Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

・８０年代を意識した粗いフォントや、ランキング戦突入時のシルエットなど、クールな演出がこれでもかと続く。壁紙ひとつとっても格好いい！

・リモコンから発せられるサウンド。ビーム刀の「ブオン、ブオン」や携帯電話に見立てた長台詞など、その気にさせられる。

・引き込まれるストーリー。確かに本編は「単調、薄い」とも言われているが、謎の美女の「謎」が解明するか否かに興味津々。

BAD/REQUEST

一言・・・おふざけが過ぎる！

COMMENT

今回、須田氏の作品は初体験でした。
上記、悪い点の一言に、「須田作品新参者が、知ったような口を聞くな！」、「理解できないおまえにセンスがない」
と感じた方も多いと思いますが、まさしくその通り。私の思い違いなんですよ。
　
１年ほど前から紹介されているトレーラーを見たときから、こんなクールでイカしたゲームは無い！と入れ込み、これためにwii本体まで買って１年間待っていました。
このトレーラーのトラヴィスが恐ろしくかっこよく、対戦相手１１位のランカーとの死闘がめちゃくちゃキマッてたんですよ。

で、その線のアクションを期待していたものですから、途中入る妙なシューティングやら、マジック大会やら、ランク１位の台詞の早送りやらが、どうしても馴染めなかったんですよね。もうちょいマジメにやろうよ・・・みたいな。

個人的にはそういう路線も理解できないわけではないですし、ギャグのセンスだって人並みだと思います。
だから、最初から「須田作品にはクセがある」という予備知識を持った上で臨んでいれば、もっと心から楽しめたと思うんですが・・・。
（ある程度は、雑誌などから情報を得ていたのですが、ここまでとは・・・）

例えて言うなら、最近のホラー映画って、途中で笑えるシーンを入れることが多いじゃないですか。
凄く怖いと思って見に来たのに、ギャグが入って興ざめ・・・
という感じですね。

ここまで読んでお分かりの通り、これは私個人の勘違いからくるガッカリ感であり、ゲームそのものの質、須田氏のゲームに対する姿勢になんらいちゃもんを付けるものではありません。
むしろ正統派のアクションばかりより、こういった変化球があった方が選択の幅が広がるし、ジャンルとして健全だと思います。
ただ、私は・・・ちょっとついて行けなかった・・・残念。