CALLING[コーリング] 〜黒き着信〜

中央値: 73 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
73pt
GOOD!
・簡単な操作で混乱する事がない。チュートリアルも分かりやすく、進行中に道に迷う事もありません。
・何をすればいいのか、どうすればいいのかと迷う事がない。ユーザーに対しての配慮が手を抜かずにされている。
・携帯電話を使用した移動システムという、斬新ながらもシンプルなオリジナル要素が面白い。
・全体がまとまっていて、あれやこれやと気を散らさずに、集中してプレイできる。
・やり込み要素が多い。一週目だけでは半分も遊んだ事にならない。
・二週目以降はムービースキップが可能になる(地味に感心しました)
・作り手のこだわりをプレイしていて感じる。
・グラフィックはWiiらしいクオリティです。モデルの一つ一つはそこまで綺麗な物ではありませんが、日常的に置かれているものが違和感なく配置されています。一見簡単そうでなかなかできない作り込みだと思います。懐中電灯を灯している時と、そうでない時の視界の見え方もうまいです。
BAD/REQUEST
・ホラー的要素が薄い。あまり他のゲームと比べたくありませんが、「呪怨」のようなじっとりとした恐怖の空気感はなく、「零」のような先が不安になるステージも少ない。和的ホラーではなく、ハリウッド系のビックリする演出が多い。空気的には、一昔前のホラーゲームをしている様な気分でした。驚かせようとしかけられたカメラ演出がちらほらとありますが、ある程度抗体のある人は全く気にならないと思います。
・ヌンチャクでの操作が、していてちょっと気になりました。別ゲームの「フラジール」とほぼ同じ視覚操作を行うのですが、テレビが小さいと扉の移動操作や、霊を振りほどく動作の後で、ポインタを見失って、咄嗟の動きが出来なくなります。
・折角のオリジナルシステムの活用場面が少ない。携帯電話での移動や録音、メールの着信等、面白い要素はたくさんあるのに、どうにもそれが生かし切れていなかったと思います。もっと携帯を使用した探索をしたかったです。
・割と一本道。さくさくとプレイできるのは良いですが、少しあっさりしすぎています。もう少しくらい悩みながらプレイしたかった。
・ストーリーがありふれてる。
COMMENT
現在、二週目です。プレイ時間は一周するのに5時間ほど。ただし、このゲームは二週目からが本番です。かなり多くのやり込み要素があり、プレイ時間はあまりあてにはしないでください。
最近のオリジナル新規タイトルにしては、十分に面白いです。Wiiの機能をフル活用(Wii掲示板を使います)したやり込み要素は、素直に「面白い!」と思いました。作り手が優秀だったのだと思います。ユーザーを楽しませたいと、ちゃんと考えて作られています。最近のゲームではあまり見られなくなった、作り手のこだわりが感じられます。
勘違いの無いように書いておきますが、このゲームは「零」とは全く違います。霊と戦闘できるわけではありませんし、なにかと入り組んだステージを進むわけでもありません。ストーリーもステージもキャラクターも、現実的な、実にありふれた物となっています。なぜなら、このゲームはあくまでも「日常的な場面での怖さ」を表現しているからです。「零」や「サイレントヒル」のような物を求めている人には、肌が合わない可能性があります。
オリジナル要素の携帯も面白いです。自由に開いて写真とか撮れます。リモコンを本物のケータイみたいに持って操作します。これをもっと使用した要素があれば、間違いなく今年一番のホラーアドベンチャーでした。もしあるなら次回作に期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: ヤミノウチ レビュー日: 2009-11-21感じは、零3に似ていると思いました。攻撃することはできませんが……。攻撃できないことがまた怖さをかもし出しているゲームだと思います。恐怖度でゲームオーバーするシステムはクロックタワーと同じですね。でも、クロックタワーよりは死ににくい感触でした。
操作性は、ポインタの感度が鋭く、少し動きが早いので酔い気味だったんですが、すぐに慣れました。セーブも早いので、基本的にストレスは少ないです。が、
・スキップできる箇所が少ない。
・携帯で電話をかける操作がやりにくい。
というのが、少し辛い点です。
ただ、電話をかける操作がやりにくいのは、怖さを増す為の演出なのかも……。
各所に怖がらせようとしてくれるポイントが散りばめられていて、ホラー映画、ホラーゲームはよく見たり、やる方ですが、何度か「うおっ」と漏らしてビクっとなりました。
シナリオ的な怖さより、フィールドを歩く上で、細かな演出に驚かされる怖さが勝っている。バーチャル肝試しのような感じ。
かといって、ただの脅かしゲーという感じは受けなかったので、雰囲気の作り方がうまいのかな、と思います。
Wiiリモコンを携帯電話に見立てているのが、やっぱり面白いです。ゲームを進める上での重要なツールになっていますし、録音とか、新鮮で。
撮影は、いまいち何に役立つのかわからないまま1週目が終わってしまいましたが……。
後ほど飽きてくるか、操作自体が面倒にならないかな〜と思っていましたが、そうでもなく最後までいきました。プレイ時間が短く、サクサクと進むせいもあるのかも。
1プレイ終わってみての総時間数は6時間弱。結構ゆっくりやった方だと思うので、もっと早く解けると思います。
周回プレイが前提のようなので、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
謎解き自体は少なめだったように思いました。どちらかというと探索要素が強いです。
メモをしたり、ちょっとしたことを見ていないと、簡単に詰まった場面も。
1週目終わった時点では、あるエピソードのおかげで割と後味の悪くない気分です。
予想通りの展開ももちろんありましたが、ちょっと予想外のものが。
そのエピソードが個人的には好きだったのと、真新しい要素があったのとで、全体評価は4。現時点では衝撃を受けた! という程ではないので、はじめ星を「3」にしましたが、2週目始めてのっけから1週目と全く違うシナリオになったのでおもしろさも「4」で。
攻撃できないで、ただ逃げて、探索するだけなんていやだ、という方にはお勧めしませんが、怖い雰囲気を楽しみたい、とかWiiでやるホラーゲーム(感覚新しい目のホラーゲーム)を求めている人にはいいと思います。
では、2週目続けて行ってきます。
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GOOD!
・純和風ホラーという、あんまり数が少ないジャンルのゲームを出してくれたことに
まず作った方々に感謝を表したい
・オリジナリティ:携帯電話をメインにおいてあり、新鮮でした。発売される前は
映画「着信アリ」とゲーム「零」をミックスしただけか??と
思っていましたが、初めて見るとそんなことはなく、ホントに
携帯をつかっているかのような感覚、そして電話をつかっての
転移、と個性に溢れてました。ゲーム内のアクションによって
wii伝言板にとあることが起こるのが面白かったw
・グラフィックス:決して「綺麗!!」とはいえませんが、部屋のすみずみまで
細かく描かれており、暗闇の中で懐中電灯をつけた時に部屋
の物の影まで丁寧に作られてあって臨場感がありました。
・音楽:ステージはほとんど無音ですが、それが良かった。ヘンにおどろおどろ
しい音楽つけられるよりも怖さが増しています。合間合間に流れる音楽も
不気味であったり、不思議であったり、しんみりしてしまったりと個人的
に大好きです。
・熱中度&満足感:進んでいくうちに少しずつ謎が解けていって、「この先を知り
たい!」という気持ちが自然とわきました。2周目もあり、
(といいますか2周目が重要)さらに熱中度に拍車がかかって
すんなり2周目プレイにもしゃれこめました。隠し要素もあつ
めようなら、さらに周回を重ねるかも。よって満足感もありま
す。
快適さ:最初はリモコン操作にとまどいまいたが慣れると気にならなくなります。
(若干不親切と感じたりもしますが、そのせいで焦るのでむしろ楽しか
ったw)ロードも短めでストレスも特になし。
難易度:全体的にみればちょうどいい難易度。(この手のゲームに慣れた人なら
簡単に感じるかも)
ストーリーも素敵。赤い人はもっと素敵w
BAD/REQUEST
・敵との戦闘がやさしすぎる。中には即死攻撃で心臓バクバクなのもありますが、
ほとんどの霊との戦闘で死ぬことがまずない。バンバンこっちをゲームオーバーに
してくれ!とは言いませんが、もうちょっと敵が強くても良かった。
敵の姿もそれほど怖くなく、攻撃もほぼつかみかかるだけなので中盤あたりから
つかまっても焦らなくなってします。「あーもうわかったから!」という気持ちに
なってしまう。攻撃のバリエーションも多いとうれしかったかも。
・たまーに次に進むためのヒントが雑な時がある。私の注意不足もありますが、
どうしたらいいのかわからず数十分〜1時間ぐらいウロウロとさまよったり
も。
・タンスやら戸棚やらこちらのアクションで開けられるものが、すんごい数で
あるのだが8割といっていいほど、なにもない。引き出しを開けに開けてなに
もないと、次の部屋とかでまた調べるのがめんどくさく感じてしまった。
もっとアイテムやファイルアイテムがたくさんあったり、なにかイベントに
つながったら良かった。
COMMENT
ホラーゲームは色々やってきましたが、久々に怖かったゲーム。ホントに
「うおっ!!!」と声にだしてしまったり、体が跳ねてしまったりが何度も
ありましたw出荷数が少なかったりあんまり広告にでてなかったりですが、
ぜひホラー好きの方にはやっていただきたい。個人的には優良なゲームでした。
「黒のページ」というサイトからいろいろアレなことが起きているので、
そのまま続編出してほしいです。今度はさらに恐怖を感じる敵・演出・システム
で!