ナイツ 〜星降る夜の物語〜 レビュー
発売元 | セガ(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/12/13 |
価格 | 7,140(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | ![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 | フライングアクション / 1〜2人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
■グラフィックス
ミッションプレイ中は、思い入れによって美化された記憶の中のSS版のイメージが、ほぼ画面上で達成できていると思う。HD世代のグラフィックを知った今となっては最高とまではいえないが、期待を裏切るような場面は少ない。
■音楽
良い。さすがのクオリティ。効果音一つとっても、音がナイツのイメージを崩す場面は皆無。むしろ曲に助けられてる感が強い。曲自体も文句はほとんど無いのだが、前作に比べて癖が無く、前作の音楽の印象を上書きできるほど新鮮な驚きが無かった点でマイナス1。しかし、最後の最後の一曲は、演出も相まって前作に勝るとも劣らない素晴らしさだったと思う。看板曲の1バリエーションといえばそれまでだが、あれを聞かずして星降る〜の音楽は語れないと思う。
■演出
前半こそ、前作や記憶の中のイメージとのギャップに違和感があったが、ベルブリッジ以降は格段に良くなり、完全クリアを見る頃には、演出に対する印象はすこぶる良くなった。あの後半を作るセンスがありながら、なぜ全編でそれがなされなかったのかと思うと残念でならない。
BAD/REQUEST
■グラフィック
要所要所のストーリー映像が、ムービー再生なのか非常に粗く汚い。要所でフレームのガタつきも見られる。オープニングなどで使用されるような高品質ムービーよりは、ゲーム中の映像と違和感無くなじんでいるとは思うが、リアルタイムで処理できない内容には見えない。Wiiの性能上の問題なのだろうか。
■オリジナリティ
他に似たようなゲームがないという観点からすれば、ナイツである時点でオリジナリティはソコソコにあると思うが、前作から劣化こそすれ進化は感じられない点はいただけない。
ミッション制など、新たな試みを盛り込もうという意欲は伝わってくるが、あれもこれも欲張りすぎた結果、ナイツの突出したオリジナリティがかえって失われてしまった感が大。幕の内弁当的な方向へ向かわず、もっとファーストナイツのもつ爽快感を洗練させる方向でオリジナリティを出してほしかった。
Aライフの独自性も本編と分離された結果、単なるおまけの箱庭育成ゲームのようになってしまった。
■熱中度
各ミッションの目的があまりにも限定的で、熱中というより作業的な感が強く熱中できるポイントは少ない。あれをしろこれをしろとフクロウオヤジに押し付けられるため、前作のように気ままに遊ぶナイツの爽快感がほとんど無い。
そもそもミッションはチェイスだけをストーリー上の本筋として、他はサブ的な位置付けでよかったのではないだろうか。ストーリーを語る上でとってつけたような徒歩ミッションをナイツのファンは求めていたのだろうか。無理やりな演出をつけてまでボスと2度対戦することで本当に面白みはましているのだろうか。
私はそれらがかえって全体のバランスや流れを崩し、熱中度を著しく削いでいるとしか思えない。
また、繰り返しあそばせるための仕掛けも、ゲーム本編ではなく、マイドリームや、しずく集め、真のエンディングなどの付加価値によるところが大きく、システムそのものの熱中度によるところではない点は、前作との大きな差だと思う。せっかくのランキングも更新が面倒なため、個人的にはやりこむ気になれなかった。
■快適さ
ロードははっきり長いと感じる。
またミッションに失敗するとムービーパートまで戻されるのに、ムービーがとばせない仕様も何とかしてほしかった。
が、私にとってはそれよりもコントローラーによるストレスが大きかった。マルコンそのものを望むことは出来ないのかもしれないが、Wiiはどのコントローラーもアナログスティックに8方向の切り欠きが入っているため、慣れるまではまったくイメージどおりにナイツが動いてくれず、やり始めで一度投げ出してしまった。開発陣もそれを承知の上で各種コントローラーにこれでもかというほど対応させたのだとは思うが、結局はどれもマルコンの操作感には届いていない。結局コンバーター&PS2純正パッドのスティックを使用することである程度解消できたが、ナイツの快適なプレイにはマルコンが欠かせないということをあらためて感じた。
■演出
前半、リアラの姑息でカッコよさのかけらも無い振る舞いや、英語で喋りまくるシーンがどうにもイメージと違いしっくりこなかった。
■難易度
操作も含めて敷居はあいかわらず高いと思う。システムがわかりにくいのも良くも悪くも前作と同様。さらに今作ではミッションによって運頼み的な要素も強く、ノルマのようなミッションを何度も繰り返すという苦行を強いられる場面が何度かあった。
COMMENT
■使用コントローラー:クラコン→コンバーター&PS2純正パッド
■満足感など。
個人的に非常に思い入れの強いゲームであるため、結局私自身の今作の評価は「いかに前作のイメージに近いか」ということに集約されてしまったが、なんだかんだ言いつつも、今となってはやってよかったという印象の方が強い。
ただやはり英語のしゃべりだけはやめてほしかった。前作の「語らずとも語る以上に伝わる」手法の方が感情移入も出来たし、キャラクターもひきたっていたと思う。しゃべったことによってキャラのイメージが具現化され、第3者的な視点でゲームを俯瞰する感が強くなってしまった。
あれもこれも盛り込んだ「やらされ感」の強いミッションといい、語りで補完するストーリーといい、星降る〜は今の時代のゲームの例に漏れず、少々おせっかいすぎたのではないだろうか。
どんどん新しい要素を盛り込まなければいけないという続編のあり方もわからなくは無いが、少なくともナイツの良さはプレーヤーが自らの感覚で感じ取る部分であり、理屈で押し付ける部分ではないと思う。次回作の予定はさすがに無いのかもしれないが、そのときは時代に逆行する勇気を持って、余計なものをそぎ落とし、ナイツと一緒に生き生きと飛びまわれる気持ちよさを極めてほしい。