FOREVER BLUE(フォーエバーブルー) 海の呼び声 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/09/18 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ダイビングアドベンチャー / 1人用 Wi-Fi 対応 |
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GOOD!
●より綺麗になったグラフィック。
海面からの日光の射し込みや、前作を超える大量の魚の群れ。
特にタイトル画面で表示される海中がズーッと見ていたくなるほどの綺麗さで感動しました。
あと細かい点ですが文字クッキリハッキリしてて読みやすいです。
(グラフィックは綺麗だけど文字が読みにくいゲームが結構多いので)
●より使いやすくなったサポートキャラ。
前作のイルカキャラはいつの間にかどこかに行ってしまう事が多かったのですが、
今回ははぐれる事が無いのがありがたいです。
一緒に泳げるのは イルカ数種類 + 人間キャラ3人 ですが誰もが特技を持っていて、
しっかり差別化できているのがいいです。
イルカにつかまって泳ぐと速度アップも爽快感があります。
今回はサルベージアイテムと生物図鑑のコンプリートが
人間キャラ3人の能力でだいぶ進行が早くなるのでやる気が出ます。
●新アイテムのパルサー。
今回、生物の治癒能力を上げ、鎮静効果がある特殊銃「パルサー」が追加されていますが、
これを使って怪我した海獣を救ったり、襲ってくるサメを大人しくさせる事が出来ます。
簡単な魚相手のガンシューティングなのですが前述した設定が上手く、
無益な殺生がないので作品の雰囲気を壊さずに上手くなじんでいます。
前々作のエバーブルー2であったサメの嫌いな音を出すソナーよりも、
危険生物に直接対応している感が良く出ててドキドキしました(射程距離が短いのもまたGOOD)。
●イルカショーが出来るようになった。
今作ではイルカに芸を仕込み、ある程度のレベルになると客を呼んで報酬を得る事が出来ます。
前作のイルカに芸を仕込むのはホントに自己満足レベルだったので、やりがいが増えました。
ただ結構単調で飽きやすいのでもう少しテンポ良く進むか、
もっとプレイヤーが介入できればよかったのですが…。
●エンディング後のやりこみが(すごく)大量に。
ストーリーを早くクリアしたらもったいない!と思ってましたが、
このゲームはエンディングを見た時点でまだゲーム全体の1/4でした。
それほどイベントが残ってます。しっかりイベントムービーもあったりします。
●レジェンド生物。
登場動物はほとんどが実在ですが、数種類「レジェンド生物」と類される幻の生物が登場します。
でも完璧な空想生物ではなくある程度実際の生物がモデルなのでリアル感は残っています。
UMA好きなのでこういうフィクション性は凄い嬉しかったです。
BAD/REQUEST
●北極マップが無くても良い。
一応、南極との差別化はしてあるのですがオブジェクトや遺跡が無く、
海底部分も無いので正直面白くないマップでした。ちょっと水増し感が…。
●マップ使用、アイテム選択のインターフェースが使いにくい。
マップを開いている最中は他のアイテムが使用できない、オートスイムが一旦停止する、
など使いにくい印象でした。
ダイビング中、画面右下に今いるダイビングスポット名が表示されるのですが、
マップを開いているとスポット名が出てこないのもマイナス点です。
(ダイビングスポット名はゲーム進行にけっこう影響あるので)
あとアイテム選択がしにくいです。サメが出た時に武器になる「パルサー」の選択がしにくいなど
イライラする事がしばしば。
今作ではほとんど活躍しない水中ペンはいっそ削っても良かったのでは…?
●月齢イベントのヒントが無い。
満月にならないとフラグが立たないイベントがあるのですが
月の満ち欠けについてゲーム中に記入がありませんでした。
…まあ、毎回双眼鏡を覗くようにプレイすればいいのですがもう少し便利にならないかなあ、と。
●魚同士の衝突判定が甘い。
前作では気にならなかったのですが、今作では鯨などの大型生物と
大群になる魚のグラフィック上の衝突が気になりました。
鯨の感動的なイベントで鯨の頭にマグロの群れがスーッと何匹も突入していくのを見たら萎えました。
数多く魚が表示できるようになったのもいいんですがある程度大きな魚の衝突は避けてほしかったです。
●セーブした写真の管理が面倒。
前作に比べSDカードに保存できるようになったのは凄いありがたいのですが、
ひとつひとつ写真を選択して移動、または削除、というのが面倒でした。
複数選択で作業できればよかったです。
●深海がちょっとつまらなくなった。
前作の深海より明るい気がします。プレイしやすくなりましたが…。
「周りに何も見えない!あっ!何か見えた、と思ったらサメの顔だった!」というような
暗闇の世界にして欲しかったです。北極と南極の底にいけると期待していたんですが…。
(ドリキャスの「青の6号」の深海が凄い怖いのでアレくらいでも個人的には良いのですが…)
初代エバーブルーの通常マップで深海進んでいくとチラッと巨大なイカの眼だけ見える、とか
そういう恐ろしさが欲しかったです。
●エキスパート操作はもう少しリモコン対応になってもいい。
天地逆転する場合があるエキスパート操作ですが、リモコンを捻ることでY軸の回転などが出来れば
ただ見た目がややこしい操作と言う状態からもう一歩進歩できたと思います。
COMMENT
前作から凄いパワーアップで任天堂とアリカの制作姿勢に感動しました。
前作の不満点はほぼ直っていてかなりオススメゲームです。やりこみ度合いも半端ないですし。
ただ、前作はゲーム初心者でもプレイできた(やる事が少なかったので)作品でしたが、
今作はいろいろとやる事が増えているのでゲームやりなれていない人は大変かも。
そこまで同時にいろいろするゲームではないのでクリア不可能にはならないかと思いますが、
フラグ立てが結構面倒なところがあります。
ですが、興味があるのなら買って後悔はしません。ぜひいろんな人に遊んで欲しいです。