大乱闘スマッシュブラザーズX レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/01/31 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクション / 1〜4人用 Wi-Fi、ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
64、DX共にコントローラが壊れるほどやり込んだ上で本作を購入しました。
■オリジナリティ
個性的なステージでこれまた個性的なアイテムが降り注ぐ中、てんやわんやの大乱闘の末相手を場外に吹っ飛ばせば勝ち、このコンセプトは3作目を迎えた本作でも未だ新鮮。
魅力的な新要素としては、試合の中でさらなるハプニングを呼び起こす最後の切り札、一人でも楽しめるアドベンチャーモード「亜空の使者」、DXの時の個別のモードではなく状態を色々組み替えられる様になり様々な遊び方ができるスペシャル乱闘、離れた人とプレイができるWi-Fi、他にもステージ作りリプレイ撮影等々数え切れない。
キャラクターに関してもセガのソニックやコナミのスネークなど、他社の人気キャラがまさかの参戦、それを抜いても新キャラの数が前作から大幅に増えており大満足のボリューム。
■グラフィック
前作から比べると格段に進化しています、特にステージ「ライラットクルーズ」の背景は必見。
他にもドンキーコングの毛並みのフサフサ感とかアイスクライマーの防寒具のもこもこ感とか色々ありますが、僕がおすすめしたいのはなんといっても「亜空の使者」のムービー。
大作RPGなどに挿入されるムービーと比較しても遜色無いクオリティの高い映像で各キャラクターが実に活き活きとしています。
ピカチュウとサムス、ディディコングとフォックスなど原作ではまず見られない組み合わせで格好良いアクションや漫才みたいなやり取りが見れるのには思わずニヤニヤ。
■音楽
とにかく豪華、この一言に尽きる。
クロノトリガーの「光田 康典」、ロマンシングサガの「伊藤 賢治」、マリオ/ゼルダの「近藤 浩治」等々ゲーム音楽業界に名だたる音楽家が楽曲アレンジに参加しています。
更には一つのステージにつき多数の曲が用意されており、それぞれの曲を自分の好きな出現頻度に調整できるなど至れり尽くせり。
曲は全部で200曲を超え、中には選べる曲が10曲以上設定されているステージも。
選曲もスターフォックスから「エリア6」「戦闘宙域」星のカービィから「ゼロツー戦」「vsマルク」ポケモンから「209ばんどうろ」(別名タマゴロード)更には「脳を鍛える大人のDSトレーニング」等々実にツボを押さえた選曲で大満足。
収録されている音楽の価値だけで6800円なんて軽く超えます。
■熱中度
買ってから一週間ぶっ続けで遊んでますが未だに冷める気配無し。
Wi-Fiがあるので近くに一緒に遊ぶ友達が居ない人も安心、それに今回はCPUが前作よりも人間らしく動くようになったのでオフラインでも十分楽しめます。
他にも様々な特殊条件で戦えるスペシャル乱闘、オリジナルのステージが作れるステージ作り、通常の対戦にしたってアイテムの出現を変えてみたり吹っ飛び率を変えてみたり、とにかく飽きさせない工夫が随所に凝らされています。
■満足度
豪華な音楽陣による編曲の嵐、新キャラ大増量、オリジナルステージ作成、リプレイ撮影、随所にちりばめられた小ネタ等々、少々の不満はあるけれど、そんなの全く気にならなくなるくらいの大満足です。
特に音楽!!
ゲーム音楽好きの僕としてはこれだけで感動して泣けるくらいの満足感があります。
■快適さ
悪い所は下に書くとして、キャラバランスの改善が素晴らしい。
前作では「動きが速く攻撃も強力な軽量級」「重く隙が多いくせに攻撃はそれほどでもない重量級」といった感じで不遇の重量級だったのだが、本作では「素早い動きで攻撃を繰り返し地道にダメージを蓄積させやっとこさの思いで相手を吹っ飛ばす軽量級」「体が大きく隙も多いがとにかく強力な一撃で有無を言わさず吹っ飛ばす重量級」とコンセプト通りの性能に。
軽量級の怒濤の攻めの一瞬の隙を付いてとっておきの一撃をぶちかますのが楽しい、そんな僕はDXからのクッパ使い。
BAD/REQUEST
■快適さ
主にロードとWi-Fiの繋がりにくさ。
ゲームを起動した時、亜空の使者のステージ開始時、ボスバトルなど各種モードを始める時のロードが長い。
長い、といってもPS2やXbox360の標準的なロード時間と同じくらいですけど、前作と比較すればとにかく長いです。
Wi-Fiの繋がりにくさは・・・サーバーの問題なんでしょうか?
曜日や時間帯によって大きく左右されますが休日の夜なんかだと「本当に運が良ければ繋がる」程度の繋がりにくさ。
それでも他の部分で満足してるので全然許せるんですが・・・。
「快適さ」単体で見た場合はやはり2点、キャラバランスの改善が素晴らしかったのと前作には無かったキーコンフィグが搭載されているので+1点して3点です。
■その他色々
些細な事から無いものねだりまで色々。
・たまにキャラが転ぶ
普段は気にならないけど重要な局面で転ばれるとちょっとイラッと。
・ステージ作りにもう少し自由度が欲しかった
スタート地点の設定や上下左右のバーストポイントまで足場(壁/天井)を伸ばしたかった。
作ったステージがWi-Fiで使用できないのも・・・まぁ大変なのはちょっと考えれば分かるけど、なんとか使えるようにして欲しかった。
・コインシューターのゲームスピードをもうちょっと上げる、もしくは調整できるようにして欲しかった。
大量に消費しようとすると結構な時間が掛かるので。
・Wi-Fiおきらく対戦でもう少しルールをいじれるようにして欲しかった。
おきらくコイン対戦、おきらくストック対戦等ルール別のモードを用意して欲しかった。
・キャラが多いので「○○(ゲームモード)を全キャラクターでクリア」の条件がだるい。
単なるわがままd(略
・ネタバレになりそうなんで明言は避けますが「隠しキャラについて」
発売前に新キャラを発表しすぎた感が無きにしもあらず。
まぁ僕は最終的に全員使えるようになるから関係ないと思うんですが。
COMMENT
待ちに待ったスマブラの新作。
何度も言いますが収録されている音楽だけで6800円の価値は軽く超えます。
最後の切り札を使えるようになるスマッシュボールやドラグーンパーツを巡る攻防、そこから生み出される予想外のハプニング、まさに大乱闘。
Wi-Fiでは遠くから飛び道具をひたすら撃ってくる人やらがむしゃらに突っ込んでくる人やら色々な人と出会えて楽しい、できればおきらく対戦でもフレンドコード登録要請出せるようにして欲しかったなぁ。
とにかく楽しさが詰まっているソフトなのでWiiを持っているなら是非!
Wiiを持っていなくとも是非是非!
ちなみにコントローラはGCのコントローラを使用。
色々使ってみたけどやっぱり慣れ親しんだ物が一番しっくりくる。
リモコン+ヌンチャクが思っていたよりも操作しやすかったのでスマブラ初体験の人はこっちでやってみるのも面白いかも。