バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ レビュー
発売元 | カプコン(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/11/15 |
価格 | 7,340(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | サバイバルガンシューティング / 1〜2人用 Wiiザッパー、ヌンチャク 対応 (エキスパートパッケージ / 8,610円) |
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GOOD!
・ガンシューでもバイオらしい
ちゃんとバイオです。バイオ4よりはよほどバイオらしいと思います。
ゾンビもなかなか強めに設定されていて、バイオ4のガナードのようにいちいちハンドガンでヘコたれることもありません。
ハンドガンもあまり連射できないので、一般的なガンシューとは一風変わったものになっています。
・グラフィック
GCのゲームである0やリメイクの流用が目立ちますが、それでもWiiのゲームの中ではトップクラスを維持しています。2007年のWiiのゲームでは一番綺麗なグラフィックだと思います。
背景が一枚絵からポリゴンになって劣化するかなと思いましたが、かなり再現度が高く満足のいくレベルでした。
(たぶん)前作であるバイオハザード4Wiiエディション(以下、4Wiiと略す)に比べるとギザギザが目立たなくなっており、ワイドテレビにも対応しています。4Wiiのようななんちゃってワイドではありません。ボケていないのでクッキリ見えます。大きな画面で見ると本当に迫力があります。
ガンシューだから映す部分が少なく、全体の処理がラクというのもあるのでしょうが。
0やリメイクをやっていて、この敵をもっとアップで見たいと思ったときがよくあったのでその点もいいです。
・ナイフが面白い
この手のゲームでナイフが使えたことはたぶん無かったと思います。
小さな敵をたくさん倒していくのは単純なものの爽快感があって燃えます。
・武器の種類が豊富
ハンドガン以外にもショットガンやマシンガンなどの武器があり、それぞれ三つのバリエーションがあり、毎回のプレイでどれを相棒にするか迷ってしまいます。バイオ4であるような武器の強化もできたりで、なかなか面白いです。
・クリティカルヒット
人によっては当たり判定が小さく難しいとも言われていますが、自分はあんなもんで十分だと思います。Wiiというハードの性質上、ゲーセンのガンシューと違いポインターが常に見えていますので頭に当たればクリティカルでは面白みがありません。クリティカルヒットが続くとものすごく楽しいです。
・音楽
旧作のアレンジが多いですが、どれもいい曲が多いと思います。
この点においてもバイオ4よりバイオらしいといったところ。
敵によって音楽がコロコロ変わるので敵のイメージを把握しやすいです。
・ボリュームが多い
最初から家庭用と作られただけあって、ほかのガンシューには類を見ないほどのボリュームとなっています。
全てのチャプターをクリアするまで10時間はかかります。ボリュームに関しては大満足です。
ウェスカー編というのはいいアイデアだったと思います。
・操作が簡単
ザッパーやヌンチャクには対応しているものの、リモコンだけでするというのが簡単だしやりやすいと思います。視点が動かせるといってもあくまで気休め程度のものだと感じました。
BAD/REQUEST
・バリーが出てこない
ちょっと待てよ!って感じです(笑)。
1のOPでバリーは!?とでも言ってほしいのですがそういうことは全くないし、3のEDに出てくるヘリの操縦者も誰かわかりません。
エンリコやエドワードも出てこないし、リチャードは結局いつ死んだのかと思いました。
・0、リメイクの使い回しが目立つ
本当に多いです。キャラクターのモデリングやゾンビ、ほとんどの敵は0とリメイクの使い回しです。この作品をする前にリメイクと0をやっていた人は誰もがそう感じるのではないかと。
・難易度が少し高い
何度もコンティニューしていればそうでもありませんが、初プレイのときは特殊武器の威力が弱く、敵の倒し方がわからないので死ぬことが多いです。
バイオ4のようにコンティニューを重ねるごとに簡単になってくれればよかったのですが。
・ストーリーが物足りない
ボリュームが少ないという意味ではなく。
前作の回想記なので仕方はないと思います。
今回付け加えられたアンブレラ崩壊編もなんだかなぁと思いました。
ラスボスは少し行き過ぎた感じもします。
また、映画版の設定を逆輸入したというのもどうかと思いました。
映画は映画、ゲームはゲームで独立したものであってほしいので、そういうのはあまり好きじゃありません。
・敵の種類が少ない
ゾンビはストーリーごとに違うものにしてほしかったので、アンブレラ崩壊編のゾンビが使いまわしばかりで残念でした。
ラクーンシティにはハンターαはいないという設定だったと思いますので、同じ性能を持つ姿が違うだけのハンターβがいればよかったと思いました。
チャプターの終わりで雑魚がいっぱい襲ってきて終わり、というのがいくつかあって面白みにかけると思いました。
・ファイルが集まりにくい
ステージクリア時の評価があり、ファイル以外全部Sで結果Aになってしまうということがよくあります。
やっぱり、個人の遊び方というのは偏り方があって、人によっては見つかりにくいファイルが出てきてしまい、その結果あきらめてしまうという事態を招きかねないと思います。
・バイオ3部分がほとんどオリジナル
原作のそれらしさは最初から最後まであまり無いと思います。
追跡者はあんなに弱くありません。
地下鉄なんて知りません。
0とリメイク部分の再現度が非常に高かったと思うので、これだけは本当に残念です。
COMMENT
発売する前はバイオハザードがガンシューになるということで、反対の意見が相次ぎましたが、いざ出てみるとバイオらしさを維持した良い作品になっていると思います。
この作品でWii向けに発売されるバイオハザードはひと段落を得たという感じですが、まだまだ作品を出し続けてほしいと思います。Wiiもまだ一年目で来年、再来年もありますし。
5に向けての小遣い稼ぎと批判されることもありますが、Wiiの持つ長所をいかした作品を4Wiiやアンブレラ・クロニクルズのように出していってほしいと思います。