大怪獣バトル ウルトラコロシアム レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/10/16 |
価格 | 6,090(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 怪獣激突アクション / 1〜2人用 |
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GOOD!
アーケード版『大怪獣バトルEX』を家庭で楽しめるということがこのソフトのある意味全てでもある。
現在では大怪獣バトルは『NEO』となってゲーム内容に大幅に仕様が変更されているので、『EX』ルールでの大怪獣バトルをもう一度プレイできるのが嬉しい。
グラフィック、音楽もアーケード版と殆ど大差ない移植度。
※登場怪獣
EX以前の怪獣は全て使用可能。
また『NEO』で使える怪獣の一部や未だアーケード版で参戦していない怪獣も使用できる。
「ウルトラギャラクシー」で登場したあのレイオニクスや光の巨人を怪獣として使えるのは嬉しい衝撃。
※必殺技パワーの仕様変更
必殺技パワーの蓄積が「攻撃成功したターン終了時に1ポイント」から「攻撃1ヒットごとに1ポイント」に変更。
またアーケード版では必殺技は1種のみだったのに対して、蓄積ヒットポイント数に応じて必殺技が変更できる仕様。
これによりあえて必殺技を温存して戦う、相手のガードボーナスの蓄積を避けるために必殺技をバンバン使っていくなどの戦略性があって良。
※激突バトルモード
難易度の低いほうから挑んでいけば慣れていく内に自然と最高難易度でも勝てるようになるし、技バトラーの入手と怪獣の経験地稼ぎが併行して行えるのでやり込める要素だと思う。
※バトルチームカスタム
戦闘前、コンティニュー時など色々なところでも自由にチームが変更できるのは便利。
「レイオニクスチェーン」により同じ怪獣でもパラメータを調節して、アタック特化型・ディフェンス特化型・バランス型などとある程度自由な使い方ができるのが良い。
※大怪獣データ図鑑
入手した全てのカードが見れるうえ怪獣・スーパーコンボカードは必殺技なども閲覧することができたりするのが便利。
(いちいち見たい必殺技のためにバトルモードをしなければならない、といったことが無いので)
BAD/REQUEST
※アタックチャンス時の攻撃選択
アーケード版では先行入力のコマンド式だったのに対して今回は攻撃時に一回一回入力しなければならないのがやや面倒。
アーケード版で通常攻撃の流れる連撃を眺めるのが楽しかったが、
Wii版では「入力待機→攻撃→又入力待機…」と攻撃も単発になり、見ている分にもやや退屈。
また色ボタンの三色から左右方向の二択に減っているのもパターンが少なくて若干不満足。
攻撃回数を5回から3回に減らしたのは上で紹介した必殺技パワーの蓄積の関係や、アーケード版で問題だった過剰なガードボーナスの蓄積やパーフェクトガードを排除しているなどの面から特に問題無し。
※ストーリーモード
後半の難易度が高い、と言うよりは不親切。
特に末期で行われる連戦するバトルは技カードを使うと以降の試合ではもう使えない、ファイナルラウンドで瀕死になった体力が次の試合で回復しないなど相手のガード率が高いのも合わさって強烈な難易度に。
その上そういうステージに限ってコンティニュー時のヒントは「君なら勝てるはずだ、頑張れ」…って、そんなヒントにもならない雑言は要らない。
ただSランクに入るまではやや簡単〜普通程度なので総合的には「難しい」ぐらいで。
※以下細かい不満点
・Wiiリモコン以外のコントローラーが使用できなかったこと。
・バトルコロシアムモードが振る操作でしかできなかったのが自分にはちと厳しかった。(技バトラーのコンプリートではトーナメントを何回もクリアする必要が有るので特に)
・チーム名などの入力文字数が少ないこと。あと英数字使わせてくれ。
・時期的にNEO2弾の怪獣を登場させるのが難しかったとは言え、せめてアーマードメフィラスとスーパーヒッポリト星人は加えて欲しかった。
(超ヒッポリトはNEO1弾、アーマードメフィラスは7月頃から参戦していた)
・技カード使用時の怪獣の動作リピートがあまりにも頻繁すぎて若干気になる。
(特に鳴き声を発するタイプは頻繁に鳴り響いて違和感を感じる)
・怪獣カードがレベルアップによる置き換え制となってカード数自体は減ったため、コンボが殆ど揃えられない。
また技カードの発動タイプが固定されてしまうのも残念。レイオニクスチェーン同様ある程度調節できたら面白かったかも。
COMMENT
初代「大怪獣バトル」からのファンの意見なので熱中度・満足感には若干贔屓目が入っていると思います。
ウルトラ怪獣ファンで、怪獣や宇宙人がCGで動いているのを見るだけで楽しめる人には是非プレイしてみることをお勧めします。
そして月並みな意見ですが次作では「コロシアムNEO(仮)」、または「ファイティングエボリューション」の次回作を期待してます。