悪魔城ドラキュラ ジャッジメント レビュー
発売元 | KONAMI(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/01/15 |
価格 | 6,980(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 3D対戦アクション / 1〜2人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
○レビュアー情報
SFC「悪魔城ドラキュラ」から入ったシリーズファン。
月下の夜想曲以降の探索シリーズに入ってからは収集も楽しみつつも、どちらかと言うとアクション難度の高い方に惹かれる傾向があります。
3D格闘ゲームの経験はほぼ無く、対戦アクションはやり込みはしていませんがスマッシュブラザーズシリーズをパーティーゲーム的に遊ぶことはよくありました。
●グラフィックス
基盤となるデザインの好みは別として、モデリングやテクスチャのレベルという意味では現状のWiiソフトの中では悪くない方です。小畑健先生のイメージイラストをなかなかのレベルで再現出来ていると思います。シリーズ初プレイの方、小畑健先生のファンの方に向ける評価としては「4点、良い」の評価を与えられると思います。
●音楽
シリーズを代表する音楽や出展キャラクターをイメージして作曲された音楽のアレンジ楽曲がメインとして使われており、いずれもオリジナルのイメージを崩さない素晴らしいアレンジがなされています。音楽面は間違いなくファンに向けた「お祭り作品」と言えるでしょう。新規の方でも聞き込めばハマリ込む良曲揃いだと思います。
●熱中度
wi-fi対戦は熱中できます。やはり対戦ゲームは人と戦ってナンボです。
これだけなら「4点、良い」の評価をできますが、下記一人用モードの件と併せ、
総合の評点は「3点、少し良い」とします。
●満足感
フィールドのギミックやキャラクターの台詞など、シリーズファンに向けた演出もそれなりにあります。
●快適さ
あまりこの操作でプレイしている方は居ないようなのですが、リモコン+ヌンチャク操作が思ったより快適でした。振ると言っても勿論大振りする必要もないので操作に混乱して無駄に振り回す可能性があるプレイ初期以外は大して疲れることもないと思います。リモコン+ヌンチャク操作、オススメです。
●難易度
正直なところ対戦アクションというより格闘ゲームですが、標準の難易度(ノーマル)でプレイする限りではこの手のゲームになれていない人でも十分に一通りクリア可能なだけの親切な難易度になっているとは思います。
難しい方は・・・アクションと違いどうにもCPU戦を難易度を上げてプレイする気が起きないので評価できません。点数上は「普通、2点」としておきます。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
ファン視点で言わせて頂きますと、お祭りゲームなのに元のイメージをあまりにも軽視したデザインを可としたのは納得がいきません。
ドラキュラシリーズはこのジャッジメントに限らずストーリー的に繋がる本編であってもイラストやイメージが一定しないシリーズですが、「お祭り」と銘を打った以上はその出展作品のイメージを汲むべきではないでしょうか。小畑健先生が嫌いというわけではありませんが、これでは「悪魔城ドラキュラのお祭りゲーム」ではなく「小畑健先生のオリジナルキャラクターが戦う対戦アクションゲーム」です。この点を考慮し、個人的な評価は「3点、普通」とさせて頂きます。
●熱中度
wi-fi対戦の熱さの反面、一人用モードの数々は退屈です。
難易度ノーマルでしかプレイしていませんが、CPU戦は基本防御をして反撃で殴り返す、
それを表向きの条件を変えたモードで繰り返すだけです。
対戦ゲームですからCPU戦はパターンやハメポイントを探すゲームになってしまうのは
仕方ありませんが、メリハリが無いのであまりやり込む気にもならないのが本音です。
●満足感
一人向けのモードのファンサービスが少なめなのはやはり致命的です。例えばストーリーモードの演出ですが、各キャラクター固有の会話が用意されてるのは3人程度であとは淡白なものです。その固有の会話も全てその場に立ったままで行われ、長さとしては会話が3、4往復する程度の質素さで、特に演技やムービーが差し挟まれることもなく、非常に寂しい出来になっています。
その他アーケード、キャッスル、サバイバルなどモードは多彩ですが基本的にやることはストーリーと大差ありません。
格闘ゲームが好きで、かつCPUを相手にタイムアタックや勝ち抜き数を一人でストイックに突き詰めるという楽しみ方ができる方には楽しめるのかもしれませんね。
●快適さ
各所で問題提起されていましたがやはりカメラに問題があります。
キャラクターが前後の位置に並ぶようにカメラが回ることも多く、お互いの状況が分かり辛くなることも多々あり、またフリーランの特性とそのカメラの問題ゆえか、全く見当違いの方向に攻撃を行うことも少なくありません。
あまり問題にはなりませんが、巨大モンスターと戦う時は敵の後ろに回るとキャラクターが完全に隠れるのはむしろ当たり前の状態です。もう少し練って欲しかったポイントですね。
それとキャッスルモードですが、ゲームオーバーになると以前セーブした状態まで戻されることと、クリア済のフロアの前を通るとモンスターとエンカウントすることが非常にストレスになりました。ゲームオーバーになってもクリアしたフロアはクリア済に、モンスターとのエンカウントは無くし、「サブウェポンで止め」系の条件の為に任意でモンスターとは戦える、くらいの仕様で良かったのではないかと思います。
COMMENT
ファンアイテム、ドラキュラのお祭りゲームとしては低い評価です。
ジャンルも「3D対戦アクション」と公式では書いていますが実質は「格闘ゲーム」です。
wi-fi対戦ソフトに餓えている、wi-fi対戦ソフトのレパートリーを増やしたい、小畑健先生の大ファン、ドラキュラシリーズの音楽が大好き、そんな人にはオススメできます。
見直すと酷評をしているようにも見えますがソフトの内容自体はそこまで劣悪ではなく、一人プレイの退屈さを克服できる環境があれば楽しいとは言えるレベルです。