Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

ゼルダといえば人の盲点をつく謎解きが醍醐味。
今作もそれは健在で、なんで今まで気がつかなかったんだろうと思うことが何度もありました。
そういう驚きと頭の中でカチッとピースが合わさる感覚はゼルダシリーズ独特のものがあります。
ストーリーの後半になると、持ち物が増えると同時にできることも増え、徐々に行動範囲が広くなります。
まさにゲームが面白くなる瞬間ですね。
しかしその反面多くの道具を扱うため、適切なものを選択するための判断力も求められるようになります。
ラストダンジョンはその集大成だといえるでしょう。
そうやってゲームを通していろいろな体験をさせてくるのがゼルダであって、おもしろいところだと思いました。

BAD/REQUEST

個人的に最後の彼は登場して欲しくなかったです。
今作の主人公はリンクでもゼルダでもなくミドナだと思います。
ミドナとザントの行く末が一番気になっていたのですが、最後はずっと冒険を共にしてきたミドナは脇役になってしまい、トライフォース関連の話になってしまった時は残念で仕方がありませんでした。

COMMENT

よくも悪くも従来のゼルダをリアル思考の映像にしただけの作品でした。
他のゲームに比べて比較的おもしろいという言葉はゼルダには似合いません。
ゲームの枠を飛び越えてよくできている、その感動が自分の経験としてしみ込んで残るのがゼルダだと思いますので、そういう想いを込めて、トワイライトプリンセスは大して面白くなかったという評価をしたいとおもいます。