アイシールド21 フィールド最強の戦士たち レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/03/08 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | スポーツアクション / 1〜2人用 |
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GOOD!
ただのキャラゲーと思うなかれ、アメフトゲームとして、よく出来ている。
瑣末なとこは大胆に削り、アメフトの醍醐味をシンプルに表現できていると思う。
ランは、攻撃側の持ち時間を、守備側が如何に妨害して削りとるか、というもの。
入力勝負(あっちむいてほい、みたいなもの)で、同じ方向を入力できた時に守備側の勝ちになるので、攻撃側が圧倒的に有利に見えるが、入力した方向は相手にも見えるし、出しなおしも出来ない。
だから、攻撃側は守備側に見てから反応されないように、制限時間ギリギリまで溜めて入力しようとするが、溜めすぎて時間切れになれば、大幅に持ち時間減少=ゲイン減少の自滅……この駆け引きが面白い。
パスは、レシーバー選択&タイミング合わせてのスローイング。そして、レシーバーのキャッチング勝負となる。
スローイングまで、守備側はWiiコンを振って持ち時間を削るが、見事削りきったらQBサックになって、5ヤードロスの大戦果となる。
でも、いくら頑張ってリモコン振って、暴投気味にボールをパスさせても、勝敗は、その後のキャッチング勝負で決まる……逆に言えば、どんだけ上手くスローしても、キャッチング勝負で勝敗が決まる訳で。スローの結果でキャッチに有利・不利を作りながらも、最後は反応勝負、というシステムは、パスの不安定さを表現していて上手いと思う。
ここまでの、入力に関するアクション性と、にもかかわらず、10ヤードを4ダウンで攻防する基本的なアメフト、という点で、オリジナリティは5点をあげても、申し分ないと感じる。
更に、キャラゲーとしての性質は、SP技とサポーター技で表現されている。
SP技は、ゲージを使って発動するキャラ固有の技。セナのデビルバットゴーストなどは、これ。
ゲージがある限り無敵なのか、というと、入力勝負に勝たないと発動しない為、入力に負ければ技は発動せず、セナ自身はあっさり潰されたりする。同様に、入力勝負に勝てなければ、スピアタックルが発動しないので、進があっさり無名選手に抜かれたりする(笑)。
サポート技は、ハドルの最中にランダムで発動するもので、ベンチの応援や、ウィッシュボーンなどの作戦陣形を表現している。
体力回復したり、次にランを選ぶと有利になったりするもので、防御側がランを守るか/パスを守るか、と悩ませてくれる。
SP技・サポート技があると断然有利なんだけど、無条件で発動する訳でもない、というのは、対人戦を盛り上げるのではなかろうか。アクション性も含めると、対人戦を大事に作りこんだゲームといえる。
ゲーム全体の満足度は4をつけたいと思う。
BAD/REQUEST
まず、原作を知らない人は、お断りに近い。これは原作ものの宿命か?
アメフト部分はデフォルメされつつも楽しく遊べるから、アメフトを知ってる人なら問題ないかも……逆に、アメフト知らない原作ファンは、ちょっとチュートリアルでルールの勉強が必要かな?
ストーリーモードが、舌足らずな原作再現に終わってるのが残念。特に、ミッションとも、普通の試合ともどっちつかずな試合シーンは、ちょっと、嫌気を誘った。熱中度は3としたい。
試合部分は、もっと徹底的にミッションタイプにこだわって、「ランで10ヤード稼げ!」とかに対して、成功/失敗で物語が分岐して……という形にしてしまった方が、「IF」の世界も体験できて、よかったのではなかろうか。
それでも、挿入される葉柱の号泣シーンなどは、原作を読み直そうと、本棚に手を伸ばさせたりしたのは、原作ものの強みか。
逆に、なんとなく早足に終わってしまった感が強い巨深戦は残念。
一番残念なのは……私には対戦相手が居ないこと。
CPUの相手してても、CPUはSP技を使わない傾向にあるので、それほど難なく勝ててしまうので……もったいない。
対人戦に関して言うと、ルール調整できるのが時間だけというのは不満になるのではなかろうか。
SPゲージの回復量とか、サポート技の出現率とか、エディットチームのポイント数とか、天候・風の強さ(パスやキックの距離に影響)とかも変更できると、対戦の内容に幅が出来たのではなかろうか。
COMMENT
Wiiリモコンのよさが出た、良ゲームだと思います。アメフトを知らない人も「対戦で遊ぶと面白いらしい」ってことで、手を出してみてはどうだろうか……ちょっと辛いか?
次回作の要望を言うなら、やはり、更に多くのチームを。NASAエイリアンズや、太陽スフィンクスも参戦してほしい、ってことです。
そして、サポート技も、もっと充実して欲しい……試合開始前に、試合内で使用するサポート技を選択しておく、というのも、面白いかもしれない。