FOREVER BLUE(フォーエバーブルー) 海の呼び声 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/09/18 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ダイビングアドベンチャー / 1人用 Wi-Fi 対応 |
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GOOD!
・やってもやっても終わらないボリューム
前作は生き物を可愛がる事、沈んだお宝を発見する事以外特にする事がなく、
それはそれで環境ゲームとしてはいいのかなとも思いますが、今回は全く違いました。
まず、イベントが次々と自然な感じで発生し、それをクリアするもしないも自由、
メインストーリーを追うも良し、サブストーリーで寄り道するも良し、
ひたすら宝をサルベージするも良し。生き物を可愛がるも良し。
さらに今回、ツールを利用したガンシューティングが導入されています。
これには「こんな方法があったか!!」と感服させられました。
ガンシューティングといっても魚を傷つけるものではなく、癒すためのもの。
病気の魚を電磁波治療で次々癒していくのです。
更に、今回導入された(エバーブルーから復活した)危険生物の存在があり、
危険生物を沈静させるためにもこのシステムを利用します。
世界観を壊さず、活発に動く魚を利用したミニゲームを実装したのは素晴らしいと思います。
海や魚にあまり興味のない人でも、海を舞台にした宝探しとガンシューティングが楽しめる、
ちょっとお得なゲームになっています。
前述の通り、前作はどちらかといえば環境ソフトであり、ゲーム要素はほとんどありませんでしたが
今作は時間を忘れて楽しんでしまうほど、ゲーム内容は素晴らしいです。
BAD/REQUEST
主に操作性とシステム面での不備が目立つのが惜しい所です。
・マップを開きながらツールを使用出来ない
一番気になる部分です。面倒なんですよね、これ。
「〜〜の周辺に宝が埋まっているよ」と聞かされたので
マップを出しながらソナーを出して探索・・・が出来ません。気付けば遠い所にいたりして。
・マップを開いている最中はスポット表示が出ない
スポットというのはそのまんま、観光スポットのようなものです。東京タワーとか。
そのまま東京タワーで例えるなら、マップを開いていない状態で東京タワーの傍を通りかかると
右上に「東京タワー」と表示されます。が、マップを開いていると表示されません。
指定スポットでの写真をとってきて欲しいと言われ、マップを見ながら移動していると
スポット名が表示されないためにマップを閉じた時そこが本当に目的地なのか分かりません。
・キャンセルが-ボタン
ちょっと押しにくいです・・・
・危険生物
前作では「サメに襲われないなんて緊張感がない」とよく言われていましたが
実際襲われるようになってみると案の定鬱陶しいです。
沈静化させる事により一時しのぎにはなりますが、しばらくするとまた襲ってきます。
ずっとサメと一緒に泳いでいたい!というサメ好きな人にとっては悲しいかも。
COMMENT
リモコンでのプレイですが、-ボタンが押しにくい事以外は快適に動かせます。
むしろガンシューティングはリモコンじゃないと辛いのでは無いでしょうか?
音響関連では前作の方がやや表現で上だったと思いますが、今回も優しい歌声に癒されます。
ただ危険生物地帯のBGMがまるでホラーのようで、苦手な人は注意です。
環境ソフトからゲームソフトへ転換した事で、ややゲームの知識が必要になったものの、
予想以上の大ボリュームと、飽きさせない作りには好感触。個人的には大満足です。
海に興味が無かった人にも触ってもらいたい作品です。