オプーナ レビュー
発売元 | コーエー(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/11/01 |
価格 | 7,140(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ロールプレイング / 1〜4人用 ヌンチャク、クラコン 対応 |
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GOOD!
●音楽
崎本氏は基本的に中世物の仕事が多い方なので、
SFである今作のサウンドにはそれほど期待していませんでした。
(同じSFで氏の担当されたグラディウスVが過去作と比べると世界観的に
聞き劣りしたので。過去コナミサウンドの印象が強すぎるせいもあるでしょう)
ですが、今作のサウンドの印象は最高でした。
とてもメロディアスで、SFらしく、素敵です。
●戦闘のテンポのよさ(ただし通常攻撃時)
ドラゴンクエストでいう「たたかう」を選ぶ手間が省かれていてテンポが良い。
貫通の装備をつければ数秒で戦闘を終わらせる事ができます。
あと、ヒット感がアクションゲームばりに爽快です。
ただ、ボス戦はバランスに難ありです。
●街の作り込み
これは予想外に凝っています。
ただ、工業デザイン風味なのでインテリアやデザインに興味を持つ人でないと
理解しづらいでしょう。
このゲームはライフスタイルRPGというだけあって、屋外よりも街の方が総エリア的に広いです。
FF9等の広い街をうろついて浸るのが好きな人には合うでしょう。
ゲームをロジック的に遊ぶ方には町の広さがネックになるでしょう。
●ロード時間がかなり短い
●メニューから常時、買物などが出来る快適さ
買物は専用ポイントがつくのでわりと思い切って利用でき、便利さと共に相乗効果になっています。
●セーブポイントが多い
●会話文がわかりやすく、丁寧
ドラゴンクエストの製作会社だけあって、感覚は似ています。
●イベントがなかなか面白い
イベントNPCがイベント進行状況によって様々な場所に移動するので、
それを推測しながら見つけ出し、トモダチ度を上げていくのが楽しいです。
↑の点はイベントのおつかいっぽさを多少緩和してくれています。
イベントのテンポもよく、キャラクターも立っています。
フラグをどんどん埋め、イベントを征服していく感覚が多分に得られます。
BAD/REQUEST
●カメラ視点
オプーナたちは小さいのですが、それにあわせてカメラをやたら低くする必要はなかったかと。
●少々パワーゲーム的な戦闘バランス
戦闘が速く済む反面、少々大味です。
防御やアクティブになったキャラが複数になった時、キャラ切り替えがないのも難点。
戦闘制限タイマーは正直いらないと思います。
●魔法(フォース)のインターフェイス的な使い難さ
魔法をたくさん用意するより、効果別に絞ってそれぞれのレベルで強化する方がよかった。コマンドを選ぶ手間もかかり、名称からも効果が想像しにくい。
●攻撃準備(ため)中に味方のHP表示が消える
邪魔なのは分りますが、表示位置を調整すればそれで済んだ問題だと思います。
●ボンボンの似たような独自パラメータ
つやや硬さなどの同じベクトルのパラメータが無駄に複数あり、結局強くなるのか弱くなるのかが買う前に参照できない
●ライセンスの報酬
報酬が特殊能力などではなく、主にオプーナの数値アップという点。
特定のライセンスがメインシナリオ進行や特定イベントの発生に必要なのですが、
それ以外のライセンスは時間をかけて達成してもステータス数値アップのみで
報酬としてはタイミングによってはガッカリだと思います。
※例えばクリア後に
これらをやっても芸術性等、既ににお飾りなステータスが上がるに過ぎない
●屋外マップの作りの粗さと、カメラ回転が出来ない点
街の中とは裏腹に、屋外は背景の粗さが目立ちます。
植物などにポリゴンのカキ割り感が強い。
屋外のみカメラ回転がない事に関しては、製作側の都合が出すぎています。
ユーザー側からしてみれば、主人公が人間でありながら屋外で周りを見渡せないのは都合の押し付けにしか感じないのです。
ただ、道の分岐は激しくないので、ゲーム的には支障はそれほどありません。
COMMENT
このゲームを遊びながら、
外見からは想像がつきませんが、SF的な世界観がメインストーリーにしっかり絡んでいて、ファンタシースターのような雰囲気を持っています。
詳しくは言いませんが、ストーリーはSF小説などで過去に流行った内容です。
プレイヤー交代劇もあり、やることも同時に複数あるので、
中盤からは評価が上がるでしょう。
また、
敵キャラやサウンドは、時にMOTHERを彷彿とさせます。
上に挙げたゲームが好きな方にはオススメできます。
最近やったRPGの中では、イベント関連が面白かった。
SF度は、意外にもファンタシースターよりも上です。
あとは、キャラが先鋭的過ぎたゲームだなぁと思いながらプレイしていました。
これのデザイン的な良さというかコンセプトを理解できるユーザーは、ゲーム、ましてRPGを遊ぶ層には年齢的なものや好まれるものの傾向として、多くは無いはずです。
そこまでリサーチした上で、より多くのユーザーに好みを内包し好まれるデザインにするべきだったと思いました。
キャラクター内面的にも、
よくゲームやマンガに1体だけいる、マスコット的なやつ×3がメインに据えられている印象です。可愛い事は可愛いのですが、×3ともなると、ちょっと。
プレイヤーが並んだ時に起伏が少なく、シルエットも同じデザインベクトルなので寂しいです。
FF12をプレイしたときも感じましたが、
SFなのだから多用な種族がプレイヤーになった方が、らしいと思います。
最後に。使用コントローラはリモコン+ヌンチャクです。