ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2006/12/02 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
・落ち着いた自然色で描かれる世界がとても綺麗。
目的もなく様々な場所を探索し、
時には主観視点で細かいところを眺めるのも楽しい。
今時の日本人向けファンタジーはもちろん、
ハイファンタジーを好む方にもお勧めできる。
・ダンジョンや地方ごとの個性が色濃く出ており、
後にも書いたが次の舞台に進むのが待ち遠しかった。
それぞれの仕掛けにも特色がよく出ていた。
・最近のゲームには見られない自由度の高さがすばらしい。
地面はもちろんのこと壁や天井など360度の視点と、
多数の道具を駆使して謎を解き、敵を倒して冒険していく。
・Wiiリモコンにより、間接攻撃で素早く狙いを定められる。
・旧作に比べ難易度は下がったものの、
やはり仕掛けを解いたときの達成感や爽快感がこのゲームの醍醐味であり、
今作もそれがしっかりと感じられる。
・変に人物描写に凝って、媚びたりすることがない。
・次の舞台を見たい、光の世界を取り戻したい、新しいアイテムが欲しい。
理由は様々だが熱中度は素晴らしかった。
現在の状態では行けない場所、取れないアイテムを見つけるたびに、
早く行きたい・手に入れたい一心でダンジョンをクリアし、
未開の地や宝箱に一喜一憂した。
・BGMや細かい部分にシリーズファンには嬉しい演出が。
BAD/REQUEST
・難易度はゲーム全体で見ればアクション・謎解き共に難しい部類に入るが、
ゼルダシリーズとして見ると易しくシリーズファンとしては物足りない。
・村・街の作りこみがいまいちである。
もっと小ネタや、本編には関わらないが印象的な人物がいてもよかった。
話しかけられる人物も少なく、会話内容も変化に乏しく種類が少ない。
故郷の村や酒場に集う人物らにも時期ごとに細かい変化がほしかった。
・ミニゲームやサブイベント自体は充実しているが、
旧作のわらしべイベントのようなインパクトのあるイベントがなかった。
・シリーズファンとしては、
ミラーモードだとはわかっていても右利きのリンクに違和感を感じた。
・夜の時間が長く、昼が短いように感じられた。
旧作のように昼夜逆転の手段が無いので、
明るい世界を冒険できる時間を長くしてほしい。
・主人公が勇者というより普通の青年のイメージが強かったので、
もう少し特別な「勇者」「伝説」のイメージを強く出して欲しい。
COMMENT
終盤、ゲームをクリアすることが寂しくなった。
エンディングを迎えた後の虚無感は久しぶりであった。
隅々まで行き尽くし見尽くした後は、
絶対に行けないマップ外にまで行きたくなる。
人死にや臭い台詞からではない感動を味わえるゲームである。
商業主義やキャラクター戦略などの傾向も見られず、
スタッフが精魂込めて丁寧に作ってある。
人気シリーズには必ず古い作品しか認めたがらない古参ファンがいて、
新作が出るたびに叩かれたり評価を落としたりされるものだが、
それでも総合的に高い評価を得ているのは流石である。
今回は難易度が下がっていて新規のプレイヤーにもなじみやすい。
このハードで初めての作品とあって欠点も目に付いたが、
次回もこの路線でより進化したゼルダをプレイしたいと思わせる作品であった。