零 〜月蝕の仮面〜 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/07/31 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
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タイトル概要 | ホラーアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
一応零シリーズ体験者です
・音楽 BGMはプレイ中あまり気にならず、ゲームに入り込めるのが素晴らしい。イメージソング、ED曲ともに○。天野月子さんの活動停止がとても残念。
・グラフィック 細かく作られていて素晴らしい。最初のOPシーンでは指のしわまでえがいてあることに驚愕。廃墟の重層な感じと登場人物のそこにいるという実体感は異常によくできている。
・ストーリー キャラクターそれぞれの考え、葛藤などあらゆる思惑の中でどう話が進むかとても興味がわく仕組みになっているのはかなり高評価である。
・キャラクター 主人公達も変な性格でないし、感情移入ができる方だと思う。特に流歌の衣装はデザインチックで斬新的。
・満足度 クリア後の特典が多く、非常に興味をそそられる。画像集にある一枚絵も綺麗。
・その他 咲く、月幽病などのキーワードがいい響きを持っていていい。謎解きも難易度は高くなく詰まることがない。病院を舞台に取ったのはなかなかいい。
後、もちろんいわずもがな、怖すぎ。
BAD/REQUEST
・音楽 上記のとおり自然ではあるものの、印象に残らないのは残念。むしろ無音とかももっと入れていいと思う。
・ストーリー 明らかに不消化を起こす。たとえば霊石灯に関する時間軸など。あと中盤〜後半にかけて事実が明らかになったり、新しいキーワードが出てきたりして、無理やり詰め込んだ感が出てきてしまっている。
・キャラクター 衣装は斬新でいいと書いたが、それが裏目に出てしまうかもしれない点がある。私自身、時代設定が1980年代だとは知らなかった。あと歴代キャラの入り込む余地は少しだけでもあった方がいいと思う。
・操作性が悪いのはほかの記述があるので特には言わない。なお、バグの件も同じく。
・一番気になるのが、心霊現象である。3作目では自宅パートのせいか浮遊霊でも怨霊でもない俗称ビビらせポイントがわかりづらすぎる。これは前半後半に適度に散らばっていてほしい(でないと緊張感が薄れる)。代用として手を伸ばす行動に時々ビビりテイストを加えてるつもりなのだろうが、その手もよけれるようになればただのアイテムなのでビビらなくなる。
・描写があってもその執拗さにかけるのは非常にもったいない。感情へあと一歩まで迫っているのに、ストーリーも良いのに、もっと感情表現をムービーなどで多彩にしてほしい。文章だけでは説明で終わってしまう。零の3作目のような迫るような感情がほしかった。
・あと、ところどころ出てくる手記はいつ書いたのかわからない。
・ゲームとはいえ何の荷物も持たずに無人島にはいかないかと。バッグくらい下げさせてあげればよかったと思う。
COMMENT
手を伸ばすというアクションは最初かなりドキドキしたし。ストーリーも細密に練られていて魅力的。
間違いなく良げーではあるが、ストーリー好きなら3作目の方が感傷的、難易度なら二作目の方が手ごたえがある、とどっちつかずになってしまったのは惜しいところ。
ただ怖さでは負けず劣らずなのでホラー好きには声を大にして勧めることができると思う。
グラフィックの綺麗さは零の中で間違いなく一番。深い表現も多く、だいぶ完成されたシリーズであるので、ちょっとしたミスがかなり目立ってしまうのは仕方ないし惜しいと感じた。