バイオハザード4 Wii edition レビュー
発売元 | カプコン(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/05/31 |
価格 | 5,040(税込) |
レーティング | D / 17才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | サバイバルホラー / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
■かなり広くなった敷居
難易度が4種類あり、初心者・経験者問わず楽しめゲームランクシステム(プレイ中の行動によって難易度が変動するシステム)によって更に自分にあった難易度でやり終える事が出来ます。
一番簡単なモードでは出現する全ての敵に弾薬を打ち込んだとしても余る位ですしこまめにコンティニューポイントが更新されるのでアクションに不慣れな方や「アクション苦手だけど怖いゲームやりたいよ!」といった女性の方もすんなり入り込めると思います。
■祝?固定視点廃絶
視点がビハインド・ビューになった事で純粋にアクション性を楽しめ、従来の恐怖感を損なう事無く Wii 版独自の臨場感を堪能出来ます。
私も初代からプレイしている口ですが、特に拒絶反応は無く、むしろこのシステムは斬新で好印象でした。
次回作もこのシステムらしいので非常に楽しみです。
■迫り来るペラペラソース
過去のタイトルよりも、アクション性に比重が置かれているので敵となる村人達もそれなりに頑張ってくれます。
過去の敵は全てゾンビ絡みで、ただただ直進してくるだけで味気無いものでしたが今作の敵は知性を有し、キャラクターの側面や背後に回り込んで来るので位置取りも重要になります。
また、彼らは素手で襲ってくるのでは無く、鎌やチェーンソーを振り回し時にはダイナマイト等の遠投武器を容赦無く使い分けプレイヤーを苦しめます。
単純に一つのボタンを押しているだけでは突破出来なくなった点が非常に嬉しいです。
■育成要素導入
今までは突破する為に敵を攻撃するというだけの単調なものでしたが
今作はお宝やお金、弾薬やハーブを敵が DROP するのでアクション RPG 的な育成要素も入ってます。
一見するとバイオの世界観にミスマッチでは!?と思うでしょうが
これがなかなか・・・絶妙に良い味出してます。
■豊富なアイテム!そして自分なりの収納術を活かせるアタッシュケース!
前述した通り、敵を倒すとお金や弾薬といった戦利品が手に入るのですが
それとは別に、マップ中にはお宝というものが隠されています。
(例えば・・・頭上にある鳥の巣を射撃する事で入手出来たり、ガラスを破壊した奥に隠されていたり・・・)
お宝というだけあって高額なものばかりで、基本的にはお宝を売って得たお金をアイテム購入資金に充てる訳です。
ただ、お宝の種類も豊富で、お宝同士を組み合わせる事で更に価値ある物にする事が出来ますし、登場するキャラに関係する物もあるので、コレクションするのも面白いかもしれません。
そして貯めに貯めたアイテムを収納しておくのが、今作から導入されたアタッシュケースなるものです。
アイテム毎にサイズが設定されており(例えば・・・弾薬系やハーブ系なら1×2マス、ライフルなら1×9マス等々)マス目で構成されるアタッシュケースに上手に入れていく訳です。
部屋の模様替え感覚でアイテム配置を楽しめるので「あのアイテムをココに入れれば色彩が良い!」などと本編そっちのけでハマってしまうかもしれません。
■各難易度クリア後のオマケ要素
あんな武器やこんな武器が色々と追加されます。
バイオの伝統となっているあの武器も勿論追加されます。
武器だけではなく、新たに幾つかのモードも追加され
クリア後の引継ぎも勿論あるので何周でも楽しめます。
■思わず笑ってしまう小ネタが満載
有名ではありますが、村人の喋る数々の言葉が別の言葉に聞こえたり(かなりハッキリと聞こえます)条件を満たすと大勢の村人がクルクル踊ったり・・・
そういったお遊び要素を探すのも面白いと思います。
BAD/REQUEST
悪い所が思い浮かばないのですが・・・あえて上げるならば
PROFESSIONAL よりも難易度の高いモードを更に二つ位用意して貰いたかった事位ですね。
あー、後もう一つ致命的な点がありました・・・面白すぎて時間があっという間に過ぎてしまう・・・
褒め過ぎかもしれませんが、こんな所です。
COMMENT
世界的に大絶賛されていたタイトルだけに、かなりの秀逸です。
大抵のゲームはクリア特典を出し尽くしやる事が無くなると飽きてしまうものですが(まぁ、出し尽くす前に飽きてしまうのがザラですが・・・)これは違います。
やり尽くした後でも「手榴弾系だけでクリアしてみよう!」とか自分なりにプレイ条件を付けて何度もプレイしたいと思える程の内容です。
ちなみに、私は Wii 版から入ったのですが、余りの面白さにとうとう PS2 版も購入してしまいました。
(更に余談ではありますが、原点回帰という事で GC 版の購入も検討中だったりします・・・)それだけやりがいのある作品ですので、対応機種を所持している方には自信を持って絶賛出来るでしょう。