オプーナ レビュー
発売元 | コーエー(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/11/01 |
価格 | 7,140(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ロールプレイング / 1〜4人用 ヌンチャク、クラコン 対応 |
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発売スケジュール
サイト情報
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GOOD!
オリジナリティ
一体どんな層をターゲットにしたのか分からない独特なキャラデザインと、
アクティブボンボンバトルという奇抜な戦闘システムから、
オリジナリティは群を抜いていると評価せざるを得ない。
それがプラスに働いているかどうかは別として。
しかし適当に描いたとしか思えないデザインの主人公たちも、
実際にゲーム中で動く姿を見ていると、だんだん愛らしく感じてくる
ような気がする。
グラフィックス
建物の内装やインテリアデザインのセンスは良い。
色彩も綺麗で、すみずみまで見てしまう。
街の外では細かいところに粗が見えるものの、
美しい自然が十分に表現されている。
いたるところに点在するアート作品も幅が広く、面白い。
何故かダークローグ(敵)のデザインは魅力的に仕上がっている。
音楽
素晴らしい。崎元さんはいい仕事をされた。
アレンジ曲が多いものの、アレンジ自体の質が高いので気にならない。
サントラをぜひ出してほしい。多分ゲームより売れる。
熱中度
サブイベントが非常に多いうえ、
ダークローグブック、レアアイテム、ことば辞典などやり込み要素も盛り沢山。
満足度
キャラデザインとは裏腹に設定はしっかりしており、
ストーリーに目新しさはないが、安定して面白い。
グラフィックなどから優しげな雰囲気をかもしつつ、
序盤から何処か得体の知れない不気味さを感じさせられる。
また、伏線の張り方がくどくなくていい。
街の人との会話に今後の展開を匂わせる様なものがあり、
そうなったら面白いなー、と思っていると
その通りに物語が展開してくれるので嬉しかった。
ところどころにある小ネタも面白い。
最初は「だから何なんだ」と思った戦闘も
ボンボンを貫通させられるようになってから面白くなってくる。
オプションやコーティング(装備)も豊富で、
組み合わせによってとてつもない強さを発揮できる。
快適さ
ロードが非常に速い。
探索→戦闘→探索の流れがとてもスムーズ。
難度
前半は簡単な戦闘も、
後半にかけて手ごたえのある難易度になり、GOOD。
BAD/REQUEST
グラフィック
NPCのキャラグラフィックが粗い。
さらに種類が少ないため、使い回しが目につく。
名前持ちのトモダチキャラと全く同じ見た目のキャラが
その辺にうろうろしているのはどうかと思う。
挙句の果てに同じグラフィックのトモダチが2人いたり。
色ぐらい変えればいいのでは。
音楽
バトルが終わるたびフィールドの音楽が最初から。
熱中度
サブイベントのミニゲームに幅がない。
ほとんど選択肢を選ぶだけ。釣りも普通の戦闘と同じ。
また、街の人との会話のバリエーションがもっとあればと思う。
満足度
クリア後のおまけダンジョンや隠しボスはほしいところ。
快適さ
視点が悪い。おそらく今作最大のネック。
カメラが主人公に近すぎるうえに妙に低いため周りが見づらく、
さらに調節しても勝手に戻る。
砂浜のある街では手動で動かすと主人公が画面から消える。
主人公を見失うカメラはICO以来の衝撃である。
街の外では今度は視点が回せなくなり、カメラ位置もおかしい。
人によってはかなりストレスと思われる。
街の構造に合理性がない。
エレベーターが何故か1階ごとにしか移動できず、イライラする。
また意味なく行き止まりが多いため、行ったり来たりを強要される。
芸術の庭が一周できない意味が分からない。歩道橋くらい作ろうぜ。
加えて地図がやる気ないため、迷いやすい。
故に、街を行き来するスカイポッドに乗りに行くのが少々億劫。
代替手段であるムーブパック(特定の場所にワープするアイテム)も
使える場所の制限が厳しすぎるうえ、
アイテムリストでページ飛ばしができないため、選ぶのに時間がかかる。
会話時に「はい いいえ」が何を肯定、否定しているのか分かりにくい時がある。
バトル周りがいささか不親切。
・敵の出現体数が多いためターゲット切り替えに時間がかかり、
その間一方的に攻撃されることになるが、
リモコンの上下キーでは永遠にターゲットにできない敵がいたり、
初期ターゲットがいつもリルボム(トラップ)になっている。
・行動キャラの順番交代はあって然るべき。
・一度ボンボンにエナジーを溜め始めるとキャンセルできない。
あと幾つかバグ的なものがある。
・イベントの進行と噛み合わない会話の存在。
・日数経過が進行条件のイベントの一部がベッドで寝ていないと進行しない。
・ことば辞典に登録されていた言葉がいつの間にか消えている。
COMMENT
ゲーム全体の印象はMOTHERシリーズに少し近いです。
ただし、ある程度サブイベントをこなさないとクリアできないので、
ストーリーだけを追う人には向いていないと思います。
悪いところもたくさん書きましたが、個人的にはかなり気に入っています。
正直SFなRPGの中では今までで一番面白かったです。
ほぼ絶望的にあり得ませんが、万が一、何かの間違いが起きて続編が出たら、
確実に買います。