マリオパーティ8 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/07/26 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | パーティゲーム / 1〜4人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
初代マリオパーティ以来のプレイ。
ミニゲームとボードゲームを分けて評価しますね。
ミニゲーム:
当たりはずれは大きいが、おもしろい物もいくつかある。線をなぞるミニゲーム、ポインタを向けてテレサを撃つシューティングなどはWiiリモコンにマッチしている。縄跳びもシンプルだが面白い。
ボードゲーム:
特になし
BAD/REQUEST
ミニゲーム:
一見直感的に操作できそうに見えてもそうでないものがある。いくらボタン操作をリモコン操作に置き換えても、実際に動かしてみて思い通りに操作できなければ直感的な操作とは言えない。縄投げなどは、最初は面白そうに見えるが動きの誤認識があって面白いとは言えない出来。
またほとんどのミニゲームはあまり頭を使わなくて良く、とにかくコツを掴んで他のプレイヤーより早く課題を達成できれば勝ちという物が多い。もう少し奥が深くても良いのではないだろうか。ただし公平のために言っておくと、酷い出来だと感じるミニゲームはごく一部。良くも悪くもない物が6割くらい。残りの3割強はなかなかいい出来だとおもう。
ボードゲーム:
初代をプレイしたときから、ボードゲームとミニゲームの繋がりが希薄というか、ちぐはぐな印象を受けていたが、それがさらにひどくなっている。特にボードゲームの演出が長くテンポが悪いのがどうしようもない。その上ハズレミニゲームが始まったりするとプレイ中にも眠気を催すほどだ。
COMをミニゲームで完璧にたたきのめしても、ボードゲームのスター争いでは負けることがある。つまり、ボードゲームの部分が運の要素が強すぎる。
演出が長いので1時間程度でプレイしようとすると10ターンくらいにターン数を押さえないといけない(ちなみに選択できる最小ターン数が10)が、ターン数が少ないほど運の影響がより大きくなるという悪循環・・・。
良く言えば本当に幼い子供にもチャンスがある。しかし悪く言えば駆け引きの要素がたいへん薄いということ。小学生くらいになって駆け引きの楽しみを知り始めた子供(とほとんどの大人)には物足りなく感じるのではないだろうか。
ボードゲームは所詮味付けに過ぎないから・・・とも考えられるが、であればミニゲームや隠し要素を出すのにボードゲームモードを何度もプレイさせるべきではない。ミニゲームだけテンポ良くこなせるモードがあると良いとは初代をプレイしたときに強く思ったのだが。
その他:
エクストラモードや広場など、モードを選び直すごとに使用キャラを選び直さなければならなかったり(別の能力に違いがあるわけではない)、いちいちモードの説明を聞かされたりするのも冗長。任天堂が作ったとは思えないほど全体的にテンポが悪い。
COMMENT
とにかくだるくて気軽にプレイできないのが痛すぎる。何度もプレイしようという気がそがれてしまう。ミニゲーム自体は当たりはずれがあるとは言っても、つまらないのはごく一部。だからよけいに残念。
ボードゲームでカードをもらってミニゲームやアイテムなどと交換するというスタイルはオーソドックスで、特に言うべきことはないが、そろそろ違うスタイルを提案して欲しい。
すぐに3人以上集まれる環境(しかもできれば不特定多数がよい。メンツが固定されているとテンポの悪さと相まってすぐ飽きる)であれば買い。そうでなければ要検討。