零 〜眞紅の蝶〜 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012/06/28 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ホラーアドベンチャー / 1〜2人用 |
← 零 〜眞紅の蝶〜のTOPページへ戻る
スコアボード
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
-
ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
-
ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
* 零は3DSも含めて全てクリアしています。
今回はWiiという事で過去作より綺麗な画面を楽しめます。澪と繭その他のキャラも美しくなりました。特に、澪は成長しましたね。でるとこでてます。おかげでアイテムが取りにくいったらありゃあしませんでした。(プレイして頂ければ分かると思います。)
画質が上がったことで、恐怖感は確実に増していると思います。
物語もムービーを含めて追加が有り経験者の方もそれなりに楽しめると思います。(それなりにです。)
また過去作は幽霊、霊石ラジオ、特に繭の声が聞き取りずらかったのですが、今回は音が大きくなり、聞き取りやすくなりました。怖さのUPに貢献していると思います。
またカメラのレンズも新しく追加されています。今回は3種類のレンズの効果が一度に発揮されるため、戦術性もあがっています。人によっては様々な戦い方が出来るのではないかと思います。
セーブポイントも多いため、時間のあまりとれない方も進めやすいと思います。
またどこに進めばいいのかなども、地図で教えてくれる為、さほど迷う事もありません。
謎解きも簡単で障害にはならないと思います。
EDも新しくなっていますので、経験者も楽しめるのではないかと思います。(相変わらず賛否が分かれるEDだとはおもいますが。)
コスチュームやカメラの改造などの要素もあるため周回プレイも目標を持って楽しめると思います。
今まで零シリーズを楽しめた方なら一度プレイする価値はあるのではないかと思います。
BAD/REQUEST
上記で零シリーズを楽しめた方と回りくどく書きました。何故そんな風に書いたのかは、理由があります。
非常にストレスの溜まる操作性
このゲームは霊をカメラで捉え、捉え続けることで霊に与えるダメージが増加します。今回のWiiリモコンでの操作はこの捉え続けるという行為が難しくなっています。
前作の月蝕の仮面はロックオンが優秀でした。(おかげで簡単すぎるとの声があがっていましたが。)
今回はこのロック機能が弱体化したためリモコンを使い自分で霊を追いかける事になります。
上下はまだ良いのですが、左右はリモコンを傾ける事で反応します。意識的な操作をこころがければ対応できますが、人間そういつも緊張していられる物ではありません。ちょっとした傾きにも反応するため、カメラを構えた瞬間や大きく動く霊などを狙おうとすると、ぶれてしまう事が多く、ストレスが溜まりました。また経験者ほどフェイタルフレームを狙うと思いますが過去作のように上手く狙うには修練が必要なのではないかと思います。
霊の理不尽なパワーUP 主人公の弱体化
このゲームは狭い場所での戦闘が多くあります。相手は霊ですので、壁も関係ありません。
しかし今回は霊の移動速度、攻撃力が上がりまた視認性がかなり下がっています。カメラを構えても黒いもやもやがみえるだけと言う感じの霊もいました。
霊を捉えれば円が霊の顔の所に表示されます。おかげでその円だけを狙い倒した後に今のはなんだったのか、などと言う事もありました。
また一部の霊は澪に攻撃を当てるまで、攻撃判定を出し続ける者がおり追い詰められてダメージという、これもストレスの一因でした。またずっと叩かれ続けている主人公の移動速度の遅さにも拍車がかかっています。今回澪は霊をみるとちじ困ってしまいます。まあ無理もないとは思いますが、少しだけ歩いて移動が非常に大変でした。
経験者はどうとでもできますが、ご新規さんには、少し厳しいのではないかと思いました。
跳ばないムービー
一週目だけの様ですが、これには、うんざりしました。とくにラスボスの所では、もう少し配慮できなかったのか、疑問です。(何も知らないで行くと結構な回数を見る事になると思います。)
不便なシステム
ロードをゲーム中にできない。浮遊霊などの撮りなおしが大変です。
キーコンフィグがないのもどうかと思いました。私自身トリガー八ッピーのため撮影の時に何度Bボタンを押してしまったか分かりません。せめて何タイプか用意して欲しかったです。
COMMENT
前作の紅い蝶は私の大好きな作品ですが、今回の真紅の蝶はどうにも残念な感じがしました。
wiiというハードの性質上仕方のないことかも知れませんが、無茶な操作性、使いにくいシステム、そのせいで変に上がってしまう難易度、ファンはともかくご新規さんは、どれ位楽しめているのか、疑問です。せめてクラコンかリモコン選択できる様にしてもよかったのではないでしょうか。
特に今の日本のゲーム業界はユーザーへの配慮が足りない気がします。安易な続編やリメイク、お金をむしり取るためのDL、悪い方向に向かっている様にしか見えません。ゲーム関係者は今の状況を何とも思わないのでしょうか。不思議です。人には様々な考えがありますから、何とも言えませんが、少なくとも、この真紅の蝶は私にとっては安易なリメイクでした。
今回も楽しいゲームだったなあ。開発者の皆さん頑張ってくれたんだろうなあ。続編もたのしみだ。そんな風に思える時がまた来るといいと思っています。