■戦闘
雑魚敵は「お任せ」でもキチンと必殺技とか連携を組み合わせて手際よくやってくれるから、Lv上げがあんまり苦じゃないですね。のわりに、ボスとかはしっかり作戦立てないと勝てなかったりで、バランスがいいです。
戦闘での連携技なども、序盤の戦闘で一気に詰め込む感じではなく、少しずつ新しいことが出来るようになっていくので、理解しやすいし楽しい。少しずつバトルの幅が広がっていくことによって、バトルに対する飽きも来ないですし、考えながら戦闘出来るのはいいですね。
武器はカスタマイズして特殊効果を持たせるのですが、これが後半になるほど重要になってきます。カスタマイズを怠るとボス戦はツライ。ピースを集めて、いかに効果的な組み合わせを考えて戦闘に臨むか、というのも楽しいやり込み要素の一つです。
■グラフィック
グラフィックはwiiなのでxbox360やPS3に比べちゃうと粗いですけど、wiiの中で考えたらすごく綺麗。慣れれば愛着わきます。インターフェースも見やすいし、特に感心したのはキャラの表情かな。アニメ顔なのに、時々どきっとするくらい目の動きで感情表現したりして、人間味が感じられます。
■シナリオ
ストーリーは厚みがあって、ボリュームたっぷりです。王道を地で行ってるんですけど、テンポが良く、長く遊べるのにダラけないところが巧妙ですね。シリアスと明るい場面の配分も丁度いいです。
仲間だったキャラが敵になったり、敵キャラと共闘したり、やっぱり仲間になったり、ゲストキャラが入ったりとパーティメンバーが変則的に変わるせいか、意表を突いてくる演出もあって楽しめました。
■その他
気になった点を挙げるとしたら、ダンジョン内のカメラアングルをいじれないこと、ドレス変更してもポリゴンに反映されないことですかね。といっても、そんなに気にならないレベルなので、敢えて言うならの程度ですが。
音楽もいいし、イベントはフルボイスです。会話イベントもキャラ同士の関係性や繋がりが垣間見れて面白い。
ＲＰＧをよくやりますが、こんなに充実感を味わえたのは久しぶりです。最近のグラフィックばかり凝り過ぎてるＲＰＧやシナリオの薄いＲＰＧには物足りなさを感じていたので、王道をガツンとやってくれたのが逆に良かったのかな。RPG好きにはオススメです。
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GOOD!
・シナリオとキャラクター
全体的に明るくはないが、暗い・切ないイベントも演出過剰になりすぎず表現していたのが好感触。
泣かせよう、泣かせようとあざとく作っていないのが良い。
キャラクターは数が多いのに皆ちゃんと個性があり、会話もまともだった（子供向けRPGだと、大人が聞いていて楽しめない会話をするキャラも多いので）
・攻撃力がなく、武器にセットした「ピース」で戦略を立てるシステム
このシステムのおかげで単純にレベルを上げれば敵に勝てるわけではなく、武器のレベルを上げてピースを解放→ボス毎にピースの組み合わせを考えるという作業が必要となる。
武器のレベルを上げるのは武器毎に設定された「シークレットピース」を解放するという楽しみがあるし、ボスはピースの組み合わせや装備を踏まえた戦略を立てないと勝つのは難しい。
武器のレベルを上げないと（ピースを解放させないと）難易度が上がるが、それを苦にさせないよく考えられたシステムだと感じた。
・ボス戦とザコ戦の難易度のバランス
上に書いたように、ボスは戦略を練らないと勝てない場合が多い。しかしザコはよほど無茶な戦闘をしない限り、さくさく倒せる。毎回の戦闘で頭を使うのは疲れるが、ボスが弱いのは物足りない…という自分のようなプレイヤーにはぴったりの難易度である。
・ストレスが溜まらないよう配慮された作り
ボスが必殺技を使ってくるターンには、戦闘ボイスで味方が教えてくれたり（高難易度を求める人には物足りないかもしれないが）各所にセーブポイントが設置されていたり、ロード時間がほぼ無しであったり、イベントがスキップできたり、ポーズ画面には次の行き先のヒントが表示されたり、「飛行艇」入手後は自動で街まで行けたり…
一部当たり前の機能も含まれているかもしれないが、これだけ揃った作品はあまりないと思う。プレイヤーに親切で、理不尽なストレスを感じないのは良い。昔のゲームのような不親切さを求める人にはオススメできないが、戦闘不能→タイトル画面というシステムは昔のRPGの良いところをそのまま使っていると感じた。（個人の趣向だが、最近のRPGはリトライできる作品が多いので…
BAD/REQUEST
GOODに書いたように、ストレスの溜まらない作品だったので挙げるのが難しいが、強いて言うとしたら
・取り逃しが発生しやすい
・2周目引き継ぎがない
・広すぎる街がある
の3点である。
取り逃しについて補足すると、キャラのパーティの離脱・復帰が激しいのでそのタイミングでないと見られないイベント（おまけのようなもの）や、1度しか行けないダンジョンの存在によって二度と手に入らないアイテムが発生したりする。イベントについては仕方ないのかもしれないが、アイテムはどこかで購入できるようにしてもよかったのでは。
あと、これはゲーム内容の欠点ではないが、説明書には記載されていないのに、公式サイトには記載されている・・・という情報が多すぎると思った。
プレイ開始からしばらくして公式サイトをチェックし、説明書にも書いていてくれよ…と思った情報が多数。ソフトを購入した全てのユーザーが公式サイトをチェックしているとは限らないのでは…
COMMENT
2010年の春頃に評判を聞いて購入し、先月ようやくプレイ。
住居環境の影響でしばらく携帯機しかプレイできなかったのだが、数年ぶりにプレイした据置機のソフトがこの作品でよかったと思う。
普段、武器のコンプリートやレベル上げにこだわったりしない自分が、武器を集めレベル上げに熱中した。GOODに書いた、「ピース」解放システムのせいである。
魅力的なシステムがあること、シナリオの質・量が十分であること等々、万人に勧められるRPGだと感じた。wiiというハードの中で見た場合、「ケッサク」タグをつけるに値する。
シナリオは少し暗いかもしれないが、異質すぎるわけではないし、EDの後味も良い。公式サイトなどでキャラに魅力を感じた人は是非プレイして欲しい。
その際、説明書より公式サイトを熟読してからプレイするのがオススメ（笑）