CALLING[コーリング] 〜黒き着信〜
中央値: 73 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
標準偏差 11.27 難易度 1.71 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
52pt
GOOD!
・ホラーゲームであるという所。今やホラーを出す会社はあまり無いので。
・「グラフィックに依存しない恐怖」が実現されている所。本作は過剰装飾されたおどろおどろしい舞台や敵対者は少なくとも、ただ移動するだけで怖いです。ランダムに発生する音は舞台に相応しいもので、かなりの臨場感。演出面はホラーのお約束を踏襲しているものもあり、不意打ちもありと良く練られています。
・携帯電話の「転移」システム。思ったより多用しますが、これが面白い。特に病院のある局面での使い方には「なるほど!」と思わされました。
・シナリオは短いながらも、切ないものに仕上がっています。ホラーゲームは感動する話が多かったりするのですが、本作もそこは外していません。日本人が思い描く「あの世」感を反映している章もあって、気に入っています。
・走りが速いこと。ローディングも特に気になりません。
・「ココで恐怖演出を入れるか!」という驚きがある所。プレイヤーが気を抜く瞬間を良く把握していると思います。振り向きさえ警戒しなければならないとは…素晴らしい。
・今までにない舞台設定があって新鮮でした。ホラーゲームで「純和風」はあっても「純現代」はなかなか見かけない様に思うので。
・セーブポイントが多い。セーブに不便を感じるゲームが未だ多い中、これは良い配慮だと思います。
・クリア後特典が豊富な所。
・エンディング曲を筆頭に、BGMが良い。サウンドトラックが出るなら欲しいです。
BAD/REQUEST
・一点をつけた通り、操作性が閉口ものの悪さです。私の環境が悪いのかも知れませんが、ライトを点けていないとしばしばポインタを見失います。初プレイ時、最初の部屋から数十分出られませんでした。ボタン一発で画面中央に戻る、等の操作が出来れば随分違ったと思います。また、シナリオの途中でもライトが切れる局面があるので、その度に苛々させられました。そういう時に限って霊に追われるので、二周目になってもそこだけ苦痛でした。
・それ以外にも、扉や引き出しを開ける時の操作性もいまいちでした。探索が推奨されているのに、開けても何も入っていない箇所が多すぎて、探索自体に満足感は感じませんでした。
・既に観たイベントのスキップが二周目から可能になるのは良いのですが、「一度でも観たらスキップ可能」にして欲しかったです。ラストの長いイベントとか即死攻撃する敵出現前とか。あと、携帯電話の録音再生も同じ要領で飛ばしたかった。
・終盤、気付きにくい所に鍵を落とされた時には参りました。もう少し鍵の落下音の音量を上げてもらえれば…極端に解りやすくしろとは言いませんが。
・サブキャラクターに関するテキストが、もう少しだけ多ければ良かったです。
・他の方も指摘されていますが、携帯電話がほぼ転移専用機と化しているのは勿体無い。
・ソフト自体があまり出回っていないので、入手にやや苦労するかも知れないです。私は発売日に三軒回って購入しました。
COMMENT
二周目までクリア。兎に角、「恐怖に特化している」点が売りだと思います。Wiiの昨日を余す所なく使い倒してやろうという野心が感じられました。お陰様で、2009年に遊んだゲームでは一番の恐怖を味わいました。
個人的な要望なのですが、これでサウンドテストが特典にあれば更に良かったです。
ただ癖が強いので、よっぽどホラーゲームに思い入れのある人でないと、痛い出費に終わってしまうかもしれません。ホラーで知り合いと盛り上がりたい人にはお薦めです。
乱筆乱文失礼しました。
Amazonレビュー
レビュー者: ヤミノウチ レビュー日: 2009-11-21感じは、零3に似ていると思いました。攻撃することはできませんが……。攻撃できないことがまた怖さをかもし出しているゲームだと思います。恐怖度でゲームオーバーするシステムはクロックタワーと同じですね。でも、クロックタワーよりは死ににくい感触でした。
操作性は、ポインタの感度が鋭く、少し動きが早いので酔い気味だったんですが、すぐに慣れました。セーブも早いので、基本的にストレスは少ないです。が、
・スキップできる箇所が少ない。
・携帯で電話をかける操作がやりにくい。
というのが、少し辛い点です。
ただ、電話をかける操作がやりにくいのは、怖さを増す為の演出なのかも……。
各所に怖がらせようとしてくれるポイントが散りばめられていて、ホラー映画、ホラーゲームはよく見たり、やる方ですが、何度か「うおっ」と漏らしてビクっとなりました。
シナリオ的な怖さより、フィールドを歩く上で、細かな演出に驚かされる怖さが勝っている。バーチャル肝試しのような感じ。
かといって、ただの脅かしゲーという感じは受けなかったので、雰囲気の作り方がうまいのかな、と思います。
Wiiリモコンを携帯電話に見立てているのが、やっぱり面白いです。ゲームを進める上での重要なツールになっていますし、録音とか、新鮮で。
撮影は、いまいち何に役立つのかわからないまま1週目が終わってしまいましたが……。
後ほど飽きてくるか、操作自体が面倒にならないかな〜と思っていましたが、そうでもなく最後までいきました。プレイ時間が短く、サクサクと進むせいもあるのかも。
1プレイ終わってみての総時間数は6時間弱。結構ゆっくりやった方だと思うので、もっと早く解けると思います。
周回プレイが前提のようなので、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
謎解き自体は少なめだったように思いました。どちらかというと探索要素が強いです。
メモをしたり、ちょっとしたことを見ていないと、簡単に詰まった場面も。
1週目終わった時点では、あるエピソードのおかげで割と後味の悪くない気分です。
予想通りの展開ももちろんありましたが、ちょっと予想外のものが。
そのエピソードが個人的には好きだったのと、真新しい要素があったのとで、全体評価は4。現時点では衝撃を受けた! という程ではないので、はじめ星を「3」にしましたが、2週目始めてのっけから1週目と全く違うシナリオになったのでおもしろさも「4」で。
攻撃できないで、ただ逃げて、探索するだけなんていやだ、という方にはお勧めしませんが、怖い雰囲気を楽しみたい、とかWiiでやるホラーゲーム(感覚新しい目のホラーゲーム)を求めている人にはいいと思います。
では、2週目続けて行ってきます。
アクセスランキング
-
大乱闘スマッシュブラザーズX
アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2008-01-31
-
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応
■価格:6800
■発売日:2006-12-02
-
マリオカートWii
アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応
■価格:5800
■発売日:2008-04-10
-
モンスターハンター3(トライ)
ハンティングアクション / 1〜2人用
■価格:7340
■発売日:2009-08-01
-
不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
ダンジョンRPG / 1人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-05
-
Xenoblade(ゼノブレイド)
RPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2010-06-10
-
ファイアーエムブレム 暁の女神
ロールプレイングシミュレーション / 1人用 クラコン、GCコン 対応
■価格:6800
■発売日:2007-02-22
-
スーパーマリオギャラクシー
3Dアクション / 1〜2人用 ヌンチャク 対応
■価格:5800
■発売日:2007-11-01
-
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-
響き合う心を信じるRPG / 1〜4人用 ヌンチャク 対応
■価格:7140
■発売日:2008-06-26
-
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔
体感アクションRPG / 1人用
■価格:6800
■発売日:2007-07-12
GOOD!
Wiiで発売された和風ホラーアドベンチャーゲーム。
思っていたより出来が良かったです。
箇条書きになってしまいますが、良いところは
・携帯電話を使用した転移や着信などギミック
・懐中電灯で探索は雰囲気出てて良い
・恐怖演出がシナリオとランダム要素含めて良い
・ダッシュが早い
・おまけ要素、ちょっとした小ネタギミックなどが豊富
ホラーゲームとしてかなりの良作です。
BAD/REQUEST
駄目な部分も箇条書きになりますが
・一週目がだるい
・方向転換がポインタ機能ではないと出来ない
・携帯電話の機能を使ったギミックが少ない(カメラなど)
・電話番号をメモに取らないと辛い(霊に襲われながら入力したりするため)
・出荷が5000本くらいと少な過ぎる
一周目は世界観のダイジェストみたいな感じで二週目から怖さもシナリオも本編という作りになっている
そのため、一周目でつまらなく感じてしまいやすいのが欠点
携帯電話の機能もカメラやメールなど攻略に組み込んで欲しかった
COMMENT
最初はあまり期待はしていなかったんですけど雰囲気もでてて面白かったです。
操作性もよく、中身が想像つかない方で零シリーズをプレイした方はそれをイメージした方が早いかもしれません。
とりあえず最大の不満点は出荷が少ないことですね。
かなり良い出来なのでホラー好きの多くの人にぜひプレイしてもらいたい。
その次に、本編を2週目に持ってきたことです。
1週目がいかに平和か分かるくらい霊に襲われたりホラー要素が強くなっています。
そういう自分は2週目の地下の扉が突然外から圧力掛かって曲がったのがマジでビビった。
シリーズ化して欲しいですが売り上げ的にも厳しいのかなぁ・・・と残念な気持ちです。
じわじわでも口コミで売れて欲しいですね。