SDガンダム ガシャポンウォーズ レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/24 |
価格 | 3,990(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクション&シミュレーションゲーム / 1〜4人 クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
もともとのゲームシステムの秀逸さは今でも見劣りするものではありません。
巧みに三竦みを利用した属性や、シミュレーションゲームのグダグダとしたプレイ感覚への挑戦ともいえるシステム(制限時間・勝敗条件など)、アクションバトルの再起用とバトルを盛り上げるアイテムの登場。
昔のファミコン版・ディスクシステム版に対するリスペクトを感じさせるものです。
これは「SD」であり、あくまで「ガシャポン」なのだから、「生産」や「ランダムで出てくるデッキ内のユニット」も「アリ」なんです。
ゲームキューブ版もプレイして、十分好評価で「ゲームハードを間違えた名作」だと思っていましたが、中古でも微妙なプレミアがついていて買うのをためらっていましたが…
コントローラーも三種類に対応して、追加要素もある。
中でも対戦などで使える追加ユニットがなかなかファンをニヤリとさせてくれるでしょう。
「スマブラに次ぐ対戦ツールになる」
ガンダマーにとっては…ファンにとっては、それほど言わしめる作品(の移植)です。
BAD/REQUEST
「移植であること」
ここです。
あくまで移植で終わってしまっているということですね。
よく、「追加ユニット」や最近のガンダムを…とか、アレは出ないのとか…前作でも散々言われてきたはずです。
でも、前作はシードディスティニーが放映していたころの話ですから、それをそのまま移植ですからともってこられては淋しいですね…かなり。
出ないシリーズの方たち…
「0083・F91・V・G・W・X・ターンA・00・AGE・UC・センチネル・MSイグルー等マイナー路線の方々」
「ヌンチャクコントローラーでは少し…」
振るという動作で格闘とタックルを表現してます。
アリですし、ボタンも少ないから仕方ないですが…。
ゲームシステムはガンダムVS.シリーズや、Gジェネレーションシリーズとは一線を画しますが、「非常にいいものです」。
しかし、ここまでいいシステムを「移植だけ」で終わらせてしまったということに残念に思います。
続編への布石…というわけでもなく、
むしろゲームキューブ版のポリゴンなどのデータをスカットハンマーに流用したとか一発でわかるくらいですが…
ゲームは商品ではありますが、作品でもあると思うんです。
ファンに対する姿勢でもあると思うんです。
そう思うと追加要素等はかんばった結果なのかもしれませんが…
ファンとしては厳しく…「次に生かせ」と言いたくなります。
COMMENT
パッケージは新しいものの、内容はゲームキューブ版に少しの追加要素を加えたもので移植と言ってもいいものです。
しかし、もともとのゲーム自体がゲームキュープでもあまり見かけず、中古で微妙なプレミア価格で買うことを思うとコチラを買う方がいいかなと思います。
ゲームキューブ版はゲームキューブコントローラーしか受け付けず、セーブファイルもゲームキューブのものが必要ですが、Wii版であればいちいちメモリーカードを持ち寄ってということはないでしょう。
使えるコントローラーは、ヌンチャク・クラッシックコントローラー・ゲームキューブコントローラーと3タイプ使えます。
ヌンチャクですと「振る」という動作をフルに使っており(シャレではありません)ちょっとした誤作動になります。落ち着いてプレイしましょう。
おとなしくクラッシックコントローラーでプレイするのがいいでしょう。
追加要素もスカットハンマーのような自動生成ダンジョンを100階まで突き進んでいくものと、チーム対戦の追加モードや新ユニット(対戦などでしか使えません)程度ですが、移植への追加要素と思えば十分です。
ファミコン版やディスクシステム版の頃の作品へのオマージュというか原点回帰というところを踏まえて「あ、SDって難しく考えなくてもいいんだ!」「ガシャポンだからいいのか」と思ってしまいます。
一人でGジェネレーションをして自己満足するより、ガンダマーな友達とワイワイやれていいですよ。
無駄にストーリーもないところがいいですね。
もともとのマップ対戦も生産やユニット編成などのマルチプレイや対戦プレイで時間を取りやすいグダグダ感をなくしたシンプルで画期的なルールですし、「ゲーム」と思えば十分面白みがあります。
また、記載するところがないのでこちらに書きますが、戦闘は見降ろし型のアクション対戦(ジャンプ・高低差あり)で、戦闘中にアイテムが落ちてきます。これらを駆使しながらSDキャラクターが画面の中を縦横無尽に駆け回ります。これはファミコン版ディスクシステム版にあった頃のオマージュでしょうが、十分にゲームを盛り上げてくれます。
忘れてはならないけれど、このゲームはジャンケンのように三竦みになってます。
キャラクターによって属性も「グー・チョキ・パー」にわかれ、攻撃も「射撃・格闘・タックル」と三竦みになっております。これらを上手く駆使すると…手痛い反撃や、圧勝、意外な粘りをされたりとなかなか面白みがあり、Gジェネレーションにはないゲーム性があります。
サウンドやグラフィックも力が入っており、名曲のアレンジやトゥーンシェイドを使ったアニメ調なグラフィックもいいです。
…まぁ、ゲームキューブの頃からですけどね。
ニンテンドー好きな人はスマブラへ…
少しガンダマーな人はガシャポンウォーズを…
みんなでやると楽しいですよ。
スマブラよりゲームとしては一段落ちるかもしれませんが、そこは好き好きで…。
カプセル戦記を一緒にしていた友達とプレイもいいかもしれません。
ファミコン版(カプセル戦記)
↓
スーパーファミコン版(X・GX・G−NEXT(ユニット追加))
↓
プレイステーション版(Gセンチュリー・Gジェネレーションシリーズ)
↓
プレイステーション2版(Gジェネレーションシリーズ)
↓
ゲームキューブ版(友人所有でガチプレイ)
上記の流れで、このあたりのシリーズを見守ってきたファンです。
ゲームキューブの不人気で日の目の見ない作品でしたが良作です。
見かけたらコレクションの仲間に加えてやりましょう。