小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/03/25 |
価格 | 1,500(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazon最新Wiiランキング 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 【Wii Ware】 国造りRPG / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
【オリジナリティ】
・本格RPGに対極をなす逆転の発想で、国造りすることで冒険者を手助けしていくシミュレーション要素たっぷりの新感覚さにビックリ。
38メガというSFC時代とさして変わらない容量を巧みに工夫した姿勢は次世代ゲームのように見せかけた、次世代【感覚】ゲームのように感じる。
・現代の報告書社会を違和感無くゲームに投影した発想はすごい。
【グラフィック】
・容量故にGQ以下とも取れる部分は致し方ないが、建築中のエフェクトのドキドキ感やキャラのコミカルさで補っているので大きな問題はない。
【音楽】
・耳に馴染み易い寓話的な曲が非常に良かった。
【熱中度】
・当初感じた1日の終わりまでの時間の速さには中毒性を感じた。2週目以降の方が冒険者キャラメイキングの要素が高まり楽しくなってくる。
【満足度】
・1500円でクリア1週目だけで20時間前後はかなりの値打ちである。
【快適さ】
・ゲームバランスも非常によい。ロード時間への苦痛は一切なし。ただ操作性に関してはキャラ移動、全体マップカーソル移動、情報確認画面で不満点が少なからずあった。
【難易度】
・低年齢のユーザーにもいつかプレイしていたら必ずクリアできる仕組み。2週目へのある程度の引継ぎにより、徐々に難易度をあげていける楽しみもある。
BAD/REQUEST
【グラフィック】
・快適さにもつながることだが、建築中や人口密度の高まりに伴う処理落ち、クリスタルあたりのポリゴン欠けは作り手の「笑って許して」な感じがした。
・あと仕方のない戦闘シーンのビジュアルは、報告書にボス戦の一枚絵でもいいから想像力を書き立てる表現をしてほしかったかな?しかも油絵的、絵本的、セピア的な感じで。
【熱中度】
・中盤になってやや慣れてくると作業的になりがちなのをもう少し工夫が欲しかった。
【快適さ】
・冒険者キャラの能力の比較一覧表が欲しかった。あとはやっぱり処理落ちと、
別に話しかけたくない時のパブロフ君の位置。
・説明書がWiiウェア全体でお粗末なので、いつもは親切なスクエニのチュートリアルでもわかりにくい部分多数
【満足度】
・1500円では充分な満足度だが、弱冠1週間後という異例の追加配信の速さと追加価格の高さは作為的すぎて腑に落ちない。ゆえに4点。
・結局1000円分追加購入(追加種族パック&聖なる祠)はしつつ、個人的な合計2500円でもまだ満足ではあるが、青天井な今後にやや不安と不満を残す。
COMMENT
・不満もそこそこ書いたが、ゲームバランスとシステムの独創性には本当にしてやられてしまった。ただ、追加種族パックの価格の高さが賛否両論を呼ぶだろうが、これらの発想と既存システムを次の正式なパッケージ版につなげる場合にあたっての叩き台にしていってほしく思う。
【あとは不満ではないものの今後の要望点を(追加配信or次回作)・・・】
◆開発施設◆
・チョコボファーム、牧歌的な農場、冒険者同士、切磋琢磨できるコロシアム
・中央のクリスタルを取り巻く露店
◆ジョブ◆
・竜騎士、忍者、召喚士
◆他◆
・Wiiリモコンをうまく利用したミニゲーム
・過去のFF作品からのなつかしゲストキャラ
・気候性、行事、他国&他プレイヤーとの交流
以上です。次回作にも更に期待します!