Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

「連想！検索クロスワード」が良かった。従来のクイズ形式ではなく複数のキーワードやグラフから答えを連想する方式で、答えをひらめくと気持ちがいい。検索関係なくクロスワードパズルのバリエーションとして面白い。問題数も100問ほどあり満足。

自分のWiiリモコンのスピーカーからこっそりヒントを聞くことができるヒント電話という機能が面白い。電話相手のキャラも良く、いろんなゲームに登場（採用）してほしい。ちなみに設定変更でテレビから聞くこともできる。

「どちらが多い？」「トレンドクイズ」「検索クロスワード」あたりは問題が練られているのが分かるし、ヒット数の意外性などもまあ楽しめる。

地味なゲームだが画面は賑やかに作られている。

BAD/REQUEST

何人かでプレイしてみたがパーティゲームとしては盛り上がらない。検索サイトのヒット数なんて一般人にはさほど重要じゃないし、数字の向こうに人や社会が見える問題も多くないので、結果が出ても「だから何？」となることが多い。

いくつかのゲーム（ばくだんサバイバル、ケンサク番付、ケンサク対決あたり）はゲームとしては単純すぎ、クイズとしても問題に魅力がない。
「パネル9」や「文章パズル」の別バージョンも確かに違うのは分かるが、水増し感が強い。

問題ごと、ターンごとに途中経過が出るのはうっとおしい。途中経過や結果発表はスキップできず、Aボタンでページ送りする回数も多い。また、ゲームによって早送りができたりできなかったり、プラスマイナスボタンでページ移動ができたりできなかったり、微妙に操作が統一されていない。

安藤ケンサク以外にもキャラが12体いて、説明書では4ページに渡って紹介されているのに、ゲーム中は活躍どころかほとんど登場すらしない。どのキャラもかわいいのに大変もったいない。

COMMENT

練られたゲームとそれ以外の差が大きいと感じました。基本的にどれもヒット数の大小を予想するゲームなので、カジノのようなリスクとリターンがあるともっと面白かったかもしれません。
続編は出ないでしょうが、「種」のようなものはそこここに感じるので、ぜひ今後のゲームに活かしてほしいです。特にケンサク君は本当にかわいいと思うので、ゲーム機のブラウザなり任天堂のサイトなり、どこかで活躍されることを願っております。