ピクミン3 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/07/13 |
価格 | 5,985(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | AIアクション / 1〜2人用 |
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GOOD!
操作性やできる事はどれも正統進化していて、真新しさはないものの非常に快適に楽しめる良ゲーだと思います。
ストーリーでは5種のピクミン。ミッションモードでは2の紫と白を含む7種のピクミンを扱うことができます。
<オリジナリティ>
個々にAIを持つピクミン達を効率よく利用し、原生生物を倒し謎を解きながら、果物を集めていきます。他シリーズにはない独特なゲーム性を体験できると思います。ピクミンごとの特徴は得意不得意がハッキリしていて、それを活かせる様に原生生物やギミックが配置されています。
<グラフィック>
実写に近づけるような路線とは少しズレますが水や水晶体、原生生物の質感などは非常に綺麗で特殊なデザインの生物やキャラ達との雰囲気もあっています。ゲームパッドの簡易マップも非常に見やすいです。操作キャラ視点からの写真を撮ったりなんかもできます。
<音楽>
特に印象に残る様な曲はなかったものの、やっている事の割に穏やかさを感じるフィールド音楽や、恐怖感を煽るボス曲などメリハリよくできています。ヘビガラス戦等でよく聞いた皆のトラウマ曲も聞けます。
<快適性>
とにかく快適です。この点は非常に進化していると思います。
○やれることが少しずつ適切に増えていきます。その際にちゃんとヒントも与えてくれます。
○食料がなくなるとゲームオーバーになってしまいますが。指定した日に戻って、その日からやり直すことができるので、いわゆる積むといった事が起こりえません。
○原生生物や壁、運べるものといったピクミンが干渉できるものはほぼロックオンすることができます。 ロックオンした対象に隊列のピクミン全部を突撃させ、一気に攻撃したりできます。
○ピクミンの種類が増えても、オニオン同士が合体するので、ピクミン出し入れの際の操作が一括でできます。
○3人に操作キャラが増えますが、無理なく同時に運用できます。
・一度歩いたことがある場所ならゲームパッドの簡易マップで確認でき、指定した位置まで歩いていくように指示できます。 これにより、原生生物と戦いながらもあるキャラは壁を壊しながら、あるキャラは果物を取りにピクミンを連れて行くといった運用が苦なくできます。
・ゲームパッドで指定した場所についた際や、壁を壊すなどの作業が完了した際のアナウンスもしっかりしてくれます。 また、作業の進行具合はいつでもゲームパッドでマップを見回す形で確認することができます。
○ゲームパッドの簡易マップは非常に見やすく、橋がかかったり、壁が壊れたりしたらすぐさま反映されます。はぐれてしまったピクミンも見つけやすく、ある程度すすめると果物の位置も分かるようになります。
○操作キャラクターも投げられます
謎解きにも使われる要素ですが地味に便利です。例えば小さい部隊を作るときに、いちいち全体を解散しなくて済みます。また操作キャラはフリー状態でピクミンを抜いてくれるようになったので、埋まっているピクミンがいたらキャラを投げておけば勝手に抜いてくれます。
<熱中度>
独特なアクションと快適性のおかげでとにかく熱中できます。
一日の終わりに、その日のリプレイをゲームパッドの簡易マップとアイコンで確認できます。効率よくできたプレイを見ながらニヤニヤしたり、さらなる効率を求める上での参考にもなります。
ただし、操作キャラ自身ではほぼ何もできず、基本的に数で圧倒するプレイを求められるゲームですので、合わない人はとにかく合わない気がします。
<難易度>
対策をしなければ、容赦なくピクミンが死んでしまいますが、ピクミンを選び、適切に戦えば大体の原生生物は簡単に倒せるようなバランスになっています。それまでの試行錯誤が面白く、2の紫ピクミンの様なバランスブレイカーも存在しません。(ちなみにミッションで扱える紫はスタン効果と踏み潰しダメージがなくなり弱体化されています)
BAD/REQUEST
○ボリューム不足
とにかくボリュームが少ないです。熱中度と快適性も相まって特にこれを感じます。
ストーリーはクリアだけなら7,8時間。果物を全部集めるのも十数時間あればできてしまいます。
ミッションモードは全14+1ステージ(ストーリーのラスボスを倒すとそのボスを倒すステージが追加されます) ミッションはオンラインによりランキング形式でスコアを競えますが、上位のプレイ動画を見れるわけでもなく、これだけではボリューム不足の解消には繋がりません。
DLCによる追加マップ等を匂わせていますが、現状ではボリューム不足です。
○果物を探す作業がない
良い点でも書きましたが、ある程度すすめるとパッドの簡易マップで果物の位置がわかるようになります。(未探索の部分も含む)このため、果物がどこにあるのか探すために探検するといったプレイはできなくなっています。これは賛否両論だと思いますが。
○原生生物が弱い
良い点としても上げましたが、一度対策を確立すれば、完封できてしまう相手が多く、相性の悪いピクミンで戦わなくてはいけない場面や、色々な生物の組み合わせというのもありません。(皆のトラウマヘビガラスさんも、戦い方次第で簡単に倒せてしまいます)
ただし、自分で縛ってプレイするという遊び方もあると捉えることもできます。
○一日のリザルトの内、収集物を確認するシーンが長すぎる
今作は果物の種を集めるのが目的で、回収した果物は種を回収し果肉は食料になり探索可能日数が伸びていくシステムなのですが。回収した果物を絞りパッキングしていくシーンが毎回同じ内容なのに、やたら長く飛ばすことができません。その日をやり直したい時や、果物を多く回収できた日などは非常にイライラします。 他のリザルト部が短くまとまっているため、特にこれを感じます。
COMMENT
― ゲームパッド+ヌンチャク付きWIIリモコンでプレイ
これが一番快適に楽しめると思います
☆独特なシステムながらとにかく快適にできる良ゲーです。
だからこそボリューム不足感が否めません。
1が好きだった人には間違いなくオススメできますが、2のボリュームにはまった層には微妙なデキかもしれません。
またある意味でこのシリーズの魅力でもあった、AIのダメな部分や、まれに見られる理不尽さや不自由さといった部分はほぼ解消されています。この辺りをどう捉えるかで評価が分かれる作品かもしれません。
未だ使い道が明かされていない、ゲーム内で集められる「秘密のメモ」の存在もありますし、今後の追加に期待ですね。