ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2006/12/02 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
●時オカの正当後継作●
『時のオカリナ』をやっていただけに、所々で出てくる『時のオカリナ』から引き継がれている名称やアイテムに思わず感嘆の声を上げてしまう。とはいえ『時のオカリナ』の後の世界で『風のタクト』よりも前の世界という設定にシナリオ的制約に縛られずに、後継作を打ち出しながらも、割り切った新しい世界観とシナリオ展開は、後継作という割にはオリジナル要素が強く、今作で初めてゼルダシリーズを遊ぶというユーザーでもすんなり入り込める様に作られている。
●グラフィック●
PS2を持っていないせいと、GC時代に(リアルなグラフィックをあまり必要としない)任天堂のゲームばかり遊んでいたせいか、リアルなグラフィックに素直に驚いた。これがGCの機能を使い切ったGCの本当の実力なのか…と、実感させてもらった。勿論、これはWiiで改めて作り直せば更なる質の向上が望めるのは確実なので、本当は評価5でも良いのだが、今回は4に留める理由。
●音楽●
これは『時のオカリナ』以降のゼルダしか遊んでいない自分でも、思わず『おぉ!これは!!』と唸ってしまう前作以前の音楽がさりげなく流れるのが非常に嬉しい。これは新規ユーザーにはただの音楽で終ってしまうところを、シリーズ通してのファンに対する最高のサービスだと思った。ただ、個人的にもう少しだけ雄雄しく勢いのある音楽であってほしかったなぁ…と思うのは贅沢かな?
●熱中度&難易度●
相変わらずのゼルダ節というか、1つのダンジョンで『う〜ん…う〜ん…進めん…』と、立ち往生を繰り返しながら、ふとしたヒラメキで謎を解いていく快感が素晴らしい。行き詰った際に、相棒ミドナに話し掛けると、謎解きのヒントはくれるが、これに話し掛けるか否かは、プレイヤーの自由なのも地味に良い。これにより謎が解けない人への救済処置にもなり、あえてヒントを聞かずに己自身の力で謎を解こうとする玄人プレイヤーの2通りに分けられるのだろう。ちなみに自分は全体の2割程はミドナのアドバイスに頼ってしまった半端者(苦笑。
●快適さ&満足度●
リンクのアクションはWiiリモコンとの相性が非常に良く、ボタン操作とは違うアクションするだけの楽しさや、正確な狙い撃ち等『なるほど、だからこんなリモコンコントローラーになったのか』と納得させられた。
BAD/REQUEST
●若干難解な操作性●
リンクのアクションのWiiリモコンとの相性は良いと思った反面、若干ボタン操作の配置に違和感を覚えた。場面場面でAボタンが決定だったり、キャンセルだったり…と、誤操作を誘発しやすい部分があるのが残念。まぁ、これは本来GC用に開発していたゲームをWiiに対応させただけに、仕方の無い部分であるのかもしれない。
●生活観を感じさせるオマケ情報量の少なさ●
これはほぼ(自分が遊んでいる『時のオカリナ』以降の)ゼルダシリーズ全てに当てはまるのだが、その世界に住んでいるはずの人々の描写が薄い様に感じてしまう。進行に必要な人の配置だけ済ませて、それ以外の人々の存在を全く感じさせてくれないのが残念(『ムジュラの仮面』は例外)。
ただし、元々ゼルダシリーズは公式で『アクションRPG』ではなく『アクションアドベンチャー』と銘打ってるだけに、一概に批判出来ないのも確かなのだが…。
COMMENT
ほぼ、文句らしい文句の付けようの無い最高の作品です。
細かい部分で言えば『時のオカリナ』以降、ゼルダシリーズに見られた『明らかにゲーム制のみを最重点に置かれて配置された違和感を感じる全体MAP構成』が、今作では非常に『自然なMAP構成』に変わり、『リアルな異世界』を作り上げてくれたのには非常に感激。ミニゲームの『釣り』に関して言えば、このままソフト1本作っても良いんじゃない?と言いたくなるほどの面白さなのは、太っ腹なのかやり過ぎなのか、若干戸惑う位の完成度なのが任天堂らしいと思った(苦笑。
シリーズ恒例のアイテムもあれば、新アクションを楽しめる新アイテムの登場で、次回作で更なる可能性を感じさせてくれたのも実に良い。
ハード普及率0%から始まる、ロンチということで、ゼルダシリーズにしては売上げは若干厳しい様だが、既にWiiを持っている人へも、これからWii購入を考えている全ての人へも、自信を持ってお勧めできる長く売れ続けて欲しい大傑作。
しかし、元々GCで開発していたとはいえ、ロンチタイトルでこんな名作を出されたら、サードパーティもたまらんのだろうなぁ…と変な心配を遊びながらしてしまった(苦笑。
●オマケ●
Wiiコントローラーの電池は意外と早く切れるので(単三電池2本で28時間プレイ可能らしいが、実際に遊んでいると28時間というのは予想以上に早い)、充電電池を買うことをお勧めします。電池も4本を用意しておくと一番良いです。プレイ中に電池が切れても、次の2本へすぐに交換できるので安心です。
単三電池4本セット(充電器付)で大体3000円程度で買えるので、電池代の節約にもなります。