マリオカートWii レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/04/10 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションレースゲーム / 1〜4人用 Wi-Fi、Wiiハンドル、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
○毎度お馴染み、マリオカートシリーズの最新作です。今回はwiiハンドルによる独自の操作感覚を楽しめたり、真のマイキャラ「Mii」を使ってマリオカートを楽しんだり出来ます。
多人数対戦の楽しさにおいては流石、wifi通信もよりスムーズに繋がるおかげでストレス無く遊べます。世界中の見知らぬ人も巻き込んでレースを楽しめるのはたまらない魅力だと思います。
○ドリフト走行に「オート」と「マニュアル」の2種類が追加。これで初めてレースゲームに触れる人も安心してドリフトの醍醐味を味わえます。
△今度は「バイク」も登場します。カートよりもワガママな走りが出来るのでびっくりです。これは悪い所でもあるのですが…。
○キューブコントローラーでも大丈夫。周辺機器への対応も抜かりなく出来てます。
BAD/REQUEST
{快適さ0点の理由}
DS版も酷かったのですが、更に輪をかける様に一人モードでの粗がひどすぎます…。
▲バイクの導入
本作品では新しく、バイクに乗れる様になりました。良い所にも書いたとおり、明らかにカートよりも早く走れる仕様なので一緒に走るとカートの存在意義がありません。
出すならもっとバイクがバランス不安定な仕様で「カート部門」「バイク部門」と区分けして欲しかった。
×無駄に強烈なアイテム
ゲームキューブ版から改悪されたままの「1位だけ潰すトゲゾー甲羅」に加え、
無敵系アイテムが2種類も被っています。
・「巨大キノコ」 …NEWマリオの宣伝なら他所でやってくれ!!
・「キラー(の素)」 …無敵つきコースガイド。上位に食い込みづらい上に蛇足もいい所。
無敵は「スーパースター」だけで十分です。
そしてマリオカートのスタッフは何を思ったか、CPUの為としか思えないアイテムを2種類追加してしまいました。
・「POWブロック」
…地震を起こして他人を全員スピンさせます。タイミングよくミニジャンプすれば軽減できるのですが、大ジャンプ中で無い限りスピンは避けられません。
・「雷雲」
…一定時間少しだけ加速するのですが、その後これが付いていた人「だけ」縮んで大幅にスピードダウンします。こんなアホな足かせ要らない!!
これらの不要な追加アイテムたちのせいで一人用グランプリはレースではなく、「出る杭の潰しあい」と化しています…。
×グランプリモードにおける「プレイヤー潰しへの執着」。
これまで散々書かれている通り、プレイヤーに対する仕打ちがひど過ぎます。
「初めに上位に位置するCPUはプレイヤーに対して数キロ前後を維持する」「プレイヤーキャラに対してのみ攻撃を行う」という思考ルーチンで動いているせいで、一位独走で走っていると当たり前の様にトゲパタ甲羅が飛んできてさも狙ったかのようにジャンプポイントの途中やループ地点の頂点で「必中」します。
回避手段は無いに等しい上、CPU同士争う事無くある程度固まって走っているのであっという間に7位、8位程も順位が下がります。
困った事にCPU専用のアイテム出現率が存在しており、確実にプレイヤーよりも良い物が手に入る設定になっています。
もう、バカかと怒鳴りたくなるくらいに酷い出来レースぶりです。
複数人でグランプリモードが出来なくなっている理由も恐らく、「隠し要素を出すためのモード」と開き直っているからでしょう。そんな事ならもう2度とマリオカ−トシリーズを製作して欲しくありません。
×隠し要素の条件と行動評価性
上に書いた難易度のせいで、隠し要素が非常に出しづらいです。
「○○カップで一つ星以上の評価を取る」「タイムアタックで規定タイム以上の記録を出す」といった感じの内容ばかりです。
タイムアタック系の条件は別として、この手のドタバタ系レースゲームでリアル系レーシングゲームの様な行動評価をとるのはあまりに矛盾した内容だと思います。評価はおおまかにこんな感じです。
・「できるだけ一位を独走しろ」
・「タイムアタック並に早く走れ」
・「他人の攻撃は受けるな」
・「ブレーキは踏むな」
・「コースアウトは避けろ」
・「他人への妨害は怠るな」
GBA版マリオカートで導入して一旦とりやめになったと思えば、再びDS版から「隠し要素」を盛り込む為だけに始まったこのシステム。一人モードでも気軽に遊びたい人はたくさんいるはずなのに、こんなにきつい内容では長く遊べないでしょう。
×Wifi環境
DS版のオンライン対戦にも不正データを使って場を荒らす不届き者が多数いましたが、本作品にもやはり出現していました。
Wifi通信さえ確立できていれば後は放ったらかしなのかと思いました。
不特定多数とのVSマッチ前提の設定なので対戦モードはルールの幅が少なく、飽きが来るのも早いです。
以上が本作品の悪い所です。
COMMENT
SFC版の基本形の良さにかろうじて救われている感じです。
Wifi通信に気をとられすぎたのか、調整面でのいい加減さが目立ちます。
最近のゲームの難易度調整は「やりこみ具合の頂点を無理やり低く」が流行なのでしょうか?
オンラインでの対戦は見知らぬ人との対戦がとても楽しいですが、不正データ濫用者と遭遇するのが怖い。
かといってオフラインで遊ぼうとするとDS版よりも痒い所に手が届かず、歯がゆい内容です。マリオカートだからといってうかつに購入すると泣きをみますよ…。
ちなみに操作系は「キューブコントローラー」だと更に操作が楽になります。