Xenoblade(ゼノブレイド)
中央値: 90 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 13.77 難易度 2.30 mk2レビュー数 114ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
フィールドの美しさ
エリアによって、まったく世界観の異なるステージが次々出てくるのがおもしろい。
天気や時間によっても、またガラリと景観やBGMが変わるので飽きが来ない。
BGM
戦闘曲やフィールドの曲もどれもいい。
イベント時もBGMのおかげでかなり熱くなった。
仲間のバランス
誰かが突出して強い弱いとかなく、みんなそれぞれ向いた使いどころがあるのがよかった。
使うキャラによってちょっと違ったゲーム性が味わえるのも楽しい。
BAD/REQUEST
クエスト
広い街・多い人・時間によって移動する人いなくなる人等によりクエストそのものより、街中でクエストの依頼者を見つけるほうが時間がかかる謎のシステム。
クエストをやりすぎると、戦闘・金銭バランスが崩壊するし・ゲームのテンポも悪くなる。
このゲームで一番ダメな要素だった。
装備のデザイン
このゲームは装備によってグラフィックが変わるけど
同じ装備なのに、着る人によってグラフィックがまるで別物になってしまうのは残念。
あと、重装備系などデザインがアレすぎて装備したくなくなるレベルのが‥
ソート機能
ソートした結果を記憶してくれないので、毎回毎回メニューを開くたびに同じソートを繰り返し掛けなければいけない。
デフォの入手順とか間違って拾ったアイテム捨てる時くらいしか使わないから!
COMMENT
フィールドが綺麗なのとストーリーが面白かったので途中でだれたりするようなことがなかった。
が、ストーリー進行によって解決できなくなるクエストがあって、どうせやるなら全部やっとくかと思って始めたのが運の尽き。そこからはちょっとした拷問のようだった。
これからプレイしようと思う人は、クエストはほどほどでメインストーリーを進めた方がいいとお勧めしたい。
キズナグラムとかあげても何も面白いことはないし。
交換できるアイテムが多少良くなったりはするけど、クエストをしないなら交換自体ほぼ必要ないし。
Amazonレビュー
レビュー者: コローニャ レビュー日: 2017-01-20ネタバレはありませんが、どうしても長くなりました。
RPGに必要な要素ってなんでしょう?
広大な世界を巡る冒険? 胸躍る熱いストーリー? 物語を彩る美しいBGM?
魅力的な仲間たちとの絆? 手に汗握る戦闘? 思わずやっちゃうやり込み要素?
・・・ゼノブレイドは、全部ありまぁす!
はるか昔に滅んでしまった、超!巨大な巨神と機神が舞台です。
ここで実験。ちょっとその場に立ってみてください。右足を一歩、前に出しましょう。
そのまましゃがむように腰を落とします。はい!あなたは巨神になりました。
あなたの右太ももの上を、ノミが歩いています。それが主人公たちです!
いかがです?どれだけスケールが壮大か、おわかりでしょう。
主人公の目線になると、遠景には向かい合って立つ機神が、頭上にはその大剣が見えます。
切り立った崖や大きく隆起した地面など、高低差のある立体的な箱庭感が、実にすばらしいんです!
そんな広大なフィールドを、メインストーリーそっちのけで探索!
次はどんなところなんだろう?と、新しい場所に行くたびにワクワクです。
とりわけ落ちた腕ですとか、その最たるものでしょう!
指の先端から風景を見ていると、気の遠くなるような長い年月を感じさせてある種、感動すら覚えます。
フィールドはそれぞれ朝~昼~夜とリアルタイムで変化していますが、
昼と夜とでまったく違う雰囲気になる場所も存在します。
例えば夜のザトール、枯れた木々に光芒が一斉に灯った景色に、僕は一瞬で心を奪われました。
フィールドによっては夕焼けや、雷雨に浮かび上がる機神、幻想的な光芒を包む霧、
橋から望む大瀑布にかかる虹、金色の水晶にふぶく雪といった、ファンタスティックな光景も見られます。
とくにエルト海の流星雨!なんと美しいことでしょう。ぼんやり眺めて気が付いたら朝になっていました!
PS3等でフォトリアルなオープンワールドゲームもプレイしましたが、
ゼノブレイドは現実ではありえない、幻想的な世界を冒険することに、おもしろみがあるわけです。
巨神と機神が作り出す、圧倒的な世界観を。
僕もプレイ中、あちらの世界に行ってみたいと、何度も思いました。
SD解像度だからとか、今さら古いとか言って、プレイしないなんてもったいない!
あなたがRPG好きを自負するなら、ぜひプレイしておくべきです。すばらしい世界が待っています。
え?Wii持ってない?買いましょう! よかった、これで解決ですね。
RPG、特に和製のRPGといえば、ストーリーは非常に大きな要素だと思います。
わかりやすく一言でいいますと、週刊少年うんぬんの漫画のような、熱血ものです。
展開もわかりやすく、それでいて二転三転する物語に、興奮すること間違いなし!
固有名詞乱立でプレイヤーおいてけぼりや、クリアしても謎だらけで考察必至など野暮なことはありません。
ストーリーは監督とアニメ作家の共同執筆で、任天堂スタッフのアドバイスが入るという形が取られています。
また、イベントシーンはその漫画をアニメ化しました、といった感じで、演出が本当に熱い!
一番好きなシーンはやはり、ヴァラク雪山でのダンバンさんの対決と、その後の展開でしょうか。
曲と映像が完璧にシンクロする演出で、これはもう何度見ても飽きません!
ほかにも見どころがたくさんあり、僕は最後まで興奮が抑えられませんでした。
さらにキャラクターグラフィックはマンボ…いえ、ローポリゴンでもじゅうぶん表情豊か。
ストレートなセリフに声優さんのすばらしい熱演もあり、より一層感情移入できます。
テーマは旅立ち、そして巣立ち。古臭く感じるかもしれませんが、世代を超えて普遍的なものでしょう。
高校生や大学生など、親元を離れたり新しい環境へ独り立ちしていく若者向けと思います。
でもオッサンでも大丈夫!
冒険心をかき立てる広大なフィールド探索や、魅力的なキャラクターが織りなす熱いストーリーに、
まるで少年の心を取り戻したかのような、童心にかえった気持ちでプレイできます!
かくいう僕も、ドラゴンクエスト3やクロノトリガーを、
マップすげえ!ストーリーすげえ!音楽すげえ!とプレイしていた当時の自分に、確実に戻っていました。
実はこれが一番、嬉しかったことです。
もうひとつ、ゼノブレイドの大きな魅力に、BGMを挙げたいと思います!
ガウル平原では視界が開けるのと同時に高揚感のあるサウンドが、
燐光の地ザトールではコーラスの入った美しいメロディーが、
エルト海ではその広大な海を思わせるゆったりした曲が、などなど実にバラエティ豊か。
それぞれ昼、夜でも曲調が変わりますし、静かな曲や落ち着いた曲が多いのも個人的にはうれしい。
ギターなどの弦楽器や、ピアノがお好きでしたら、きっとお気に召すでしょう!
とくに帝都アグニラータのBGMは、音楽が感情を持ったかように、心に強く響いてきます。
バイオリンの音色が訴えるように胸に深く入り込んでくるといいましょうか、
ゲームのBGMでこんな気持ちになったのは初めてです。
作曲のみなさんは、RPGのお約束のようなサウンドを崩したかった、とのことです。
どうやら監督から相当なプレッシャーを受けたそうで、彼ら彼女らが本当に心血を注いだ曲だからこそ、
多くの人の心を惹きつけるのだと思います。
フイールドの端まで探索したり、いわゆる絶景スポットを探すのが楽しいのも、このBGMがあればこそ。
一方、戦闘シーンはエレキギターで大白熱&大熱戦です! 穏やかじゃないですね。
主人公のシュルクはお人よしの優等生タイプ、でも熱血漢。
いきなり強いわけではありません。当初の目的は幼なじみの仇討ちですから、それこそ人間らしい。
幾多の苦難の中、運命を変えようと前を向いて進んでいく姿に、多くの方が共感できるでしょう。
それに、仲間みんなに感情移入して、好きになったゲームもめずらしい!
ダンバンさんは格好いいし、カルナは頼れるし、メリアちゃんは凛々しいし。
リキは癒しだし、フィオルンは一途だし、ラインはワイルドダウンだし。
ところで、操作キャラを変えられるのが非常にうれしいところです!
操作キャラを変えるとガラリと戦略が変わりますし、自分で動かせると愛着がわきます。
例えば、ラインなら体力を生かして前線で敵の注意を引き、
メリアちゃんなら補助系のアーツで支援しながら戦況を見る、など。
強い敵と戦うために、キャラの組み合わせや連携を考えながらアーツを組み立てるのも、
時間を忘れるくらいおもしろいのです。
長くていい加減、読むのに疲れてきたと思いますので、そろそろ終わりにします。
イベントごとに街の住人のセリフが毎回変わる、住人にはすべて名前が付いて生活している、
クエストをこなすと住人同士のキズナが広がっていく、選択によって分岐するキズナもある、
ランドマークにジャンプできるので移動が楽、特定の時間だけ光る湖などの細かい演出、
ザコ敵はエンカウントしない、全滅してもペナルティなし、ラスボスより強い敵がゴロゴロ、
戦闘中のキャラの掛け合いが賑やか、キズナトークで仲間の意外な一面が見られる、
悪役がすがすがしいほど悪役、サブキャラクターや敵側にも魅力がある、メリアちゃんカワイイ、
ふつうにプレイしてもクリアまで70~80時間くらい、やり込むと余裕で200時間オーバー、
イベント中以外はいつでもセーブ可能で気軽にプレイできる、2週目は強くてニューゲーム。
なんでこんな世界が、こんな薄っぺらい円盤に入ってるんだ?と、ゲームディスクを眺めてしまう。
作り込みが凄すぎて、もはや書ききれません。
有名なRPGや高評価のRPG、果ては変わり種まで、今まで色々なRPGをプレイしてきました。
しかし社会人ともなると、まともにRPGをする時間なんか取れません。
だから、これが僕がプレイする最後のRPGになってもいい、とさえ思った。
最後に。僕が少年だったら、きっとこう言うでしょう。
ゼノブレイドすげえ!なにがすごいかってとにかくぜんぶすげえ!ゼノブレイドすげえ!
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GOOD!
・戦闘は今おはやりのシームレス(フィールドと戦闘の切り替え無し)で行われるが、広大なフィールドをバックに巨大な敵と戦うのが壮大でよろしい。システム的にはリアルタイムでどんどん選択を迫られる上に位置取りなんかも考える必要があって敷居は高めと言わざるを得ないが、その欠点を補って余りある爽快感もある。遊び始めるとドップリと浸かってしまう魅力を持つタイトルだと言える。
・色々な面で広さを感じられる作りになっている。まず、フィールドそのものが広い(空中に浮いた街の崖からフィールドの海に飛び込むなんて暴挙が許される懐の深さも味と言うべきか)。それに昼夜の概念があり、自然の描写も凝っている。ただ広いだけだと移動に時間がかかって面倒!!・・・とかいった状況に陥りがちだけど、そう言ったストレスを極力排除してくれてるのは評価できる(一瞬で行きたい場所に移動する事もできるとか)。シナリオ面でもメインとなる部分の脇道も細やかに作りこまれており、懐の深さが光る。アイテム収集などいくらでも脇道に反れてしまうことができる太っ腹な内容と言える。
・ゲームオーバー時のペナルティが非常に少ない(金も減らされない、稼いだ経験値はそのままで最後に通過したチェックポイントに戻されるだけ)ので、気軽に奥地に進んでみたり冒険ができる。まぁ、普通にフィールドに高レベルの敵がいて、瞬殺されることもあるの(LVが一桁の時にLV74とかの名前付きの強敵に見つかって一撃で殺されたり・・・)で、そうでもなきゃかなりバランス的にきつそうだけど。
・グラフィックは確かにXbox360やPS3などのHD機には劣る・・・が、Wiiで出る以上、こればかりは仕方ない。ただ、性能の低いWiiとしてはこれ以上は望めないレベルに到達しているようには思う。キャラのモデリングで少々粗さがあるのを除けばまぁ高レベルな位置にあると言っていい。
・BGM。素朴な良さがある。どっちかって言うと「ドラクエ」や「MOTHER」みたいにバリバリ前面に出てくる感じでは無いし、「オーケストラで重厚!」ってワケでもない(勿論、場面によっては重たい曲が流れる事はあるが)。どちらかと言うと「ファイナルファンタジー12」のような背景に徹した方向性のBGMが多いけど(前者が「動」のBGMならば、後者・本作は「静」の印象を受ける)、個々の曲の個性・インパクトと言った観点ではFF12よりこちらの方が数段格上。場面場面に合った曲が時にはしっとり、時には豪快に流れているのは心地がいい。各々の街のBGMとかは落着きが感じられるテイストでいいですな。フィールド、街共に昼・夜Ver.が用意されている凝り具合もいい。戦闘曲も格上相手だと専用の曲が用意されていたりするし、どの曲も盛り上がりが感じられる。全体としては、フィールドの、世界の「広さ」を巧く演出する大きな助けになっているように感じられる。
BAD/REQUEST
・完全新作の割には遊んでて安心感はあるのだが、色んなゲームのいいとこ取りと言った感じで少々システム面が独自性に欠ける部分は否めず。
・色々と面倒。具体的には、アイテムの整理とか装備のカスタマイズとか色々複雑でめんどくさい点は否めず。新しい装備が入るたびに比較画面であれこれ数字を見比べる作業が必要(まぁ、それも楽しさのうちなのかもしれぬが)。クエスト関連もちょっと煩雑で面倒と感じる部分が多い。モノ集めとかそもそも人物がどの時間帯にどの場所にいるかとかを把握するのが面倒。実に面倒!
・戦闘システムはリアルタイムに進行するため忙しい上に、複雑で慣れるまでとっつきが悪い。まぁ敢えて自分が遊んだ中で言えば「ファイナルファンタジー12」に近いか?アイテムにしてももうちょっと分かり易く分類しててくれてもいい気がする。また、ちょっとレベル差のある名前のある敵と戦ったりするとダメージが全く通らなかったりするなど、ちょっとバランス的に首をひねりたくなる部分も。「レベル差のある敵=壁」なのはつまらん。工夫次第で勝てるような仕様であってほしかった。
・そんな極端に酷いってワケじゃないが、要所要所の細かい読み込み時間は気になるレベル。また、マップとかメニュー開くのに読み込みが入るのは正直印象が良くない。
・色々オプションで設定できるのはよろしいのだが、肝心のところに手が届かない。まさか任天堂機種で、しかも任天堂ブランドでこう言う時が来るとは・・・。ハッキリ言う。文字小さい!!!任天堂の次世代機は高解像度に対応してくるだろうが、ちょっとこのソフトを見ると、任天堂も同じ轍を踏みそうな、・・・嫌〜なヨカンが・・・(苦笑)
・セーブファイルが3つまでしか用意されてないのは据置機のRPGとしてはちょっと不満が残る。容量キツキツのカートリッジのゲームじゃないんだし、別にデータ数に制限を設ける必要は無かったのでは?
・別にゲーム内容に関係無いが、タイトルに「ゼノ」を付ける必要はあったのか?これまでの「ゼノ」シリーズの客寄せの意味合いはあっただろうが、内容的にはそれまでの「ゼノ」シリーズとはまるで別物ゆえ、そこまでこだわらなくてもいいように感じた。・・・って言うか、作者が同じだから「ゼノ」つけましょうだなんて「ファイアーエムブレム裁判」でエンターブレインをコテコテに叩きまくった任天堂らしからぬ行為だとしか思えない(製作者側が望んで付けたなら別だが、任天堂サイドが何らかの意図を持って無理やりこの名前にしたとしたら・・・品位を疑いますがね)。やられて嫌なら、せめて自分は似たようなことやるなっつーの。やり方汚い!仮タイトルの「モナド〜」のままでよかったのではなかったあのか?どうせWiiにはコアゲーマー少ないんだから変に媚びたって売上が伸びたりするワケじゃない。一ファンとしてこのタイトル、見苦しいことこの上ない。今後はこの手の客寄せは慎んでいただきたい。不愉快なので。
COMMENT
環境:32型液晶D端子
コントローラ:リモコン+ヌンチャク
Wiiにしては珍しい「重厚長大」系のRPG。「ゼノ」とは付いてるけど、過去のそれらとは無関係(監督者が一緒ってだけ。・・・っていうか、そういう露骨な客寄せ用のタイトルの付け方は不愉快に感じるのでやめてほしい。「エムブレムサーガ」で同じことやられて嫌だと思わなかったのか、任天堂は?)。
ストーリーはどっちかと言うと直球勝負でそんなにひねりは無いけど、遊んでいてパーティのメンバーになった気分になれるってことはまぁ、良い出来って言っていいんじゃなかろうか。神様の骸の上で展開する広大なフィールドも魅力。様々な地形や環境の描写が凝ってて「冒険してる」感が存分に味わえる。
オリジナル作品ではあるけれど、既存の大作と肩を並べても遜色の無い作品と言っていいレベルかと。「Wiiって軽いモノしかなくてつまんないよね」とお嘆きの方にはうってつけのゲームかと。
ただ、性能面で「Wiiにもう少し力があればな〜」と思わされる部分が多々あったのも事実。今更言ってもどうしようもないことだが、Wiiがせめて初代XboxとPS3の中間程度の性能は持ってたら、このゲーム、もっと素直に驚けたと思う。
ハード面での要望ってことになるが、任天堂の次世代機、頼むからWiiのように「出た瞬間から明らかにパワー不足。これ、何年持つの?」って事態だけは避けてほしい。実際、Wiiは性能不足のせいで伸び悩んでる面も大きいだろうから。
なんとも・・・、そう思わされてしまう作品でもある。ちょっと複雑な気分でもある。