FRAGILE(フラジール) 〜さよなら月の廃墟〜
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/01/22 |
価格 | 7,140円(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 廃墟探索RPG / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 50
- 難易度
- 1.36
- レビュー数
- 28
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
56pt
GOOD!
●オリジナリティ
「Wiiリモコンを懐中電灯に見立てる」
この設計は零〜月蝕の仮面〜でも行われていましたが、零がモーションセンサーによる
操作だったのに対し、FRAGILEではポインタによる操作になっています。
ポインタによる懐中電灯の操作はやや動作が軽く見える面がありながらも快適で、
操作性能に制約を掛けなければならない零と違い、ポインタにしたのは正解だと思えました。
●グラフィックス
全体的に哀愁が漂い、情緒のある良いグラフィックです。
ムービーと比べてしまうとやはり違いますが、キャラクターも良く表現できています。
●音楽
ピアノの旋律が美しい哀愁漂う音楽が非常に魅力的です。
●熱中度
多くの読み物があり、中には非常に長いものも存在します。
これらは声優が朗読を行ってくれるのですが、演技レベルが非常に高く、内容に引き込まれればとても熱中できるでしょう。
●満足感
良くできた廃墟の造形を落書きやアイテムを探しながらじっくり歩いて回ったり、メインストーリー外に用意された非常に多くの読み物を読んだりと、楽しめる要素は多いです。
BAD/REQUEST
●グラフィック
廃墟のグラフィックは良いのですが、終盤になると廃墟ではない非常に広い建造物が探索のメインフィールドとなります。
この建造物というのがまだ無駄に広く、広いだけならまだ良いのですがこのあたりになると本来より多く配置するべき落書きや隠し落書きなどの遊び心まで薄くなり、本当に黙々と、楽しむ風景もなく延々と移動させられることになります。
●満足感
高いようで低いです。
GOODで書いたように出来合いのものには非常に満足できるのですが味付けに失敗しています。
クリア後は引き継ぎプレイも、敵の居なくなった世界の探索も出来ず、鉄塔のセーブポイントでセーブしてしまった場合は最初からやり直す以外に他の廃墟へは行けません。
敵の復活の仕様が探索を楽しめるようには作られていなかったのでここはクリア後に探索できるようにして欲しかったですね。
また読み物の「物の記憶」ですが序盤にこれが絡むイベントがあり、その後もそのような形式でイベントがあるのかと思いきやそれだけだったので少し肩透かしを食らいました。
他にもメインストーリーに絡む数少ない登場キャラクターの掘り下げが不十分で、感情移入をするにはいささか辛いシーンが多かったのも残念です。
あとは贅沢を言わせてもらえば廃墟が少なかったとやはり思ってしまいますね。
●快適さ
システム周りのレスポンスが全体的に悪いです。
このゲームのアイテムは手荷物(実際に持ち運び、使用するアイテム)とセーブポイントのみで使えるカバン(倉庫)に分かれているのですが、アイテムをカバンやゴミ箱に移す際にこれらがガタガタ・・・と揺れるアニメーションがあり、なんとこの揺れが収まるまではアイテムの移動以外の操作を全く受け付けなくなってしまいます。
それ以外にもセーブポイントに立ち寄る度に主人公の一言を聞かなければならなかったり、十字キー→メニューからのアイテム使用や装備変更にはいちいち「〜を装備しました」などの確認が2、3秒待たされる形で入ります。
また戦闘関連では武器が完全にランダムの確率で破壊されるので、敵の1群と1度戦っただけで壊れることも決して少なくはなく、武器類は手荷物枠を広く圧迫する為に多数持ち歩く気も起きず、敵は画面が切り替わったりセーブポイントを利用するだけで復活する為にゆっくりと探索も出来ません。
単純に練り込みが不足しているだけの部分と、雰囲気を出そうとして行った装飾が悪い意味でストレスになっている部分があります。もう少し何とかして欲しかったところです。
●難易度
特に高くはありません。
敵との距離がやや掴み難く、空を飛ぶ敵を相手に投擲武器以外で挑もうとするとやややり辛いくらいです。但しこれは「難しい」とは表現したくありませんね。不親切なだけです。
COMMENT
色々と疑問が湧いてきます。
「レベルって必要だったの?」「しつこい戦闘って必要だったの?」「後半の施設を無くして廃墟増やした方が良かったんじゃ?」「展開が唐突で感情移入できないよ?」「いくら何でもシステム周りがもっさり過ぎない?」
グラフィックや音楽は良いんです。数々の読み物も個人的には非常に感動しました。
しかしそれを浅いメインストーリーやシステムが台無しにしてしまっています。
酷評・・・はしたくありませんが、満足したかと言われると非常に疑問が残ります。
もしあるのならば次回作では素材を活かした調理を。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
57pt
GOOD!
廃墟のラクガキや崩れ方、寂れ方はかなりこっていた。
時間がずいぶん経過してしまったであろうことがわかる。
職業柄、廃墟の取り壊しや古い建築物に携わる仕事をしているがその手の人間から見ても納得できる廃墟だったと思う。
ただあまりゲームの路線は廃墟に重きを置いてないのが心残り。
ゲームの難易度はそれほど難しくなく敵もそれほど手ごわくない。弓系を使いこなすと極端にボス戦が楽になるようだが接近武器でも少しがんばれば倒せる難易度。
謎解きもすぐにわかる程度だ。そもそも謎解きらしい謎解きは無かったような気さえする。
ストーリーを追っていきたいのに難易度でつまずいて忘れてしまうといったことはないだろう。
またこの世界がなぜこうなったのかという疑問が拾得物にこめられた思いを読み取ることで少しずつわかっていくというのはすばらしい。ファンタスティック。
BAD/REQUEST
ジャンルがRPGだがサイレントヒルや零シリーズをプレイしているのと似た感覚だ。
それでもRPGにしまったばかりだからか、RPG要素としてもホラー的要素としてもADV要素としても不満が残ることになってしまった。
廃墟は作りこまれているがそれも風景のひとつに過ぎない気がした。
なぜかと言うと主人公は生まれた時から世界が廃墟だったので彼にとっては廃墟は日常の風景だからだ。
だからあまり彼は廃墟に対して興味を持ったり調査したりしない。
だが、プレイヤーは廃墟に興味をもってこのゲームに挑むので主人公とプレイヤーはいまいちシンクロできない。
COMMENT
主人公は廃墟よりもむしろ廃墟の中から見出す希望に大変興味を持っている。
このゲームを深く味わうには主人公の気持ちになってプレイすることが大事だと思う。
ただ廃墟を求めてプレイする人には少々合わないだろう。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt |
61pt
GOOD!
グラフィックがとても良いです。
アニメチックだけど丁寧に作られてます。
探索していると過去に居た人々の遺品を拾ってその人達の
思い出を見ることができます。
全部見たくてついつい隅々まで遺品アイテムを探してしまいます。
登場キャラクターはとても個性的でつかみ易いので好感を持てます。
BGMは結構良いです。
世界観にとても合っていて切ない感じが表現出来てます。
BAD/REQUEST
主人公が良い子過ぎて少しイラっとくる場面がありました。
こんな世界でこんな子生きていけないと矛盾を感じました。
切ないぼっちストーリーは良いんですが、
なにか物足りなく感じました。
手荷物容量が少ないです。
少し探索して直ぐ一杯になりセーブポイントに戻ることの
繰り返しで快適感を感じられませんでした。
また、装備の仕方もあと少し直感的に出来ればスムーズかな
と感じました。
カメラ操作がリモコンで振るのが若干難を感じました。
戦闘で動きながらだと結構在らぬ方向に向いてしまいます。
COMMENT
ブラビア(KDL-26EX300 26型)をD端子接続でプレイ。
wiiリモコン&ヌンチャクにてプレイ。
ストーリー重視の良作RPG風アドベンチャーと言った感じです。
そんなに難易度が高くないので万人受けしそうな作品です。
特に女性受けが良さそうなゲームです。
やり込む様なゲームではないので、
ライトゲーマーからおススメします。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt |
63pt
GOOD!
廃墟探索を題材にしているだけに、やはりその映像美はスキが無い。
どことなく昭和の雰囲気に徹底した世界観や、各所に散りばめられた落書き、無造作に転がっているオブジェ、パーツ1つ1つが緻密で非常に美しい。グラフィックに一切の不満は無いです。
また、自分はこれを良いところに挙げたいのですが、持ち歩きアイテムの所有量制限や、主人公の徒歩速度、いわゆる「注目システム」が無いなど、上手く言えないのですが、等身大の主人公感を出す重要な要素かなと捉えます。
記憶アイテムのノベル。大型2種はラノベ作家に担当させてるだけに本当に面白かったです。
特に七色クロシェットシリーズは必聴モノ。ストーリーの出来もさながら、浅野真澄さんの熱演が光ってます。
登場人物も主人公以上のクセ者揃いで非常に魅力があります。
やはり真のヒロインはP・Fですよね。
BAD/REQUEST
「RPG」という言葉に弱い人は危険度が高い気がします。プレイした結論ですが、このゲームはアドベンチャー+戦闘ちょっと程度なので、一番近い種類だとバイオハザード系になると言って間違いないかと思います。ボリュームもそれ系クラスです。
やり込み要素とか、クリア後特典とか、LV99最強装備うんぬんが好きな人には向きません。
良いところに挙げておいたアイテム制限ですが、装備品がカウントされてしまうのが難点。
割とあっさり壊れる武器に予備なんか持ち歩いた日には・・
やはりエンディング付近のストーリーが・・もちっといい締め方は無いもんかと思うのは否めない。なんというか、バンナムだけにテイルズお約束ストーリーとかぶるというか・・
COMMENT
アドベンチャーだと割り切ってやればとてもいい作品です。
美しく描き込まれた廃墟の隅々をながめているだけでも自分はかなり楽しめました。
近年は酷いリメイク商法や安直な続編ラッシュが幅を利かせる中、新規タイトルでありここまで何かに特化した作品というのも最近はお目にかかれないものです。
廃墟かキャラか、どちらかに興味を持った人にはオススメです。
そしたら貴方も納得するでしょう。「P・Fこそが真のヒロインですね」と。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
64pt
GOOD!
・世界観
壁の落書きや、無造作に置かれている小道具等、どれもが荒廃したもの寂しい雰囲気を出している。タイプ的には箱庭型の一種なのだが、細部にいたるまでとても丁寧に作られている。節目節目で流れる影絵を使ったムービーも非常に秀逸。
・音楽
音楽の質もだが、それ以上にその使い方がとても上手い。というのもこのゲーム、ほとんどのシーンでBGMがない。じゃあ無音なのかというとそうではなく、自分の足音や動物の鳴き声、風の音が聞こえ下手に無音よりも寂しさが引き立つ。また、ここぞという時でBGMが入るため印象に残りやすく、シチュエーションとも非常にマッチしている。タイトルで流れる曲がテーマ曲だと思うが、この曲は単体としてみてもかなりのクオリティ。主人公役の声もぴったり。
・記憶
探索中に拾った武器・消耗品以外のアイテムに残された使用者の想いを読み取ることができるが、これも非常に凝っている。断片的なエピソードから、幾つかのアイテムにまたがる連作エピソードまでバリエーションが広く、設定に深く関わるものもあったりする。何よりこの想いを残した本人はもうこの世にいない、という事実が時々グッとくる。
・オリジナリティ
リモコンを懐中電灯に見立てる設定は良かった。リモコンから流れる音を頼りに探し物をするシーンもあったりと、うまくいかせている。
BAD/REQUEST
・戦闘
リモコン操作の為、振り向いたり方向を変えるのにラグが生じやすい。複数の敵に囲まれると非常に厄介。またコンボやスキルがある訳でもなく、ガードやステップのような回避行動がある訳でもなく、ひたすらに相手をどつくだけなのでかなり単調になりがち。武器の壊れやすさ、敵のバリエーションの少なさも相まって、戦闘が非常に億劫だった。
・お使いの多さ
「〜を探せ」「〜追いかけろ」という指示が頻繁に出てくるが、これがまたしつこい。例えば、とあるキャラを追いかけろという指示が出るので、該当のキャラを捕まえる。と思ったらあっさり逃げられまた捕まえろという指示。これを3回くらい繰り返すイベントがあり、最後の方はかなりダレる。
・アイテム屋
セーブポイントへ行くとランダムでアイテム屋が出現する仕様なのだが、必要ない時に連続して出て来られるとうっとうしい限りだし、出て来て欲しい時に限って出て来なかったりする。自由に呼び出せる様に出来れば良かった。
・引き継ぎがない
取り逃したアイテムがあり、二週目をはじめようと思っても何の特典もない。せめて、獲得したアイテムはオプションなどでいつでも見られるようにして欲しかった。良いところで書いたように、せっかくアイテムの記憶が見られるのだから。
COMMENT
良いところ、悪いところががかなりはっきりしているゲーム。
世界観や雰囲気は本当に秀逸。影絵を使ったムービーは、PS3のようなリアルさとはまた違った美しさ。
一方で、戦闘はゲームではなく単なる障害。ストーリー重視とはいえ、もう少し何とか出来なかったものか。
ただ、スタッフの熱意は感じられる作りであり、興味を惹かれたならば一見の価値はあると思う。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
64pt
GOOD!
最大の特徴である廃墟の探索という題材が新鮮でおもしろい。
RPGの舞台としてよくあるものかもしれないが、古代遺跡などではなく現実の生活環境に近い廃墟(といっても何十年か昔の雰囲気)をメインに考えられていて壁や床の崩れ具合だとか小物の壊れ具合が物悲しさを醸し出していると思う。
登場キャラクターの見た目がかわいい。
あちこちに猫がいて猫好きなひとにとっては少しうれしい。
音楽は自己主張しすぎず廃墟の雰囲気をぶち壊しにしたりっていうことはなく、自然に耳に入ってくる印象。
序盤〜中盤の雰囲気がけっこう好き、人のいないと思われた環境で初めての何かに出会い戸惑い感動する主人公の姿が初々しい。
戦闘が簡単で、よく観察すれば死にそうになることもなく倒せるくらいでちょうどいい。
ショートストーリーの中にはいくつか「おっ」とついつい聞き入ってしまういい話もあり、メインストーリーよりよっぽどいいじゃないかと思ってしまった。
すべてを語りつくさない部分は想像の余地があってよかった、おじいさんはアレにどう関わっていたのかとか、知りたいような説明されなくても想像つくと言うか。
説明書の最後のクロスワードもちょっと面白かった。
BAD/REQUEST
武器の壊れ具合がランダムと聞いてまあ廃墟が舞台なんだし仕方ないかとも思ったが、ちょっと使ったくらいで壊れられたときや焚き火が遠くて敵が多い所ではストレスが溜まる。
「かばん」と「にもつ」の整理をしたい時いちいち「かばん」や「ごみばこ」などのアイコンが揺れるのが面倒なので設定で無しにできればよかった。
終盤の雰囲気がよくない、中盤から「そんな話だったの?」と驚き徐々にがっかりした。もはや廃墟とか探索じゃなくて○○の野望を打ち砕いてヒロインを救え!的な展開になっていたのに絶望。話を終わらせるのも必要だが、他にやりようはないものか。
エンディングでの主人公の語りであの一言も蛇足なんじゃないかと思った。
廃墟は終盤が閉塞的な環境ばかりが続き息苦しかったし、オープニングムービーにでてた昭和風の街並とかもっと昼間〜夕方の屋外も歩けると良かった。
終盤で戻れなくなるところがあるのでホテルとか気に入った廃墟に戻れなくなるのはつらい。
せっかく猫じゃらしまであるのに猫と遊んで得られるものがなかったような・・いや猫好きなんだけどもそこまでやるならもっとゲーム的にごほうびがあってもよかったんじゃないかと思う。
壊れる床、弓で押すスイッチとかせっかく説明書・チュートリアルで説明されるような仕掛けが少なかった気がする。やりすぎればゼ○ダになってしまうかもしれないが、戦闘減らしてそっち増やした方が探索気分増すんじゃないか。
COMMENT
悪いところばかり気になったが、気に入った部類の作品だった。もっと廃墟の探索部分に力が入っていたらよかったのに。
クロウの目的とか人間へ向ける意識、セトのロケットへの反応とかもうちょっと描写してもよかったんじゃないかと思う。想像はできるが物足りない感じがするのは個人差か?
クリアした後のおはなしがコミックでやってるらしいがそこまで手を伸ばす気にはならないし、入ってたチラシの絵柄なんか違う気が・・・。
コミック版がどうなのか知らないが、ゲーム本編でもっとヒロインとイチャイチャとはいかなくとも、もっと交流するシチュエーションがあっても良かったのではいかと思う。結局主人公と出会って少し話してこれからって時にエンディングに突入。まあギャルゲーじゃないからそれでいいんだろう、けれども「孤独の中でぬくもりを探すRPG」ってCMで言ってたのに少なくとも自分は「ぬくもり」をあんまり感じられなかった。
ヒロインと行動するイベントが少なかったのが残念、と言っても戦闘には参加しないだろうしIC○の二番煎じになる可能性もあるか。なんて邪推しすぎか。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 1pt |
66pt
GOOD!
序盤から中盤まではとても丁寧に作られており、出来が非常に良いです。
特に雰囲気や各キャラクターのセリフがよい味をだしていてゲームの世界にぐいぐいと引き込まれてしまいました。
また、拾ったアイテムの記憶を読むことが出来る「物の記憶」が面白く、小説家の方が書かれている記憶などは全部集めると短編小説のようになるので、とにかく次はどんなお話なのか楽しみで仕方ありませんでした。
それだけではなく、このゲームのオリジナリティとして素晴らしいのが、アイテムにもストーリーにも関係なく、ただ何気なく廃墟に捨てられている人形などの小道具や落書きなどのいたずらに、以前そこにいた人たちの息吹が感じられ、思わずツッコミをいれてみたくなってしまったり、ふふっと微笑ましく思う場面を見つけることがありました。
ゲームのコンプリート要素としてのやりこみやセーブデータには全く関係ない所であるのに、風景をじっくりみてみたくなったり、小道具やいたずらをみつけては少し「楽しい気持ち」になるゲームは初めてでした。
こういうものを探すことを「やりこみ」というのかわかりませんがゲームに関わる内容とは別の事をつい探してみたくなるゲームもいいな、と思いました。
BAD/REQUEST
やっぱり後半の部分ですね。
序盤から中盤までの丁寧さはどこへいったのか、また、開発陣が変わってしまったのか、主人公が同じである別の酷いゲームになってしまっています。
探し回るにはちょうどいい大きさマップがものすごく大きい部屋がひとつあるだけのものやただひたすら長い通路に変わり、所々に置いてあった以前居た人たちの痕跡が開発者がいやいやながら追加した落書きにまで変わっています。
後、ゲームのメインストーリーが中盤までまったくすすまず、後半から思い出したように付け加えて進んで行くのはいかがなものかと・・・。
最後、敵が強くなってきてからはストーリー以外気になるものがなくなってしまうのは寂しいです。
COMMENT
このゲームは普通のゲームならゲームを盛り上げるための戦闘などに代表されるのシステムは全くプレイヤーのゲームの上手さに左右されないため、面白さも含めすべてはプレイヤーがその場面をどう思うかというゲームからの問いかけにどう答えるかだと思いました。
ゲームに詰まったり、難しい操作を要求されることもなく、RPGのようにものすごい時間を要するものでもなくい点は良かったし、今までのゲームには感じられない面白さをもあって良いと思います。
しかし、後半が見事にすべてを無に返してくれるので、次回作があるのであれば大幅な変更はいらないので、最後に余韻が残るものにして欲しいです。
他のレビュアーさんがおっしゃっていましたが、このゲーム、酷評はしたくありませんが・・・満足したかと言われると疑問が残ってしまうのが悲しいです。
mk2全体の評価はヘビーにゲームされる方や暇つぶしの選択肢としてゲームがあげられる方には当然の結果になるのものだと思います。
しかし、ウィースポーツやウィーフィットからゲームに入られた方や、3〜4ヶ月に一度、ゲームを購入するぐらいの方で日常の生活のちょっとした事や誰かの仕草が幸せだったり楽しいと思える方にはお勧めしたいです。
最後に、どなたかの参考になりますように。
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サイト情報
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マリオカート8 (1件)
GOOD!
Wiiリモコンを懐中電灯として使うアイディアはおもしろいです。
またこのゲームは音楽がとても充実しています。
ひとつひとつのイベントに合わせた曲が作られており、世界観を引き立てるのに十分すぎるほどの魅力があります。
背景のグラフィックもクリアな雰囲気が前面に出ており、廃墟のむなしさを強調しているのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
RPGとしての謎解きなどは少なく、単調になりがち。
戦闘はなれると楽だが、操作に不慣れなうちはあっさりゲームオーバーになる。
なにより最大の欠点は、ある部分まで進めると戻れなくなる点。
そのせいで、せっかくの「廃墟探索」が中途半端な印象が強く残ってしまう。
COMMENT
世界観・ストーリー・キャラクター・音楽など、個人的にはとても好みの作品です。
しかしゲームとしてみると上にあげたように欠点も目立っています。
ゲームとしてではなく、OVAなどの媒体で発表してくれればもっとよかったと思いますね。