MADSECTA レビュー
発売元 | ハドソン(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/03/03 |
価格 | 1,000(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazon最新Wiiランキング 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 【Wii Ware】 FPS / 1〜4人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
【オリジナリティ】
おそらくWiiウェア以外では、このゲームの発売はかなり難しかったでしょう。
FPSといえば洋ゲー。日本製のFPSなんて絶滅危惧種(というか私は一本も知りません)に近い現状において、Wiiウェアのメリット(小売の受注を取らなくて良い。宣伝費やパッケージ費が殆ど要らない)を最大限に生かし、あえて挑戦したハドソンに大いに賛同します。
【満足感】
慣れてくるとステージの最初から最後のまでつなげることが出来るコンボシステムを活かしたスコアアタックや、ネットワークでの協力プレイなどの要素により、かなり長く遊ぶことが出来ます。
なにより、このゲームからは「1,000円という価格」、「Wiiウェアという制限」が言い訳として伝わってくるのではなく、その中で出来るだけのことをやろうという意思が感じられました。
たとえば、この制約内で海外製のFPSのような、とんでもないAIが織り成す敵兵との死闘や、「街も世界も生きている」ような壮大なスペクタクルを作ることは不可能です。しかし、その「単純なパターンで決められたエリア内に敵を出現させるしかない」→「コンボをつなぐことによるスコアアタックという面白さ」に転換することが出来ています。
考えてみればこれだけ得点を稼ぐのが面白いFPSは、ありそうでなかったと思います。
BAD/REQUEST
ステージやキャラクターの使いまわしは多め。
ストーリーは単純。
ダッシュ操作がやや難。
全体的に不親切なつくりで、ビームウィップなど、最初は何に使っていいかわからない武器も。
全体的に高難易度で、最初はノーマルでもかなり難しく、エキスパートやウルトラは相当な覚悟が必要。
物語やイベントに重点を置かれているユーザーの方は−1点。
スコアアタックに興味の無い方は、あと−1点くらいが妥当でしょうか?
COMMENT
「海外ゲームに勝たなければ」「CGを凄くしてムービーを凄くして」と、耳蛸のシュプレヒコールの中で、日本製ゲームの強み(パターン化・制約をアイデアでカバー)を十分生かすことでこれだけ満足いくゲームが作れるのだと感じさせてくれました。
もともと任天堂も明言していたとおり、Wiiウェアとは、チャレンジするリスクを最小化した市場としての性格を持っており、これまでにない顧客の開拓・市場の拡大のきっかけにすることができるはずです。
しかしながら、
・Wiiは、これまであまりゲームをしていなかったライトユーザーが多い
・Wiiウェアは1,000円前後と安い
という2点から
「ちょっとくらい手抜きでもまあ、そんな問題にならないから、適当にでっちあげとけ」
という結論に至っている、どこそこの商売人さんたちとの志の違いに泣けてきます。