Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

・熱中度
シナリオはありますが、とんでもなく広大な海を冒険していく、という自由加減。そして発見する様々な生態。この先にはなにがあるんだろう？と、ついついやめ時がわからなくなってしまいます。

・前作からの大幅なボリュームアップ
前作が一つの海に潜って、四季折々に変化する魚の生態をひたすら見ていくといった感じだったのに対し、本作は冒険感というかゲーム性が強くなりました。色々な海に潜れるようになったことも飽きさせない点ですし、何より海から上がって海獣と触れ合ったり、ナインボール島の遊び具合だったりが、非常に面白かったです。

・やりこみ度
これが一番凄まじい。前作ではやりこみ要素がほとんどなかったのに対し、本作はサブストーリーからレジェンド生物。アイテム集め、水族館に称号など、なにから手をつけていいかわからないほど、やることが非常に増えました。特にレジェンド生物は、「こんな魚、一体どこで出会えるんだ…！」といった冒険心を、強く駆り立ててくれるものでした。

・音楽
相変わらず素晴らしい音楽です。海に沈みゆくような幻想的な曲、荒れ狂う川を勇ましく泳いでいく曲、海の怖さに緊張感の走る曲と、その場その場に合った曲が使われていてよかったです。個人的には前作の曲のほうが好みですが^^;

BAD/REQUEST

・危険生物について
この緊迫感がアクセントとなっているので一概に悪いところとはいえませんが、写真を撮ったりサルベージしている時に焦ってしまいます。

・深海について
前作がまさしく「奈落」の名にふさわしいほどの暗闇で、マッコウクジラに遭遇した時の驚きなどがすさまじかったのに対し、今回の深海はそこまでの恐怖感は感じませんでした。もっともカグラザメやマッコウVSダイオウイカの闘いなどは、深海の怖さに一役買っていましたが。

・音楽と音楽の繋ぎ目
ナインボール島における、音楽のループした時の繋ぎ目がはっきり聴こえてしまうことが、やや気になりました。

・mp3の再生機能
前作ではSDカードに入れたmp3をバックミュージックにして泳ぐことができましたが、本作ではできなくなっていたことは残念でした。

COMMENT

大雑把なことしか書けませんでしたが、私の中ではゼノブレイドに並ぶ名作です。前作も楽しめましたが、前作の課題や「こうだったらよかったなあ」という点を、全て解決してきたような気がします。感服しました。

とにかく色々なことができる。ダイビングには興味あるけど時間やお金が…という人がやっても楽しめると思いますし、私のように自由度の高いゲームを求めてハマってしまう、ということもあるでしょう。

ひたすらのんびりしたい、という人には前作のほうがオススメですが、そうでなければ今作から始めてみてもいいと思います。


そして次回作にも期待しています。