ゼルダの伝説 スカイウォードソード
中央値: 74 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 18.04 難易度 2.23 mk2レビュー数 52ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
80pt
GOOD!
●操作性能
弓・パチンコはすぐに狙いを定めて撃てるので、やっぱりリモコン操作だと楽しいです。
病み付きになって弓の最大所持数ばかり拡大しました。
剣操作もトワイライトプリンセスよりは格段に快適になっていると思います。
リモコンとリンクの剣の動きが連動しているので、リモコンを振った方向に斬撃が繰り出せるようになりました。
盾の使いやすさも向上しているので、戦闘には欠かせないものになっています。
主軸となる操作がし易いと戦闘も楽しくなってきます。
●道具
今作の道具は使い道のバリエーションも非常に富んでいて面白いものが多かったです。
ビードルはダンジョンの先の偵察にとても便利でした。
道具の改造システムも良いと思います。
欲を言えば改造によって威力や耐久力の向上だけではなく、操作性能の向上や新機能の追加が全体的に欲しかったです。
●難易度
謎解き、ボスの強さ共に程よく難しかったです。
攻略方法がサッパリ分からず何度か詰まった部分も結構あります。
拠点に戻ればヒントが見れるので、攻略本必須というわけでもない絶妙な難易度だと思います。
●ストーリー
未来と過去を行き来するゲームには傑作ばかりです。
王道ストーリーですが、全体的にとても良かったです。
最初のあの場所の微妙に隙間の空いた扉がやたらと気になったのですが、
中の様子が判明した時は少しハッとしました。
BAD/REQUEST
●戦い方
Wiiリモコンを振る角度で八方向の斬撃パターンが可能になったのが今回のウリですが、
ボス戦が毎回毎回相手の剣の構え方でこっちの振り方を変えていくというワンパターンなものばかりになってつまらない。
構えを変更する時に、Wiiリモコンが誤反応してしまいボスの反撃を食らうミスの頻度もとても多かった。
戦ってるという感じがあまりしなかった。
●移動
鳥での移動が物凄く面倒。
乗馬のような疾走感もないし、失敗だったんじゃないかと思う。
せめて大きな島にはワープポイントのようなものを設置すべきだったんじゃないかな。
風のタクトの船の移動を思い出しました。
●ナビ役
見れば分かるわという事までいちいち出てきて報告するので、案内役のファイがウザったくてしょうがない。
体力が減ってくる度に「回復を」と呼びかけてくるのでイライラする。
いちいち呼び出して、仕掛けに対して聞いてもいないヒントを与えてくるのも止めて欲しいです。
●リモコン操作
「これリモコン必要?」というアナログパットで十分そうな操作までリモコンを使わせようとするのがいただけない。
水中は特にそう思いました。
ムリにリモコン操作をプッシュしないでも、弓矢や剣の性能で十分役に立っているので現状で良いと思います。
●使い回し
ボスもステージも使い回しが多い気がした。
一度クリアしたステージを出現する雑魚キャラや通り道を少し変えてもう一回やらされたり、
○○集め○○探しに趣旨を変えて再びやらされたり等。
ボスも同じ敵二体と3回は戦いました。
RPGは新しいダンジョンに行くときのワクワク感が好きなのですが、
後半になってくるにつれて、「またこれか…」とテンションも下がる事が何度かありました。
COMMENT
今回も全体的にハズレの無いとても面白い作品でした。
この作品の新しいダンジョンに入った時や謎を解いている時のワクワク感は計り知れません。
剣や弓矢の操作もとても楽しいです。
アクション性は本当によく出来ていますね。
ただ、使い回し部分が目立ちました。
製作時間が足りなかったのかなとすら思ってしまいました。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon カスタマー レビュー日: 2017-03-19アクセスランキング
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GOOD!
・世界観とストーリー
これは、シリーズの中ではもちろん、数あるゲームの中でも屈指の出来だと思います。ゲームで感動したのは久しぶりです。まさしくトゥーンでなければ表現できないキャラとシナリオ。そのような意味で、グラフィックを5点にしました。
・斬新な体感操作
今回の一番の売りであるだけに、見事でした。剣を振る動作一つとっても実に多彩で、リンクとの一体感が非常に面白いです。新しいアイテムはもちろん、おなじみのアイテムまでもが全く新しい操作方法で、その上いずれもがとにかく多彩で面白いです。全く味わったことのないゲーム感。そのような点で、オリジナリティを5点にしました。
・自由度の高いフィールドと、それによる多くのイベント
正直なところ、トワイライトプリンセスのフィールドはただ広いだけで、面白味の少ないものでした。しかし今回はフィールドがエリアに分けられ、一つ一つが狭く深くのもので、探索要素が実に多いです。実際のところ、「時のオカリナ」もフィールド自体は狭く深くで、それを広いものと錯覚させる工夫が凝らしてあるんですよね。今回もそれと同様で、単に散歩しているだけでも様々な発見があり、退屈する事がありません。
BAD/REQUEST
・ダンジョン
これは、かなり落胆した部分です。それは、ダンジョンの数ではなく、ダンジョンの仕組みです。とにかくヒントが散りばめられ過ぎです。それは、シーカーストーンによるものではなく、ダンジョン内の石板や、勝手にヒントを漏らすメッセンジャーやファイ、そして、これ見よがしに「これをここで使うんだよ!」と設置されている仕掛け。ダンジョン内にすでにレールが用意されており、ただそれを辿るだけ。ほとんど自分で考える必要がありませんでした。シリーズの醍醐味であった「驚きと発見」が皆無。フィールドの自由度と探索要素は限りないのに、ダンジョン内は一本道で、それがほとんどありませんでした。本当に残念です。
・強いお使い要素
ストーリーを進める上で、「あれを集めて来い」「これを集めてこい」というのが多いです。ストーリーの根本となる重要アイテムは別として、それをひとつとるのに「あれを取れ」「これをしろ」と自動メッセージ。そして次の重要アイテムをとるのに、また「あれを取れ」「これをしろ」と自動メッセージ。例えば時のオカリナなどは、次への情報を自分の足で稼ぐものでした。それがほとんど自動メッセージによってナビゲートされてしまっており、こちらも「驚きと発見」が皆無。やらされてる感が強かったです。
COMMENT
wiiモーションプラスによって実現されたリンクとの一体感。非常に面白いものでした。見事だったと思います。
しかし、失われてしまった「自分で見つける喜び」。
確かに面白い。面白いが何か物足りない。
今回、開発者は「濃密ゼルダ」を強く謳っていました。しかしそれは、それまでのゼルダのように濃密をユーザーに委ねるものではなく、強く押しつけるものでした。
5年ぶりの(据え置きでの)新作。25周年記念。手放しで賞賛したかったですが、そうではない自分がいます。