Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

・まずは、オールスターゲームとして完成しているということ。あらゆる場所に遊びが含まれていて、そのいずれもがひとつの面白さとして成り立っている。徹底的にその点に特化して作られていて、かゆいところに手が届くどころか、こんなところがかゆかったんだと気づかされるほど。
（以下、細かいことを書きます）

・キャラクターが面白い。本当にいろんなキャラクターがいて、それぞれに確かな個性がある。戦闘においても、亜空の使者のムービーにおいても。（スネークの登場は真面目に笑った）ここまでのことが出来るのも任天堂くらいだと思う。

・亜空の使者は、まあそもそもこのゲームそのものがお祭り的なものなので、そういう目でみれば充分満足。ムービーでは、はっとするもの、笑えるものなどもあり、綺麗。FF12並み。
　ゲーム部分では、当たり前のことをやった、という感じ。スマブラに一人用アクションゲームという概念を加えて面白くないわけがない。個人的にふたりプレイが面白い。いままでスマブラで二人といえば対戦しかなかったけれど、協力してプレイするのはなかなか新鮮。シールも面白い。

・音楽はもう最高というしかない。かなり力を入れてやっただけあってじんわり来る曲多数。任天堂ゲームに縁がある方ならああーとつぶやいてしまうこと間違いなし。サントラ買い決定。

・ゲームバランスの素晴らしさ。どんなキャラクターでも、戦い方しだいで、と思わせるのは見事。キャラクターに愛着もわく。
　更に、僕が今回一番感心したのはコンピュータが強くなったということ。１対１でも油断していると時々負ける。これによって、亜空の使者などと合わせて一人で遊ぶ間口がかなり広くなった。

・収集物。最初の頃はキャラクターやステージを、それが終ったらシールやフィギュア、ＣＤを、と。シールやフィギュアはいろんな集め方があり、あまり飽きない。クリアゲッターという指標が示されているのも、目的をはっきりさせるのにいい。

・その他スペシャル乱闘や競技場、何時でもどこでも出来るカメラ撮影などいたるところに遊びが詰まっている。

・ぼくはしないけれど、Wi-fiがあったら更に楽しめると思う。

BAD/REQUEST

・ほとんどない（と僕は感じる）欠点の一番はロードの遅さ。戦闘の前、結構長い時間ロードする。処理落ちとかは一切ないのでそれよりはましだけどやっぱり気になる。

・こういうゲームの宿命として、やっぱり人と一緒に遊んだほうが面白いということ。いいことのほうでも書いたけれど、それと比べてしまうとどうしても。（前作と比べたら格段の進歩だけれど）

・コンピュータが特定の攻撃に異常に弱い。前作からの改善点のなかで残った数少ないもの。使わなければいいということも出来るし、それのおかげで助かったこともあるから一概に悪いとはいえないけれど、若干興ざめ。

COMMENT

勢いに乗る任天堂の本気、見せてもらいました！という感じです。待たされたかいがありました。一人でやっても面白い。誰かと一緒にやればなお面白い。　　
Wiiをもってるなら即買い、誰かと一緒にやるあてがあるならWii買ってまでやる価値はあると思います。
特に挙げる点は音楽。これ聞いてるうちに昔のゲームやりたくなりました。ピクミン3まだかなー。