Wii mk2 :: ドラゴンクエストソード仮面の女王と鏡の塔レビュー

ドラゴンクエストソード仮面の女王と鏡の塔レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2007/07/12
価格	6,800（税込）
レーティング	A / 全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	【 Amazonレビューも参考にどうぞ】
タギングトップ3
タイトル概要	体感アクションRPG / 1人用

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
2pt	4pt	3pt	2pt	2pt	1pt	1pt

総合点
43pt

GOOD!

剣を振る体感操作の衝撃さで話題になったおもちゃゲーである
「剣神ドラゴンクエスト」の流れを組んだ継承作が、
人気的爆発中の国民的次世代ゲーム機であるＷｉｉでドラクエ関連が
違う形で遊べる事については、言葉に出ないぐらいの
衝撃さからの再来までへの実現化だと思っています。

グラフィックに関しては流石のお得意分野だけあって他の３Ｄゲーなど
の粗さも感じない綺麗さに関しては文句無しの合格点だと思います。

あと原点の音楽だけは、おなじみの懐かしさがそのまま残っていました。

BAD/REQUEST

往年の歴代ＤＱファンである私にとって致命的に繋がる欠点さが
未だに残ってしまう後味の悪さの数々が沢山ありました。

バトルモードに関しては、難しくも無く単純に切って切って切りまくる
爽快に闘えれば、問題無く遊べますが、新しく追加された突き攻撃では、
ちゃんと正確に突きモーションで突き当てても切り暴発バグにやられた
のは、商用レベルに応じたデバックに関して本当にテストチェックを
したのか解らない部分もあったし、必殺ゲージが満タンになった時こそ
使うべき必殺技ボタンの配置部分がリモコンの下の部分の２ボタンで
いちいち押さなければならない押し辛さはもう何も言えない
仕様だけは本当に勘弁して欲しい所でしたし、
操作関係の対策保険であるヌンチャクコントローラーやクラッシック
コントローラーやＧＣコントローラーなどが事実上の仕様不可能で
あるせいか、移動に関してはもはや最悪の事態とかの問題では
ありませんので、もう少し快適さに対する気配りなどを専念して
欲しかったので、一度やるだけでもテンション成り下がりな勢いで
泣きそうになった部分が何度も味わいました。

あとストーリーモードは、私的にも先の展開が見えてしまう
ネタバレ上等覚悟で取って付けた感の陳腐さには怒りを通り越して
まで呆れるぐらいのやるせなさには、どう考えても某Ｆ社みたいな
物語性重視を求める人達にはとてもではありませんが、
感情移入が出来るとかの以前の問題では無いので、もう少し話の
盛り上げ方を高める姿勢でやらないとせっかくの看板が悪い意味などで
裏切られた宝の持ち腐れとなってしまうので、
ファン達に対する気持ちを全力投球にキチンと籠めてでも
過去の栄光を超える究極的進化を高める勢いを増すのも
時間の問題ですので、手抜きさなどは本当に勘弁して欲しい所です。

COMMENT

ストーリー性や快適さなどの欠点で愚痴ってしまったけど、
懐かしさと新鮮さを織りなすバトル面の体感部分などは、
私的にも決して悪くない印象でしたが、もう少し移動性の部分や
細かい判定部分などへの操作性や誰もが感情移入が出来て中身も
納得の行ける物語性をもう少し深入りに
練り込んででもきちんと配慮すれば叩かれなくて済みますが、
みんなの楽しみさなどで売れる看板タイトルの関連作などで、
最大の壁にして重要さなどで高めなければならない細部に至る
肝心な中身に対する説得力のある力量を弁えてもらわないと
ユーザー離れが多くなるので、超大作を出す時には必ず最初から
最後まで手抜き無しの神ゲーへの道のりとして頑張って欲しい所ですよ。