METROID Other M(メトロイド アザーエム)
中央値: 56 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 16.28 難易度 2.04 mk2レビュー数 26ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
44pt
GOOD!
とにかくメトロイドの新作が出た事とその名前が若い人に広まった事。
アクション部分のキビキビした操作性とリモコン一本で操作するという思想はGood
BAD/REQUEST
<シナリオ>
サムスのパーソナリティ設定と冗長なデモは「メトロイド」をする上で邪魔でしかありませんでした。
気持ちくらい説明的すぎる冗長な台詞は声優の演技もあいまって非常に居心地悪い。
シナリオそのものの内容も「SFホラーってこんなもんでしょ?」的な、ちょっとユーザをバカにしたかのような態度を感じました。
<システム>
3Dのプライムに対応できなかった人の不評を気にしてか、時代遅れの2Dにしたカメラも実際には
「見たいところが見えない、行きたいところにいけない」
というストレスの元でしかなかったし、アイテム探索もその殆どがただの
「見難い場所にあるアイテムを探す」
だけに止まっています。
ここの巧みさが本シリーズの一番の見所なのでこれには落胆せざるを得ません
<操作性>
アクションは概ね好評なのですが、探索とミサイルのリモコン操作に関しては意固地になったとしか思えません。
テレビに向けるだけならいいですが、実はBボタンに指をかける必要があるために2アクション必要になっています。
<戦闘>
戦略性やパターンも無いわけではないですが…初回プレイではボスは何度か死につつもゴリ押しで倒せてしまいました。ハードモードなどやり込むとまた違うのかもしれませんがこういった難易度調整も過去作のような細やかな気配りには欠けている部分だと思います。
COMMENT
メトロイドは、どんなに見た目が変わろうと「自分がサムスになりきって探索する」という部分は外してはいけないタイトルだと思っています。
それは初めて来る場所のドキドキ感とか、残り武器、体力残量の少ないときの緊張感というゲームデザイン的な部分であって、そのユーザの気持ちの制御が極めてよく出来ているのがメトロイドという傑作シリーズでした。
ところが本作は一番どうでもいいキャラ設定やシナリオが大きなウェイトを占めています。
結果、シナリオでは感情移入を邪魔され、レールカメラには没入間をそがれてしまいました。
スマブラ以降キャラクターそのもののファンが増えたのも事実ですし、市場原理に基づいてメトロイドが形をかえていく事自体は仕方がありませんが、少なくとも過去作からのファンとしてはこれはせいぜい「タイニーメトロイド」だし、それを差っぴいてみても「プレステ2の佳作」程度の作品にしか見えませんでした。
これがプライムが合わなかった人へのフォロー作、と思えば別段文句もないのですが…
取りあえずレトロスタジオが「メトロイドらしさ」の追求にあれだけ頑張ってくれた事に改めて感謝!!!
Amazonレビュー
レビュー者: コンドル レビュー日: 2010-09-25進み方はフュージョンの指令を受けて進む感じににていて探検、自由度が少なくワクワク感はないです。
操作性:主観的と客観的の2つ採用は別に良い。しかし、操作でリモコンを持ちかえるのが少し面倒で、見方を変えたいと思った時にリモコン持ち替えから画面変更時のズレが個人的に少しいやでした。バイオ4のような少し後ろからの視点ならそのようなタイムラグなしで、スーパーメトロイドとプライムの中間的な感じでまとめられるのではないのかなと思いました。
スピードブースターとシャインスパークは個人的に爽快感があってよかったです。
その他:すべての能力持ってるのにそれが必要な場所ですぐに使えないのはイラっとしました。あと回復が瀕死の時かセーブ場のみなのが何とも…
総評:2Dメトロイドとプライム系のメトロイドを足して2で割ってフュージョン風(進み方、ボリュームなど)でストーリー重視のメトロイドだと思いました。
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GOOD!
メトロイドシリーズはハンターズとピンボール以外全て経験しました。チームニンジャの多作品は未経験です。またハードモード未経験です。
【グラフィック】:ステージの金属光沢などがきれいです。無機質な美しさもあれば、一方で植物などの描写もなかなか良いと思います。水面の光の反射などもこだわっていますね。
【操作感】:とっつきやすい操作だと思います。横持と縦持ちを切り替えるのが意外と軽快です。実際に遊んでみると便利だということがわかります。また、横持ち時は十字キーの操作ですが、このさいのサムスの挙動も苦にならない工夫があります。センスムーブに慣れると戦闘が楽しくなりますね。まずビームで攻め、ミサイル、スーパーミサイルで止めを刺すという一連の動作で盛り上がります。
【難易度】:それほど難しくないです。敵の耐久度や求められるアクションの精度もちょうどいいと思います。
BAD/REQUEST
【ムービー】:ムービー多すぎです。せっかく軽快な操作感で遊べるのに、どうでもいいところでムービーを入れられるとテンポが悪くなります。飛ばせないのも苦しいです。なんだか任天堂らしくない点ですね。ほかの方も書いておられますが、強制サーチビューイベントも極めて面倒臭く、しかもほとんどノーヒントなので詰みそうになりました。
【ゲーム性】:これまでのメトロイドと比較すると探索よりもアクションの要素が圧倒的に多いです。それはそれでいいのですけど、メトロイドファンとしてはもっと探索アドベンチャーの要素を増やしてほしかったと思います。シリーズファン以外の層を取り込む目的があるのかもしれませんが、ちょっとこの点が残念です。うまく言えませんが、いわゆる「プレイヤーの虚をつく巧妙な謎解き」がありません。シリーズ生みの親の坂本氏が作った本作より、プライムシリーズのほうがよっぽど「メトロイド」しています。
【音楽】:あまり耳に残る音楽がありませんでした。良い意味でも悪い意味でも環境音に徹しています。
【ステージ】:気のせいかもしれませんが、全体的に狭く感じます。いちいちメインセクターに戻らないとほかのセクターにいけないというのはちょっと構造が単純すぎるなと思いました。
【ゲーム展開】:メトロイドフュージョンと同じく、いちいち指示を仰がないと動けないという意味では自由度が低いです。いわゆる「寄り道」をしにくく、どちらかというと一本道な作りになってしまっています。
【ボリューム】:ちょっとボリューム不足を感じました。「えっもう終わりなの?」と肩すかしを食らったような感じです。
COMMENT
AQUOS20型 コンポジット使用
軽快な操作など、いろいろととっつきやすさを工夫しているのはとても良いのですが、ボリュームの点などを見ると、古参ファンにとっては少し物足りなさを感じます。プライムシリーズと比較しても意味はないのかもしれませんが、レトロスタジオのほうが古来のメトロイドシリーズに対するリスペクトがあったように思われます。
良い部分だけを受け継いで、次はもっと骨太なメトロイドを、3DSやWiiUで遊べたらなあと思います。