大乱闘スマッシュブラザーズX レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2008/01/31 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
← 大乱闘スマッシュブラザーズXのTOPページへ戻る
スコアボード
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
-
ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
-
ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
ライトからヘビーまで・手軽にもマニアックにも楽しめる。およそバランスというところではまさに“神”と言ってもいいかも知れない。
クロスオーバーゲームと言うことで、オリジナル作品の個性をとても丁寧に活かしてる。スマブラでサムスを知った人が『メトロイド』を好きになっていった、と言うハナシは良く聞くけど、このXではそういうPRがさらに丁寧で上手になったな、と感じた。
…だってあんな風に画面に犬が現れたからには、誰だって『nintendogs』に興味を持ってしまうでしょう?ステージ構成もそう。『すま村』『シャドーモセス島』『頂上』とかは、オリジナルの空気をとてもうまく出せていると思う。
私的には『コインシューター』がとても楽しかった。DXのフィギュポンはあんまし楽しくはなかったので。
BAD/REQUEST
ただ、私的にはXの方が好きだが、確かに『DXの方が面白かった』と言う声にはカナリのところで頷ける。どこかしっくりこないのは何故かと言えば。
・新加入キャラの性能が今ひとつ:自分にはこれが一番大きかった。鈍重なアイク、接近戦に弱いスネーク(まあ隠密派の彼の特性を活かしてはいるのだけど)突進系が多くて自滅が多いソニック、ネタキャラなオリマー…。バランスを取ろうとした結果なのだろうけど、○○○やファルコンなどと比べると使っていて面白くない。せめてゲスト参加のスネーク・ソニックはもっと使えるキャラにして欲しかった。
・爽快感:これもバランスを取ろうとした弊害かな。一番残念だったのがファルコンの上B・下AがDXと比べると角度が高くなったせいで、使いにくくなった。あとは散々言われてるスピード。別に悪くはないけど、DXからのコアなファンにつつかれる、ってことはお得意さんをないがしろにしてる、てことですしね。
・偏ったキャラ選考:これも人によるだろうけど、デデデや○○○やディディーはかなりマニアックな濃い人選だな、とは思った。私的にはそこよりは『ぶつ森』のブーケとか、折角『ポケモントレーナー』なのだから、色を変えたらサトシ以外の(特に女の子トレーナー)に変えたりとか、FEのシーダとかアイラとか入れたらもっと垢抜けるかな?とは思った。
・『亜空の使者』後半:○○○・メタナイトが出てくる辺りからしつこく冗長になってくる。それでも十二分に面白いけど、明らかにライト向けじゃない。ラストダンジョンは、いっそクリア後のエクストラダンジョンにすればここまで不評を買うこともなかったのに、と思う。ステージも前半はオリジナル作品のオマージュでよかったのに、段々どうでもいいモチーフになってくる。
・オリマーの切り札:アイデアとしては好きだけど、100%回避不能の要素を入れるのは、アクションゲームとしては少し首をかしげる。
・隠れキャラ・CPU挑戦者の『○○○○○○○』と『○○○』が、ちょっと強すぎやしないか?勝てなくてまだ仲間になっていないです。
・ロード:これは私的には気にならなかった。確かに気軽に楽しむのには弊害になるが。
COMMENT
すばらしいデキです。定価以上の価値は確実にあります。ライトからヘビーまで楽しめて、かつここまでクオリティが研ぎ澄まされているゲームは、そうは出てこないでしょう。
ただその上で『…今ひとつ』の感が拭えないのは、ひとえに前評判が高すぎたから、のような気もしますね。豪華なサウンドコンポーザーを集めた『割には』少し大人しくまとまってしまったBGMもそうですし、公式サイトであれだけ大々的にPRした『割には』フタを開けてみればDXの延長線上、というところもそうですし。
そこが、不遇といえば不遇なのでしょうけど、そういった『脚光』がなければ、ここまで売り上げが伸びることもなかった、ということなのでしょうね。